【2020年度】SNS利用目的から考える効果的なマーケティングと最も優れたSNS媒体

SNSマーケティングはもう古い?!各SNS媒体の現在と未来予想

多くのマーケティングに、SNS媒体は積極的に用いられています。SNS媒体を使って大勢に拡散することはもちろん、購買行動を促したり、SNS媒体のみでマーケティング全てを完結させることも可能です。また、各SNS媒体で影響力を持つインフルエンサーも、マーケティングの大きな役割を担っていると言えるでしょう。起用するインフルエンサーの良し悪しによって、マーケティング結果が大きく変わることも珍しくありません。インフルエンサーを起用する際は、信頼できるマッチングプラットフォームを利用したり、自社や商品のターゲット層にマッチした人材を起用しましょう。

このように、SNS媒体及び関連するインフルエンサーは、現在も様々なマーケティング現場で活躍しています。ところが一部では、SNS媒体を活用するマーケティング手法は、「古い」と評価されているのです。流行や経済状況、ライフスタイルなど、多くの最新情報を知りそして反映させなければならないマーケティング界は、状況の変化が速くそして激しいため、SNS媒体が時代遅れになっていたとしても珍しいことではありません。しかし、本当にSNS媒体を活用したマーケティングは影響力を失ったのでしょうか。SNSマーケティングが衰退しはじめたということは、関連するインフルエンサーの影響力も減少しているということになります。

そこで今回は、SNSマーケティングを取り巻く【2020年】現在の様子について、詳しくご紹介していきましょう。使用目的別ランキングや、年代別ランキングなど、SNS媒体そのものに関連するランキングから、SNSマーケティングに大きく影響するランキングまで、詳細に解説していきます。この記事を読み終えた後、本当にSNSマーケティングが衰退し、インフルエンサーの影響力が減少しているのか、個々で判断してみましょう。

利用率80%

世界的に見ても、SNS媒体の利用率は、年々増加しています。新しい媒体も毎年いくつか誕生しているものの、利用率を支えている主力媒体に、大きな変化は見られません。もちろん、日本国内でのSNS媒体利用率及び人数も、海外同様右肩上がりで増加しています。2015年時点での利用者は6,488万人であり、この時点でも利用率は半数以上の65.3%を超えていました。日本でのSNS媒体利用人口は、毎年約300万人程度増加し続けています。4年後の2019年時点では、利用者は7,786万人を突破し、利用率も80%に迫る78.2%となりました。大きな変動なく、この調子で伸び続ければ、2020年末日には7,975万人を超え、利用率も80%を超えると確実視されています。

2022年の予想

今から2年後の2022年時点での、SNS利用者人口及び利用率について、ご紹介していきます。一部で囁かれているように、SNSマーケティングが2020年現時点で衰退しはじめているのであれば、当然2年後の利用率も低下していくと予想できるでしょう。しかし現時点では、2年後の利用者は300万人程度増加し、8,241万人になっていると予想されています。利用率も83.3%以上と、見込まれているのです。利用者人数だけでは、SNSマーケティングが衰退しはじめているとは、言えないでしょう。利用者が多いということは、それだけSNS媒体に接触する人数が多いことを表していますし、SNSで実施するマーケティングに消費者が触れる回数も多いと予想することができます。

しかし、SNS媒体の利用者数だけでは、SNSマーケティングの衰退を完全に否定することもできません。SNSマーケティング全体への接触人数は増加すると予想されているものの、SNSマーケティングが増え過ぎた場合、1社毎の接触回数は減少します。大勢の消費者がSNS媒体を利用していたとしても、SNS上にマーケティングが溢れかえっていれば、各社の接触回数は減少しますし、全く触れられないマーケティングも生まれることでしょう。これからのSNSマーケティングは、今まで以上に質が問われると言えます。大勢が集結し1日に何度も利用するSNS媒体は、これからもマーケティングの場として、積極的に活用されていくでしょう。その中で、どのようにして自社マーケティングを消費者に届けていくのか、個性や工夫がより必要となってくるのです。マーケティングに活用するインフルエンサーも、これまでのようにフォロワーの人数だけに囚われた起用ではなく、質や特徴を理解し採用していかなければなりません。

