Twitterマーケティングの成功事例とインフルエンサー起用の効果

Twitterマーケティングについて徹底調査!

インフルエンサーマーケティングとは、TwitterやInstagram、YouTubeを中心に活躍するインフルエンサーを起用することで、SNSを利用している若い世代を中心にターゲットとし、購買意欲を促進することを目的としたマーケティング戦略の一つです。SNSの利用が増えれば増えるほど効果を発揮するため、現代の新しいマーケティング戦略として大きな影響力を持っています。

その中でも、Twitterマーケティングと呼ばれるマーケティング戦略は、SNSの中でも主にTwitterを利用して購買意欲を促進したり、自社ブランドの知名度を上げたりするなどのマーケティング手法です。インフルエンサーマーケティングを行う上では、Twitterマーケティングの効果を知っておいた方がさらに効果的に購買意欲の促進や知名度のアップなどの効果を得られるでしょう。

TwitterマーケティングはTwitterを利用したマーケティング手法のため、基本的には無料で行えるというメリットもあります。企業にとって非常に使いやすいマーケティング手法だとも言えるでしょう。では、そのTwitterマーケティングはインフルエンサーマーケティングの中でもどのような特徴を持っているのでしょうか。Twitterマーケティングの成功事例や成功させるためのポイント、そしてインフルエンサーをTwitterマーケティングに起用した際に期待できる効果について解説していきます。

Twitterマーケティングの特徴5つ

では、早速Twitterマーケティングについて解説していきます。インフルエンサーマーケティングの一種であるTwitterマーケティングですが、Twitter独自の特徴もありその他のInstagramなどを利用したインフルエンサ―マーケティングとは違う特徴も持っています。Twitterマーケティングを実際に利用する前に、その特徴をしっかり覚えておきましょう。

Twitterマーケティングとは

Twitterマーケティングとは、その名の通りTwitterを利用することで自社ブランドの知名度を高めたり、自社商品に対する消費者の購買意欲を促進させるマーケティング戦略のことを言います。現在、Instagramの国内利用者は約3,300万人ほどであるのに対し、Twitterの利用者は4,500万人を超えるとの説もあり、インフルエンサーの起用にとって大きな購買層の発掘が期待できる市場です。

SNSの中でも利用者が多いだけではなく、シンプルな見た目でコミュニケーションツールとしても優れています。そのため、自社ブランドの発信だけではなく消費者の生の声を収集しやすいという点もTwitterマーケティングが注目を集める理由となっています。

【特徴①】拡散力が高い

Twitterマーケティングの特徴としては、拡散力の高さが最も大きな特徴です。Twitterを利用したことがある人なら「リツイート」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。リツイートは、元のツイートをそのまま自分のフォロワーに対して広める力を持つものです。

そのため、たとえば自社アカウントのフォロワーが100名しかいなくても、その100名全てに100名のフォロワーがいて直接のフォロワーがリツイートをした場合、100名×100名で一瞬で10,000名に自社アカウントの呟きが拡散されることとなります。さらにそのフォロワーがリツイートをする可能性を考えると、ピラミッド方式で1つの呟きが大量のフォロワーの目に留まる可能性が高いことが分かるでしょう。

さらにTwitterには、呟きをそのまま拡散させるリツイート機能の他に、自分のコメントを一緒に拡散させる「引用リツイート(コメント付きリツイート)」という機能もあります。フォロワーの多いインフルエンサーが面白いコメントを付けながら引用リツイートを行うことで、その呟きが多くの人の目に触れ、結果的に元のツイートがバズる(=話題になる)状態になることもあります。

【特徴②】自社ブランドの特徴をダイレクトに伝達できる

Twitterマーケティングを行う場合、ほとんどの企業は自社アカウントの運営は外部ではなく内部の社員数名に委託することになるでしょう。すなわち、会社の社風や自社ブランドの特徴、戦略やターゲット層をきちんと理解している社員を起用することによって、自社ブランドの特徴をダイレクトに消費者に伝えることが可能になります。

