若者のFacebook離れが進んでいる理由は?

世界中の人が実名で登録しているFacebookは世界で最も多くの人が登録しているSNSです。
学校や、企業、就職活動などでもFacebookは多くの人にも利用されています。
しかしながら自分を社会にきちんと見せる、社交の場所になってきてしまったFacebookに対して、多くの若者は拒否感を感じています。
実際、毎日更新したり、友人や恋人、家族との連絡にFacebookのメッセンジャーを使用している人は少ないのではないでしょうか。

今回はなぜ若者は、Facebookから離れていってしまったかをご説明していきます。

Facebookとは?

Facebookは世界的に、最もポピュラーなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のひとつです。
公開当初は日本ではあまり名前を聞くことは少なかったですが、その後日本でも人気になり、国内月間アクティブ率や海外月間アクティブユーザー数は年々増加していて、ビジネス利用のページ数も増えてきています。

Facebookの大きな特徴として、ハンドルネームの使用が一般的だった今までのSNSとは異なり、実名での登録がベースになっています。実態のある個人ベースのつながりが拡大して、現在では企業の利用も当たり前となっています。

しかし登録者数は伸びながらも、登録しているだけの若者が増えてきているのが現状です。

なぜ若者のFacebook離れが増えてきているのか

Facebookがあまりにも世界に広がったSNSになったため社会参画の一つとなってきた背景が、若者の自由な感性を生かせる場所では無くなってきたところが、若者のFacebook離れを深刻化させているようです。
Facebook離れしている理由について、さらに詳しく下記にて説明していきます。

多くの若者がFacebookは義務だと思っている

Facebookは世界中の人が実名で登録しているため、多くの人が友人や知人、ビジネス関連の知り合いとの交流のために利用しています。学校でもFacebookは利用され、就職活動などでもFacebookは利用されています。

もはや自分を社会にきちんと見せる社交の場所になってきているFacebookに対して、多くの若者は義務感を感じてしまっています。

Facebookをやめたいけれどやっていない理由を説明するのも面倒なため、「Facebookのアカウントは持っているけれど多くの場合連絡手段にしか使われていない」というのが現状のようです。

Facebookの情報漏洩

昨年2018年9月にFacebookの情報漏洩したことも原因の一つのようです。
この情報漏洩によりFacebookに不信感を覚える人が増加し、ユーザーの登録数も伸び悩んでいます。
しかし、それでもユーザーの数はどのSNSよりも多く、広告主はFacebookから手を引くことはできないのが現状です。
情報漏洩という重大なインシデントが起こったのにも関わらず、新規ユーザーは増えなくなったものの、既存ユーザーでFacebook退会者は意外と出ませんでした。

他SNSの流行

現在、Facebook以外の他SNSの台頭により、Facebookの利用率は下がってきました。
有名で多くの方が利用しているSNS、TwitterInstagramLINEなどにとって代わられたこともあり、Facebookの更新をする若者は減少しています。

少し年齢層の高い方達なら、頻繁にFacebookのメッセンジャーでやり取りをしたり、自分のアカウントへの投稿をしている人はいます。
しかし、若い世代からするとFacebookは最早放置状態という人が多いです。
投稿は一切せず、仕事などで仕方なく利用しているのが現状です。
友人や恋人関係であるのにも関わらず、LINEしか知らないという若者も多くいるようです。

マクロミルが発表した2019年 新成人に関する調査によると、SNSの利用率は、1位がLINEで96%、2位はTwitter78%、3位はInstagramで60%となっています。Facebookは20.0%で、2013年の調査から見ると上位3位は増加傾向にあるのに対し、Facebookは下降の一途をたどっています。

出典:2019年 新成人に関する調査

Facebook離れを加速させる他SNSについて

Facebook以外の人気SNSはどのようにして人気の地位を確立していったのか、流行していったかについて、ご紹介していきます。

LINE

LINEは、アジア圏で多く使われていて、主に日本、インドネシア、タイ、台湾のユーザー数は1億6400万人と発表されています。全世界では2億1700万人と徐々にユーザー数を伸ばしてきています。
日本国内だけで見ても、ユーザー数は8100万人で、今現在日本では一番のユーザー数を誇るSNSです。
日本人の2人に1人以上が利用していると言われていて、メッセージアプリとしての不動の地位を築き上げています。急速に人々の日常に浸透し、現在はLINEを使っていない人が、周囲との連絡手段で不便を感じることも多いようです。
そのため、LINEを使うためだけにスマホを購入するご年配の方も増えてきています。

現在は世界230以上の国や、地域で利用することができます。音声通話、ビデオ通話やチャットが使い放題となっていることも魅力の一つです。

Instagram

Instagramは投稿画像のビジュアルを楽しむもので、「インスタ映え」と言う流行語が生まれるほどヒットしているSNSです。
写真や、動画が基本となる浅い交流であることや、人脈アピールに利用されないこと、いいねやコメントへの強迫観念もゆるめであることなどが理由の一つでしょう。
Instagramには、オシャレなSNSというイメージがあるのに加えて、若年層にはストーリーズという24時間で投稿が消える機能が好評です。
実はFacebookにもあるのですが、InstagramからわざわざFacebookに移動する理由はないでしょう。

他SNSと違いテキストだけの投稿ではないので、今現在の状況をより伝えやすく、言葉の壁を超えたコミュニケーションが可能です。

Twitter

Twitterは、Facebookより2ヶ月前にリリースされているSNSです。
写真や動画も投稿することはできますが、Instagramとは違い、テキストがメインのSNSになっています。
トレンドという機能があることで、今Twitter内で何のワードが流行っているか、どういった話題で盛り上がっているかがわかります。
非常に拡散力が強く、フォローしていないユーザーとも関わりを持ちやすいことが、人気の理由の一つです。

Facebook離れが進んでいても、今もなお登録者数1位であり続ける理由

Facebook離れが進んでいて、他SNSが登録者を伸ばしアクティブユーザーを増やしている中、なぜFacebookが今もなお登録者数が1位で、一定数の人が利用し続けるのでしょう。
その大きな理由が「広告ネットワーク力の高さ」です。

InstagramはFacebookの傘下

実は、InstagramはFacebookが運営しているサービスなので、皮肉なようですがFacebookの経営的には大成功です。
Facebookのアクティブユーザーは減ってはいるものの、Facebookは多くの会社を傘下においているので、潰れるということはありません。
Facebookで得た情報からInstagramに広告を出す事が可能である限り、広告主はFacebookから離れられません。
広告主がFacebookから離れない現状からして、Instagramでの広告がいかに成果に繋がっているかがわかりますね。

まとめ

Facebookを全くやらないというわけではなく、仕事での利用などの理由から、Facebookへの登録は若い世代でも今のところ行われているようです。
普段から利用するSNSとしてはFacebook離れが加速していますが、若者が離れていくからといって、Facebookの利用を止めたり、若者ウケする投稿を心がけたりすることはありません。
仕事とプライベートが混在するSNSでは戸惑いが多く見らがちですが、Facebookを愛用している方は、プライベートな投稿に介入しないように心がければ、若い世代とも仲良くコミュニケーションが取れそうです。

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