SNS利用割合ランキング

ここからは、さらに詳しくSNS媒体の現状について、ご紹介していきましょう。SNS媒体は、利用されている媒体の種類はもちろん、年代や性別、利用目的も様々です。それらを深く理解することによって、今後多くのマーケティングに活用できるでしょう。まずは、日本国内におけるSNS媒体別利用ランキングを、ご紹介します。最も利用されている媒体、頻繁に使用されている媒体は何か、近年注目を集めるようになった新規参入型媒体は何かなど、詳しく解説していきます。

LINE・・・77.4%

日本国内で最も使用されているのが、「LINE」と呼ばれるSNS媒体です。日本人の約77%が、使用しています。LINEについて、SNS媒体という認識が乏しい人も、少なくありません。LINEというツールは、実生活で既に繋がりを持っている人との、コミュニケーションツールとして普及しました。それまで電子メールが行っていた役割を引き継ぐツールとして、日本中に広がっていったのです。そのため、インターネット上で繋がるというイメージの強い、SNSとは結びつかず、現在もLINEを連絡手段の1つと認識している人が大勢います。

LINEが普及し始めた頃は、機能面でも連絡ツールという側面が強かったと言えるでしょう。電話番号やIDなど、何かしらの接点がなければ、コミュニケーションを取り合うことができなかったのです。しかし近年では、趣味や趣向から相手を探し、コミュニケーションをとることも、コミュニティを形成することも可能になりました。機能追加により、見ず知らずの相手が発した情報をシェアし、拡散することもできるようになったため、SNS媒体という特徴が目立つようになってきたと言えるでしょう。

また、日本では圧倒的利用率を誇るLINEですが、海外ではほとんど知られていません。アメリカのLINE普及率は、なんとたったの1.3%程度なのです。アメリカ以外の国々である、ヨーロッパや中東でも、LINEの認知度や知名度はほとんどありません。日本以外にLINEを利用している国は、タイや台湾、インドネシアなどアジア圏がメインとなっています。LINEが普及するアジア圏であっても、日本のように利用者が右肩上がりに延びているとは限りません。インドネシアは特に、LINE使用率が急激に低下しています。世界では、LINE以外のチャットツールが、積極的に使用されているのです。

Twitter・・・38.5%

日本国内で、2番目に多く使用されているのが、Twitterです。会話のような短い文章を投稿し、世界へ情報を発信します。日本での利用率は、38.5%です。LINEの利用率と比較した場合、半数程度のため、あまり普及していないように感じられるかもしれませんが、利用者は4,500万人を突破しています。また、日本国内だけではなく、海外でも積極的に使用されているSNS媒体の1つです。Twitterでは、既に何かしらの接点を持つ人物だけではなく、全く接点のない人物とも交流を持つことができます。

2006年に誕生した直後から、海外では順調にシェア率を獲得していきました。日本では、2008年頃から使用が開始され、海外同様に徐々に利用者を増やしていきます。2017年を最後に、公式なアカウント利用数は発表されていないものの、複数の調査により減少傾向にあると予想されています。Twitterでは、個人で複数のアカウントを所有することも容易なため、アカウント件数と利用者数の関係性もあまり意味をなしていないでしょう。

Instagram・・・35.7%

日本で3番目に多く使用されているのが、Instagramです。主に写真を投稿し、コミュニケーションをはかりますが、近年ではストーリーやフィードなど、動画配信機能も充実しています。動画と写真を組み合わせ、個性的な投稿を多数見ることができる媒体です。日本での利用率は、35.7%となっており、Twitterと同等程度の利用者が存在すると考えられています。Twitterの利用者は減少傾向にあるものの、Instagramはほぼ横ばいです。今後さらなる構成的な機能、サービスが提供されないかぎり、大きく増加することはないでしょう。

ちなみに、海外での利用人数は10億人を突破し、今後も緩やかに上昇していくと予想されています。利用人口は、アメリカが最も多く、ブラジルやインドでも好まれている媒体です。1日に約5億回以上も投稿が繰り返されており、マーケティングの場として積極的に用いられている媒体でもあります。マーケティングの場として積極的に用いられていること、1日に5億回以上の投稿があることなどを考えると、発信する情報はより良質なものでなければ、消費者に届けることはできないでしょう。良質なものといっても、作品として優れているか否かではなく、Instagramを利用する消費者にとって優れた情報であるか否かです。各媒体を利用する、消費者心理を深く理解し、マーケティングに取り入れる必要があるでしょう。