Instagramを使ったインフルエンサーマーケティングの場合、商品の紹介をインフルエンサ―に頼む上でインフルエンサ―と商品の世界観に微妙な齟齬が出てしまう事態はどうしても避けられません。しかし、自社アカウントを自社の社員が直接運営し、それをインフルエンサーが拡散させる方式のTwitterマーケティングであれば、消費者に対してダイレクトに企業の意図を伝えることも可能です。

【特徴③】ユーザーとのコミュニケーションも可能

Twitterの特徴の1つにフォロワーとの密なコミュニケーションも挙げられます。Instagramの場合、そもそもが画像や動画を投稿するために作られたツールですので、投稿に対してコメントがあってもそれに対する返信が見づらくなってしまいます。しかし、Twitterはコメントやそれに対する返信を「ツリー形式」によって表示させるので、コメント数や返信数が多くなっても容易にコミュニケーションが可能となっています。

もちろんコミュニケーションしている当人同士だけではなく、やり取りを見ている他のユーザーもコミュニケーションに参加することも可能です。やり取りの中で面白いツイートがあれば、それが拡散されることによって結果的に元のツイートが有名になることもあるでしょう。Twitterマーケティングにおいては元のツイートが有名になる契機は、最初の投稿のリツイートや引用リツイートだけではなく、フォロワーとのやり取りの中にも可能性が秘められています。

【特徴④】リアルタイムな情報発信

こちらの特徴はInstagramを使ったマーケティング戦略でも同じですが、リアルタイムな情報発信が可能なのがSNSを使用したマーケティング戦略の特徴だと言われています。Twitterはアカウントとパスワードさえあれば、いつでも誰でも投稿することが可能なツールです。そのため、フォロワーが多く見ているであろう時間帯に自社のツイートをリアルタイムで発信することも可能になります。

また、Instagramの場合は「インスタ映え」という言葉にも表れている通り、綺麗な画像や面白い動画が求められている側面があります。当然ながら、インスタ映えする投稿をした場合は拡散される率も非常に高くなる一方で、インスタ映えする素材を工面することに苦心してしまうという一面もあるでしょう。

しかし、Twitterの場合は「綺麗でオシャレな画像や動画」よりも「面白くてちょっと笑える画像や動画」や「生の声」の方が求められる傾向にあります。Instagramしか使用していない層に比べて、Twitterのみを使用している層はあまり画像や動画の加工度合いにこだわらず、現場の生の状態を見ることを求めています。そのため、Twitterに投稿する素材を工面することに慣れてしまえば、それほど時間は必要ではないでしょう。

【特徴⑤】炎上リスクがあることにも注意!

SNSを使ったマーケティングを行う上では、炎上リスクのことも頭に入れておく必要があります。中でも、先ほど紹介したようにTwitterマーケティングは拡散力が非常に高いことをメリットとするマーケティング戦略です。もちろん、この拡散力の高さによって自社ブランドの知名度を飛躍的に伸ばすことも可能になりますが、一方で自社ブランドにそぐわない投稿をして炎上した場合のリスクも高くなってしまいます。

ツイート自体はリツイートされても削除することでリツイートを強制的に消去することも可能ですが、スクリーンショットを撮られてしまっている場合は、いくら元のツイートを削除しても炎上をおさめるためには効果がありません。もちろんスクリーンショットによって炎上リスクがあるのはInstagramやYouTubeといった他のSNSを使ったマーケティングでも同じですが、Twitterの場合は拡散力が非常に高くて多くの人の目に留まることから、炎上させようとする人の母数自体が多くなってしまいます。

Twitterマーケティングを使って自社ブランドをPRしていく時には、担当者にネットリテラシーを十分に周知するのはもちろん、炎上しやすい内容や誤解を受けやすい内容は投稿しないようにするなどの細心の注意が求められるでしょう。

Twitterマーケティングの成功事例5選

それでは、実際にTwitterマーケティングをしている企業は、どのようなターゲットに対してどんな戦略を打ち出すことで成功しているのでしょうか。ここでは実際にTwitterマーケティングに成功した事例を5つ紹介していきます。どのような企業が、なぜ成功しているかを見極めてTwitterマーケティングをする際の参考にしていきましょう。

スターバックス


日本の全ての都道府県に出店しているスタバは、メニューが豊富なだけではなく電源やフリーWi-Fiが利用可能なことからサラリーマンを含めて老若男女を問わない幅広い年齢層から支持されているカフェです。全国チェーンのカフェだと主な客層は女性になっているカフェも少なくはありませんが。スターバックスは時間帯によっては男性客の方が多い日も珍しくないなど、Twitterマーケティング以外にも他のカフェとの差別化に成功していることで有名です。

そんなスターバックスのTwitterマーケティングの手法は、新製品やイベントが始まる際の積極的なツイートです。スターバックスは定番商品の他に月に約1度期間限定の新製品を発売しますが、その情報を数日前から積極的に投稿することによって発売日前から消費者の関心を高め、発売日当日を迎える頃には店舗に長蛇の列を作ることも珍しくはありません。

ハロウィンのようにイベント性の高い時期の新製品の場合は、単に商品の特徴を投稿するだけではなく、Twitterのリツイート機能を使って「RTしてくれたらぴったりのハロウィンマスクをプレゼント」とフォロワー参加型の企画を行うことで、リプライ以外の手法も使ってフォロワーとのリアルタイムなコミュニケーションも行っています。

また、スターバックスといえば豊富なメニューやフリーWi-Fi以外にも細かなカスタマイズで自分好みの商品を作れることでも有名ですが、一方であまりスターバックスを利用しない消費者にとってはカスタマイズ方法が難解という欠点もあります。しかし、Twitterを利用して新製品はもちろん、定番の商品に関してもスターバックス自体がおすすめするカスタマイズ方法を周知しているため、消費者を飽きさせずに来店させることができています。

シャープ

企業アカウントといえば、企業のブランドをPRするためのお堅い投稿が多くなってしまいがちです。Instagramに比べて面白い投稿が支持されることの多いTwitterにおいてもそれは同じで、多くの企業が単なる商品やキャンペーンの紹介に終始する投稿をしていることでしょう。

しかし、シャープは企業アカウントとは思えないほどのフレンドリーさが特徴で、そのフレンドリーさによって他企業との差別化に成功しています。フレンドリーに自分の投稿に対するフォロワーのコメントに反応するだけではなく、他社の企業アカウントや有名人にも自分から積極的に絡むことによって、自らのフォロワー以外にも多くのフォロワーの目に自社アカウントの存在を認知させることに成功しています。

特に有名なのはタニタとコラボをしてお互いのロゴを入れ替えるといった、映画「君の名は。」のオマージュをするなどの投稿です。多くのフォロワーがリツイートをした投稿なので、直接シャープをフォローしていなくても目にする機会もあったのではないでしょうか。このようにシャープのアカウントは話題になっているネタへのオマージュや、時には担当者の個人的な呟きがある点でその他の企業アカウントとの差別化に成功しています。

1本満足バー


「1本満足バー」は企業ではなく、アサヒグループ食品が販売している商品の一つです。1本満足バー自体は2006年から販売されている歴史の古い商品で商品自体のファンもたくさんいますが、その1本満足バーの新製品である「プロテイン」が発売されるにあたりTwitterマーケティングを効果的に利用して販売数を増やしました。

1本満足バーのTwitterの新しい広告手法の一つである「ローンチパッケージ」を用いて行われました。ローンチパッケージとは、新商品が発売される時に知名度を上げることに役立つ手法です。まずは「ファーストビューオンリー」という動画広告で商品の知名度自体を飛躍的に上昇させます。次に、そのファーストビューオンリーで動画に興味を持ったであろうユーザーに対し「インストリーム広告」を出すことでターゲットをさらに選定し、その層に向けて「ビデオウェブサイトカード」を配信することで動画をタップすると、その動画の再生を維持したまま商品サイトに遷移させます。

動画には知名度の高いインフルエンサーを起用することで、タレントのファン層に対しても商品の啓蒙活動を効率良く行うことが可能になりました。このローンチパッケージを有効活用したTwitterマーケティングによって、1本満足バーは当初の目標であった売上目標額の前年比105%を大きく上回り、113%の売上を達成したと言われています。

石井マーク


株式会社石井マークは、ここまで紹介してきたスターバックスコーヒーやシャープ、アサヒグループ食品のような企業自体の知名度はそれほど高くありません。しかしながら、多くのフォロワーをターゲットとした投稿によって自社ブランドの地名度を爆発的に伸ばしていく方針ではなく、少数の潜在的な顧客に対してアピールすることで自社ブランドのファンを増やすという局地的なTwitterマーケティングに成功しています。