YouTube・・・23.2%

YouTuberの地上波テレビ進出から考えると、YouTubeというSNS媒体は大きな影響力を持っていると予想することができます。昨今の芸能人YouTuberデビューからも、YouTubeの勢いが凄まじいことがわかるでしょう。ところが実際のYouTube利用率は、それ程高くはありません。現在の日本では、約23.2%の人が利用しており、Instagramについて第4位の利用率となっています。

また、YouTubeの利用率の算出については、賛否両論存在し、利用率第3位のInstagramよりも、多いのではないかといった意見も見られるのです。YouTubeは、アカウントを登録し、動画を投稿する媒体ですが、それ以外にも使用する方法があります。それは、視聴です。アカウントを登録しなくても、投稿される多くの動画を視聴し、楽しむことができます。アカウントを登録せず楽しんでいる消費者も一定数存在するため、YouTubeの利用率として算出されている数値は、少なく見積もられているのではないかと言われているのです。

海外での利用者数も、ご紹介しましょう。2020年現在、約20億人がYouTubeを使用していると言われています。アメリカでは特に積極的に使用されており、成人の約73%もの人々が活用しているのです。アメリカのInstagram利用率37%と比較しても、YouTubeがいかに普及しているかがわかります。

Facebook・・・21.7%

Facebookは世界的にも有名なSNS媒体ですが、日本ではそれ程普及していません。2020年現在、日本国内でのFacebook利用率は、21.7%です。個人情報を用いて登録しなければならないため、信頼度が高い一方、登録に対する壁の高さを感じるといった意見も見られます。現実世界と切り離してSNS媒体を楽しみたいという世代の人気は、あまり高くはありません。しかし、基本的には1人1アカウントしか登録できないため、他SNS媒体の利用率よりも、正確なユーザー数が算出できているため、実際のユーザー数は他媒体と変わらないのではないかといった意見も見られます。

海外では圧倒的知名度及び認知度を有しているFacebookは、利用者数も27億人以上と圧倒的です。YouTubeを押さえ、世界シェア率ナンバーワンを誇っています。そのため、海外へ向けたマーケティングには、非常に適している媒体です。日本国内では影響力を発揮しづらいFacebookを使い、海外向けマーケティングを実施する日本企業も少なくありません。

Tik Tok・・・8.1%

若年層を中心に、爆発的に普及したTik Tokですが、日本での利用率は8.1%と、それ程多くありません。2019年と利用率と比較した場合、他SNS媒体が横ばいもしくは減少していることに対し、Tik Tokは利用率を約1%増加させています。海外では、約8億人の利用者が存在し、著名人も情報発信や楽しみの1つとして、積極的に活用していました。

しかし、2020年中期頃から、Tik Tokを取り巻く環境が変化し始めます。これから先も順調に利用率を向上させ、様々な活用が期待されていたTik Tokですが、経済や政治の問題から、利用制限もしくは禁止される可能性が高まったのです。実際に、既にTik Tokを利用禁止と定めている国も存在します。日本では、現在も大きな動きは見られないものの、関係性の深いアメリカでは否定論が根強く主張されているのです。今後、どのような使い方になるのか、また利用率はどのように変化していくのか、注目するべきSNS媒体でしょう。

Skype・・・7.1%

最後にご紹介するのは、Skypeです。電話やチャット機能を無料で使用できる、SNS媒体であり、国内外で使用されています。国際電話として活用することもできますが、国外へ通話する際は、別途料金形態が存在し契約を結ばなければなりません。世界人口は、約3億人と言われていましたが、2020年中期から爆発的に増加しました。利用者が急増した要因は、新型コロナウイルスの影響による、在宅ワークの推奨です。国際的に、不要不急の外出自粛が求められ、仕事やコミュニケーションは間接的に行うことが推奨されるようになりました。そのため、無料で通話できたり、テレビ電話で大勢と集合できるSkypeユーザーが増えたと考えられます。今後、新型コロナウイルスと共存するニューノーマルが定着するに従い、ユーザー数はさらに増加していくでしょう。

SNS利用割合ランキング【年代別】

年代によって、頻繁に使用されるSNS媒体には、傾向が見られます。年代別によるSNS利用割合ランキングを知ることによって、世代の特徴はもちろん、ターゲット層に合わせた媒体選びにも役立てることができるでしょう。ここからは、年代別SNS利用割合ランキングをご紹介していきます。どの世代も、最も使用されているSNSはLINEです。そのためここでは、LINE以降の媒体から、詳しくご紹介していきます。世代別の特徴から、SNS媒体の特徴まで、詳細に解説していきましょう。

【10代】Twitter/Instagram/Tik Tok

10代男女の間で、LINEの次に使用されているのが、Twitterです。10代の約80%以上の人々が、利用しています。Twitterの次に利用されているのが、Instagramです。Instagramもまた、若い世代に人気のあるSNS媒体となっています。10代の特徴は、唯一Tik Tokがランクインしている部分です。世代の中でTik Tokの利用率が20%を超えているのは、10代だけとなっています。他世代の利用率は、1~6%程度です。

【20代】Twitter/Instagram/Facebook

20代のランキングは、10代のSNS利用割合ランキングと類似しています。Tik Tokはランクインしていないものの、20代のTik Tok利用率は10代に次ぐ第2位となっているのです。20代ランキングでは、Tik Tokの代わりに、Facebookがランクインしています。20代は、社会人も多くなる世代のため、情報の発信元が特定できる、または信頼度の高い媒体が人気です。また、SNS媒体の利用目的は、20代を境に変化し始めます。誰かと繋がりたいという欲求から、知人の近況を知りたいという、より現実的な目的に変化していきます。

【30代】Twitter/Instagram/Facebook

30代のランキングは、20代と全く同じとなっています。大きく異なる点は、利用率の数値です。20代のTwitter利用率は、69.4%と半数を超えていたものの、30代では43.2%となっています。Instagramも、同様です。20代のInstagram利用率は57.6%と半数を超えていますが、30代では37.1%まで低下します。年齢層の上昇に合わせ、SNS媒体の利用率は全体的に低下していくのが、特徴です。

【40代】Twitter/Instagram/Facebook

見た目としては、40代も30代ランキングと同様です。つまり、20代と40代が使用するSNS媒体に、大きな差がない事を意味しています。しかし数値化した場合は、異なる部分が見えてくるのです。例えば、InstagramやFacebookの利用率は、20代ではそれぞれに大きな差が生じていました。Instagramの利用率は約57%だったのにたいし、Facebookは33.2%です。つまり、20代のランキング上位媒体は、圧倒的人気を誇っていることが分かります。一方40代では、InstagramとFacebookの利用率に、大きな差がありません。Instagramは27.6%であり、Facebookは27.5%と0.1%しかかわらないのです。また、Twitterの利用率も約36%と、それ程かけ離れた数値ではありません。40代のSNS媒体人気は、いずれも拮抗していることがわかります。

【50代】Twitter/Facebook/Instagram

50代になると、ランキングそのものに変化が見られます。10代ではランクインすることもなかったFacebookが、Twitterに次ぐ利用率を誇っているのです。Facebookは信頼性が高いため、年配層に好まれます。X世代以前の年配層は、アナログ環境で育ってきました。そのため、顔見知りではない相手と、間接的なコミュニケーションに抵抗を持ちやすいのです。Facebookは、個人情報を活用してアカウント登録を行うため、他SNS媒体と比較して安全性が高く、信頼できる媒体として認識されています。50代以上になると、よりFacebookにおける信頼度は、高く評価されるようになっていくのです。

【60代】Facebook/Twitter/Instagram

60代やそれ以上の人々について、「SNS媒体を利用していない」という印象を持っている人も少なくありません。しかし、60代では半数以上の51.7%が、何かしらのSNS媒体を活用しています。70代では40.7%となり、80歳以上になると少し上昇し、42.8%ということも判明しているのです。また、60代以上になると、LINEの次に活用されているのが、Facebookになります。Facebookに対する、信頼度の高さが理解できるでしょう。しかし利用率は、TwitterやInstagramと大きくかけ離れているわけではありません。Facebookが22.5%であることに対し、Twitterは18.8%、Instagramは、10.4%です。

【70代】Facebook/Twitter/Instagram

70代の使用ランキングは、60代と同様です。利用率も、それ程大きな違いはありません。他世代と異なる点といえば、LINEの利用率が、はじめて半数以下になっているという部分です。アナログ世代の中でも、特に70代以上は、SNS媒体利用率が全体的に低いと言えるでしょう。また、70代以上の特徴としては、閲覧目的が大多数となっています。自ら進んで、何か情報を発信するというよりは、情報を受け取るツールの1つとして活用しています。地上波テレビや新聞などと、同じ使われ方をしており、他世代のようにコミュニティを形成する目的では使用されていません。

SNS利用目的ランキング

ここからは、SNSの利用目的ランキングをご紹介します。前項で解説したように、SNS利用者の多くが、情報の発信やコミュニティ形成を目的としているわけではありません。目的を理解し、SNSマーケティングの戦略に役立ててみましょう。