石井マークのツイートの特徴は、看板や標識などの「誰もが日常生活で目にする機会はあるけれど、正しく意味を理解している人は実はそれほど多くはない」といったものの解説が主な内容です。そういった「見たことはあるけれど知らない標識」は、スマホを利用すれば簡単に意味が分かると思われがちですが、実際は検索ワードが分からなかったり、調べること自体が面倒であるなどの理由でスルーしてしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、気軽に目にすることができるTwitterでそうした看板や標識の意味を解説してもらえることができれば、誰もが「気になるけれど調べるほどではない」という知識に簡単にアクセスができます。そうした豆知識に興味を抱く層に対してアピールすることで、石井マークは自社ブランドの知名度を着実に伸ばしています。

投稿内容も、常に豆知識を投稿するだけではなく季節限定のイベントにまつわる投稿を入れるなど、フォロワーを飽きさせない工夫は欠かしません。企業のTwitterマーケティングの活用法としてはもちろん、個人の利用者が自分のフォロワーを増やしたいと思った時にも真似できる手法だと言えるでしょう。

やしろあずき(漫画家)


やしろあずきさんは漫画家ですが、「ドラゴンボール」や「セーラームーン」といった、いわゆる誰でも知っているような代表作を持っている漫画家ではありません。しかしながら、Twitterを利用したセルフプロモーションによって自らの知名度を高め、自身のブログ収入や他企業とのコラボ、電子書籍の売上額によって月収は500万円を超えるとも言われています。

投稿方法としては4コマを中心とした短い漫画を載せているブログを毎日更新するだけではなく、当日更新する漫画に関連する漫画を投稿した自分の投稿をリツイート(いわゆるセルフリツイート)をすることによってブログの閲覧数を増やし、PV数を稼ぐことで自分の収益としています。また、漫画のネタに関しても当初は日常の面白いネタだけだったものが「ブラック企業あるある」や「自分の家族の面白い話」などの様々なネタを投稿することで、多くのフォロワーを飽きさせずにファンを獲得しています。

スターバックスのような華やかな商品がなくても、毎日の定期的な更新によってファンを獲得することができるという成功事例の一つではないでしょうか。

効果的にTwitterマーケティングを成功させる3つのポイント

Twitterは基本的には無料で利用することができるので、多くの企業が簡単にTwitterマーケティングを始めることが可能です。しかしながら、簡単に始められるからといってTwitterマーケティングが必ずしも期待した通りの効果を発揮してくれるわけではありません。

効果的にTwitterマーケティングを成功させるためにはどのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか。覚えておきたいポイントを3つ厳選して解説していきます。

担当者の選定を慎重に行う

最近は若年層を中心にTwitterを利用する人も増えていますが、個人が趣味として楽しむアカウントを持っていることと、自社ブランドの認知度を高めるためのアカウントを運用することは全く違います。企業アカウントを運営する上では、個人のアカウントと同じような投稿をしていても炎上リスクが全く異なり、企業アカウントの方がすぐに炎上してしまうこともあるでしょう。そのため、自社内部でTwitterの担当者を選ぶ際には、担当者の選定を非常に慎重に行わなければなりません。

ネットリテラシーがしっかりとした社員を選ぶようにしないと、簡単にアカウントが炎上して自社ブランドのイメージを悪化させてしまうでしょう。投稿内容だけではなく、画像を投稿する際には「写り込み」や著作権などにも注意しなければなりません。しかしながら、企業の公式ホームページで簡単に閲覧できる程度の情報を発信し続けていても、なかなか自社のファン以外はフォロワーが増えずにTwitterマーケティングの効果を実感することはできないでしょう。ネットリテラシーを把握しつつ、炎上させないように注意しながらフォロワーの関心を引ける投稿ができる社員を複数名、担当者にする必要があります。