近況を知りたい・・・43%

最も多い目的は、知人や友人の近況確認です。SNSは、現実的な交流のない人々と繋がることができる媒体となっています。しかし実際には、現実世界の延長もしくは、補助ツールとして活用されていると言えるでしょう。年配層を中心に、Facebookが活用されている要因は、現実世界との繋がりが最も強い媒体だからです。趣味・趣向で繋がりたいという思考は、限られた人々の欲求ではないかと考えられます。

人と繋がりたい・・・33%

とにかく人と繋がるために、SNS媒体を利用するという目的も存在します。SNS媒体は、大勢が利用していますし、利用者の地域や年代なども様々です。そのため、現実世界では接点のない人々と出会えたり、また交流を持てる部分がSNSの醍醐味だと言えます。しかし、現実世界で全く接触する機会のない、赤の他人と呼べる相手と交流を持ちたいと願っている人は、それ程多くないことが理解できるでしょう。

近況を知ってほしい・・・24%

近況を知らせるために、SNS媒体を活用している人もいます。1人1人に情報発信するよりも、大勢にそして一斉に伝えられるため、情報伝達ツールとして重宝されているのです。この結果は、「近況を知りたい」という目的とも、関連性が強いと言えます。2つの結果から、近況の送受信を行う目的で利用している人々は、全体の67%にものぼることがわかります。近年SNS媒体は、情報収集目的で使用されていると評価されていますが、必ずしもそうではないと言えるでしょう。

写真等を見てもらいたい・・・23%

写真など、自らが作成したコンテンツを見て欲しいという欲求で使用している割合は、約23%です。InstagramやYouTubeなどで、私生活を公開している人々が該当します。自身の情報、作成コンテンツを見て欲しいという欲求は、承認欲求や自尊心の形成などに関連する事柄であり、特段珍しい目的ではありません。

行動記録・・・21%

日記やホームビデオの代わりに、記録として残しておくためのツールとして使用している人もいます。このような目的で使用している人の多くは、鍵をつけ他人が視聴できないように設定していたり、視聴できる人を制限している場合がほとんどです。

仕事用・・・20%

仕事の連絡ツールとして、SNS媒体が用いられることもあります。実際に、面接会場としてSNS媒体が使用されたり、会議室として用いられることも少なくありません。新型コロナウイルスの影響により、このような動きはより活発になっています。近年では、仕事用とプライベート用で、利用するSNS媒体を分けている人も存在します。SNS媒体を複数併用することにより、情報漏洩トラブルや、不適切発言など、関連するトラブルもいくつか報告されているため使用及び管理には、注意が必要です。

他者のリアクションが欲しい・・・17%

他者のリアクションとは、「いいね」や「リツイート」などが該当します。自身の情報、コンテンツをただ大勢に届けるだけではなく、それにたいするレスポンスが欲しいという目的・欲求です。SNS媒体が普及し始めた数年前は、現在よりもより多くがこの目的のために使用していたと考えられます。年齢を重ねるにつれ、誰かに評価されることも、また反応してもらえることも減少するため、SNS媒体がそれらを埋める役割を担っていたのです。近年では、SNS疲れ、依存症等の問題から、減少傾向となっています。

仲間はずれにされたくない・・・5%

非常に少ない割合ではありますが、仲間外れにされたくないがために、SNS媒体を利用している人々も存在します。SNS媒体では、大小問わず多くのグループが作られ、独自のコミュニティとして存在しています。それらコミュニティは、現実に関連するものもあるため、仲間意識や同調圧力から、このような目的でSNS媒体を使用する人もいるのです。近年では、参加したコミュニティから離脱する方法が、積極的に検索されています。

SNS利用目的ランキング【マーケティング関連編】

次にご紹介するのは、マーケティングに関連するSNS利用目的ランキングです。マーケティングに活かせるアンケート結果を、いくつかご紹介していきましょう。

SNS投稿により実際に購入した・・・63.2%

前項でご紹介した利用目的をそのまま参照すると、SNSを活用したマーケティングは、効果が薄いのではないかと考える人も多いことでしょう。SNSを活用する目的の多くは、友人や知人の近況確認であり、消費行動に関連したものが少ない印象を受けます。しかし、SNS媒体のマーケティング効果を裏付ける調査結果は、いくつも存在するのです。