たとえば、Twitterを利用していると頻繁に「誤発注で大量の在庫を抱えてしまったので、消費に協力してほしい」のような投稿を目にする機会があります。しかし、たとえばこの投稿が虚偽であれば売上は一時的に増えても後日バレた時に炎上してしまいます。「消費に協力してほしい」と言いつつ定価で販売していたり、値下げしていても会社の損益となるような額をツイートしてしまっては取り消すこともできません。

炎上商法によって知名度を上げることもできますが、企業アカウントを運営する上ではあまり望ましい方法ではないと考えられています。「個人アカウントで目にして、話題になっていたから真似してみた」のように安易な追随はしない社員を選定するのは、Twitterマーケティングを行う上で非常に重要かつ難しい問題です。

Twitter広告も活用する

Twitterの利用自体は無料ですが、先ほどの「1本満足バー」の成功事例で紹介したように有料ではあるもののTwitter広告を利用する方がTwitterマーケティングの効果が期待できる場合もあります。

Twitterの広告は全てのユーザーに同じものを表示しているだけではなく、Twitterの投稿内容や普段のブラウザを使った検索内容などを元に表示されています。そのため、たとえば家を探している時期には非常に多くの賃貸や分譲マンションの広告を目にしたり、プレゼント目的で特定の商品を調べていると、しばらくはその商品にまつわる広告ばかりが表示されるということもあるでしょう。

そうしたTwitter広告を活用することで、自社ブランドを購入したことはないものの潜在的に顧客となる可能性がある層に向けた訴求力を期待することができます。Twitterを投稿のみで利用する場合と違って費用はかかってしまいますが、顧客層を充実させたい場合には活用してみると良いでしょう。

起用するインフルエンサーは厳選する

Twitterマーケティングは一般的なインフルエンサーマーケティング同様に、自社の企業アカウントで商品を紹介するだけではなく自社の商品を有名なインフルエンサーに紹介してもらうことによって消費者の購買意欲を増幅させる効果を期待することもできます。ただし、その場合はその他のインフルエンサーマーケティングと同様に起用するインフルエンサーはしっかり厳選するようにしましょう。

たとえば、新学期を迎える時期になると電子辞書の売上は増えると言われています。購買している層の年齢層を見てみると40~50代が多いと言われていますが、だからといって40~50代の訴求力の高いインフルエンサーを起用してもそれほど売上への影響はありません。3~5月の時期に電子辞書の売上が伸びるのは、10代の中学生~大学生の子どもに向けて40~50代の両親が購入していることが理由だと考えられます。そのため、電子辞書の売上を伸ばしたい場合には実際に購入している層よりも、その層に対して影響力を与えて商品の選定をしている10代の中学生~大学生の子どもに対して訴求力の高いインフルエンサーを起用する方が効果的でしょう。

このように、購入している層と自社ブランドのターゲット層が乖離しているケースも考えられます。購入している層自体は自社の顧客リストや会員カードの情報によって特定することが可能ですが、その購買層が本当に自分のために購入しているのか、それとも誰かにプレゼントするために購入しているかといったことを慎重に考えて、本当の自社ブランドのターゲットに対して訴求力の高いインフルエンサーを起用するようにしましょう。

Twitterマーケティングにおけるインフルエンサーの効果

効果的なインフルエンサーを起用することで、Twitterマーケティングは大きな効果を期待することができます。インフルエンサーの起用を慎重にすることが必須ですが、ターゲットにマッチングしたインフルエンサ―を起用すると、どのような効果が期待できるのでしょうか。3つの大きなポイントを紹介していきます。

「口コミ感」が高まる

たとえばAという企業が自社の企業アカウントで「A社の〇〇が美味しい!」と呟いても、消費者はそれほど興味を抱きません。「A社がA社の商品を褒めるのは普通のこと」と認識してしまい、消費者のTwitterのタイムラインの中にせっかくの投稿が埋もれてしまうでしょう。しかし、その消費者が憧れているインフルエンサーを起用して「A社の〇〇が好き!」と投稿してもらった場合、消費者は「インフルエンサーが気に入っているのなら、私も〇〇を食べてみよう」という気持ちになります。

このように、企業が自社の企業アカウントで投稿する内容は、どれだけ内容に凝っても「企業の息がかかった広告」であることを否定できません。消費者の興味を惹くことはできても、それほど大きく購買欲を刺激することはないでしょう。それに対してインフルエンサーの投稿は、消費者にとっては「身近な誰かの口コミ」と同じ効果を持ちます。