例えば、SNS投稿を参考に、実際に購入したことがあるという割合です。全体の約63%もの人々が、SNS媒体の投稿をきっかけに、購買行動を起こしていることがわかります。日本は特に、良質な物が溢れかえり、類似商品も多数販売されています。それらを選別するため、多くの人々がSNS媒体の投稿を参考にするのです。特に、インフルエンサーと呼ばれる人々の投稿は、消費者に影響を与えやすいことが分かっています。SNSマーケティングでは、より効果を高めるに、インフルエンサーの協力が必要不可欠なのです。

InstagramよりSNOWを利用(10代女性)・・・74%

若者を中心に、積極的に使用されているInstagram。しかし、10代女性に限定した場合、最も使用されているのは、Instagramではないのです。SNOWと呼ばれる、写真加工アプリが積極的に活用されています。2016年5月には、App Storeアプリケーションランキングで、ダウンロード件数1位を獲得しました。SNOWやSnapchatなどは、短時間で履歴が消えるため、「消えるSNS」と呼ばれる場合もあります。SNOWそのものが、他SNS媒体と同様の機能を果たしているというわけではありません。SNOWで作成した写真や動画を、他媒体で共有します。マーケティングで用いる際は、広告を掲載したり、他媒体との併用キャンペーンがおすすめです。特に、10代女性をターゲットとしたマーケティングでは、積極的に活用するべき媒体だと言えるでしょう。

公式アカウントをフォローしている・・・72.9%

各SNS媒体での公式アカウント運用に悩む企業は、少なくありません。マーケティングとして効果的ということはわかっていても、思うようにフォロワーを増やせなかったり、また具体的にどのように活用するべきかわからない場合も多いのです。また、公式アカウント運用に、大きな意味を見いだせないという意見も見られました。まずは、公式アカウントの運用に関する有益性について、解説していきましょう。SNS媒体を利用している人の72.9%が、企業が運営する公式アカウントをフォローしていることが分かっています。フォローする目的は、「有益情報が得られる」「クーポンの取得・利用」「愛用者」といった理由です。他には、「スタンプを入手したい」といった特徴的な理由も見られました。この理由は、主にLINEに関するものだと考えられます。

つまり消費者は、公式アカウントを様々な形で活用しているのです。公式アカウントを活用し、購買行動を促したり、熱心なファン層を育成することも可能となります。公式アカウントをマーケティングに活用するためには、有益な情報を提供し続けなければなりません。そのためには、自社のターゲット層、現在の消費者が何を求めているのか正しく把握しなければならないのです。また、公式アカウントの存在を、周知させることも重要です。数多く存在する公式アカウントの中から、自社アカウントを見つけてもらうためには、SNS媒体の併用やインフルエンサーの起用がおすすめでしょう。インフルエンサーの拡散力及び訴求力を利用することによって、公式アカウントの活性化を見込むことができます。公式アカウントの運用について、疑問を感じている企業は、運用方法について再度検討してみましょう。

広告へのアクセス・・・29.8%

広告排除アプリケーションがダウンロード件数1位を獲得したことから、広告への嫌悪感が凄まじいことがわかります。しかし、広告を出す意味が全くないというわけではありません。SNS媒体で表示される広告を見て、実際にアクセスしたことのある割合は、29.8%となっています。全体の約30%は、興味が持てる内容であれば、嫌悪感を抱かず行動を起こしているのです。この調査結果から、適切な相手に、適切な広告を届けることの重要性が理解できます。マス広告のように、大勢に大量の情報を届けるのではなく、ターゲット層を絞り込み、訴求力を持った情報を届ける必要があるのです。

SNS媒体の現状を把握し使用媒体を選択していこう!

SNS媒体や取り巻く環境は、日々大きく変化していきます。世代や性別、国や地域によっても、SNS媒体の意味や必要性は大きく異なるのです。SNS媒体をマーケティングに活用する際は、このような事情を十分に理解し、最新情報を得たうえで実施していかなければなりません。共通して言えるのは、インフルエンサーの活用が、リスク軽減はもちろん、新しいメリットを生み出すということです。良質であり、なおかつ自社に適したインフルエンサーを起用することにより、マーケティングの可能性を大いに広げることができるでしょう。優れたインフルエンサーを起用したい場合は、マッチングプラットフォームであるトリドリマーケティングを活用してみてください。企業実績はもちろん、優れたインフルエンサーが10,000人以上在籍しています。無料で実施できるサービスも充実しているため、1度試してみましょう。