広告非表示設定ユーザーへの訴求力が高い

Twitterマーケティングを活用する上で、Twitterの用意している広告機能を利用することで「1本満足バー」のように飛躍的に売上額を伸ばすことも可能です。しかしながら、Twitterを見ている時に表示される広告を嫌う利用者も多く、実に半数近くのユーザーがTwitterアプリに課金をしてでも広告を非表示にする機能を使用していると言われています。

有料の広告機能を利用して、広告を表示する設定にしている半数のユーザーへの訴求力を高めるのもTwitterマーケティングにおいては非常に大切です。しかしながら、残念ながらそれだけでは十分にユーザーに対して自社ブランドの魅力を打ち出すことはできません。

その点、インフルエンサーの投稿であれば広告の表示設定に影響されずにユーザーに対して自社商品をPRすることができます。直接的にインフルエンサーをフォローしていないフォロワーに対しても、冒頭で紹介したリツイート機能などといったTwitter独自の拡散力によって商品のPRを成功させることができるでしょう。

今の時代は、Twitterを自分の趣味や仕事のための情報収集を目的として使用している人が非常に増えてきています。そうした人たちにとって、既存の広告は邪魔なものになってしまうのでどれほど魅力的な広告を作成しても目に入ることすらありません。そうした広告非表示設定ユーザーの購買意欲を刺激するためにも、インフルエンサーを起用することはTwitterマーケティングにおいて非常に重要だと考えられています。

購買意欲をダイレクトに刺激できる

いわゆる「口コミ感」が高く、広告非表示設定ユーザーに対しても訴求力を発揮するTwitterマーケティングは、購買意欲をダイレクトに刺激することも可能です。同じインフルエンサ―マーケティングでもInstagramを利用したマーケティングの場合、画像でのプロモーションがほとんどになってしまい、商品の魅力を伝えきれないというケースも少なくはありません。

しかし、Twitterは画像の投稿以外の方法でも商品の魅力を伝えることが可能です。実際に商品を作っている動画を投稿することもできれば、文字のみで詳しく商品の特徴を消費者に対して説明することもできるでしょう。先ほど紹介したやしろあずきさんの事例のように、自分のツイート自体にブログや企業サイトといった外部サイトへのURLを貼付することで、興味を持ったユーザーに対してTwitterの規定である140文字では伝えきれない魅力を伝えることも可能です。

色々な方法で伝えることができるため、Twitterマーケティングは商品の特徴に即したプロモーション活動が可能になります。そのため、他の媒体を使ったインフルエンサーマーケティングよりもフォロワーの購買意欲をダイレクトに刺激することができるでしょう。

Twitterマーケティングはインフルエンサーを意識しながら行おう

無料で行える上に拡散力が非常に高いTwitterマーケティングは、企業自体の知名度が既に高く新たな購買層を求めている企業にとっても、企業自体の知名度はそれほど高くなくて固定のファン層を増やしたい企業にとっても非常に手軽に行えるマーケティング手法です。自社の社員によって企業アカウントを作ることで半永久的に自社ブランドのイメージを発信し続けることも可能です。

しかしながら、企業アカウントの運営だけでは固定のフォロワー以外には自社ブランドの魅力を伝えきれない場合もあります。その場合は、企業アカウントだけではなく他のインフルエンサーマーケティングと同じように強力なインフルエンサーを起用することで爆発的に訴求力を高めることも必要になってきます。

しかしながらトップインフルエンサーを起用するのかマイクロインフルエンサ―を起用するのかなど、今までインフルエンサ―マーケティングを行ったことがない企業にとってはインフルエンサーの起用自体も大きな課題になってしまうことも少なくはありません。そういった場合は、自社の会議だけで起用するインフルエンサーを決めるのではなく、インフルエンサーと企業のマッチングサービスである「コラボマーケティング」を利用してみてください。

コラボマーケティングを利用することによって、今までインフルエンサ―マーケティングを試したことはない企業はもちろん、現在既にインフルエンサーマーケティングを利用しつつも効果を実感できていない企業も効率的にインフルエンサーマーケティングを活用することができるでしょう。