【2021年版】七夕のSNSキャンペーン事例10選

七夕キャンペーンをSNS活用で盛り上げよう!

イベントごとにSNSを使ってキャンペーンを行い、企業の知名度や商品自体の知名度をアップさせる試みをする企業は決して少なくありません。特に最近では、バレンタインやクリスマスといった全国的に既に浸透しているイベントだけではなく、従来はそれほど盛り上がらないと考えられていたイベントや、盛り上がりはするものの消費の拡大を狙う位は不向きと考えられていたイベントも利用し始める企業が多いと言われています。

全国的には7月7日に行われるのが一般的と言われている七夕も、そのようなイベントの一つです。従来は子どもが笹に願い事を吊るすだけのイベントであった七夕も、現在では企業が知名度を上げて売上額やシェアをアップさせるためのチャンスとして数えられています。もちろん有名な地域では宮城県仙台市や北海道全域など7月7日ではなく旧暦の日付に倣って8月7日に七夕祭りを行う地域もありますが、基本的には7月7日前後に七夕キャンペーンを行う企業が多いようです。

では、七夕キャンペーンに参加し活用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。実際の事例やキャンペーンに参加する際に覚えておきたい注意点と併せて確認していきましょう。

七夕キャンペーンにSNSを活用するメリット

七夕というと、日本古来のイベントでありそれほどSNSの主な利用者層である若者が盛り上がるイメージを持てないという人も多いのではないでしょうか。若者が盛り上がらないイベントだと、必然的に消費行動をとる人も少なくなりキャンペーンを活用しようにもコストがかかるだけだと感じられるかもしれません。

確かにショッピングモールなどに用意されている短冊に願い事を書き笹に吊るすのは、大半が子ども連れの家族です。たまにデートで訪れているカップルが参加することはあっても、それほど積極的に参加するわけではありません。

しかしながら、SNS上でキャンペーンを行う際には全く様子が異なります。普段からイベントに関係なくSNS上のキャンペーンへの参加に積極的なユーザー層はもちろん、七夕だからこそ参加するというユーザーも存在しているのです。ではそういった層にも訴求力を発揮することができる七夕キャンペーンにSNSを活用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。4つの観点から見ていきましょう。

「願いが叶う」イベントなのでSNSを活用しやすい

そもそも七夕というイベントは、本来「願いが叶う」ことを象徴するイベントです。そのため、イベントの既成概念にとらわれずに色々な景品を用意しても不自然ではありません。各企業がそれぞれの目玉商品をSNSキャンペーンの商品にすることができるため、自由度が高く参加しやすいキャンペーンだといえるでしょう。

バレンタインなどのイベントの場合、知名度は十分にありますがどうしても「恋」や「チョコレート」という既成のイメージが強すぎて、そこから大きく外れた景品は用意しづらくなってしまいます。そのため、必然的に参加できる企業も限られてしまいますが七夕のように普遍性の高いイベントは各企業にとっても盛り上げやすくなるでしょう。

さらに本来の七夕イベントは短冊を用意してそこに願い事を書く形式のため、時間がない人やそうした小道具の用意が苦手な人はなかなか参加することはできません。しかしSNSキャンペーンであれば、短冊などを利用することも可能な一方で投稿や拡散だけで応募が完了するキャンペーンを開催することもできます。キャンペーンを主催する企業が応募形式を決定することができるため、参加数を伸ばしたい場合は簡単な応募形式、凝ったキャンペーンにしたい場合は短冊などの用意を必須とする応募形式にするなど、企業の匙加減で色々なキャンペーン内容にすることが可能です。

イベント自体の知名度が高く親しみやすい

現在、ショッピングモールなどで行われる七夕キャンペーンに積極的に参加するのは親子連れがほとんどですが、だからといって小さい子がいる家庭にだけ知名度の高いイベントというわけではありません。成長して積極的に七夕祭りに参加することがなくなった世代でも、自分自身が子どもの時には参加した経験があるという場合がほとんどでしょう。そのため、イベント自体の知名度が非常に高いことも七夕キャンペーンを活用するメリットの一つです。

SNS上で盛り上がるキャンペーンにするためには、SNS以外の場でもイベントが近付いていることを消費者が目にして、自然とイベントに向けた気持ちを構築していくことが非常に大切です。その点、バレンタインやクリスマスなど知名度の高いイベントはハートやクリスマスツリーといったシンボルを街中で見かけることが多いので有利に働きます。

一方で、ハロウィンも最近では知名度が上がってきているものの、それほどまだ日本全体に浸透しているわけではありません。現在では子どもや若者が楽しむイベントとして知られていますが、現在の40代以上にとっては急に出現したイベントという印象が強く、盛り上がりたくてもどのようなイベントかということ自体を把握しきれていないため参加できないという声もあります。

その点、老若男女問わず参加することができる七夕はSNSキャンペーンの活用を考えた際にも非常に大きなメリットとなるでしょう。誰でも参加できるということは、それだけ消費を拡大させるチャンスを持っているということになるのです。

キャンペーンのシンボルマークが多数ある

SNSキャンペーンを盛り上げる際に必要なのは、キャンペーンの知名度だけではありません。もちろんキャンペーンの知名度が高ければ高いほど参加者も増えて盛り上がりやすいキャンペーンになりますが、それだけではなくキャンペーン自体がシンボルマークを持っていることも重要です。

キャンペーンの開催を告知するポスターなどを作る際にも、キャンペーンを象徴するシンボルマークがあればデザインしやすくなるでしょう。また、デザインしやすいだけではなくその投稿を見た人が詳細をチェックする前に簡単に内容を理解できるというメリットもあります。簡単に内容を理解することができれば、それだけ参加へのハードルも下がるので参加者が増えることは言うまでもありません。

七夕においては、星空はもちろん笹や天の川、織姫と彦星など分かりやすく親しみやすいシンボルマークがたくさん存在しています。そのためそういったモチーフを活用することで、さらに消費者に親しみやすいキャンペーンを開催することができるでしょう。

画像を投稿することで消費者のエンゲージメントを高めることができるSNSは、言うまでもなくInstagramだと言われています。もちろんSNSやFacebookなどでも七夕キャンペーンを開催することは可能ですが、インスタ映えするような画像を作成して消費者の消費意欲をかきたてることを目的としているのであれば、一般的にはInstagram上で七夕キャンペーンの告知をすることがおすすめです。

盛り上がりやすい時期にある

親しみやすく知名度が高く分かりやすいシンボルマークがある以外にも七夕キャンペーンを活用するメリットが存在しています。それは、七夕のイベントが行われる時期にあります。一般的に七夕祭りは7月7日に行われますが、実はこの時期はそれほど目立った他のイベントがない時期です。たとえば1月のお正月に始まり、2月はバレンタイン、3月はホワイトデー、4月は新生活、5月はゴールデンウィークと母の日、6月は父の日といったように分かりやすいイベントがたくさん存在しています。こうした中に七夕キャンペーンを開催しても、他のもっと盛り上がるイベントに埋もれて、期待していたほど盛り上がらない恐れがあります。

しかし、競合するイベントがない7月7日前後の七夕キャンペーンであれば、各SNSのユーザーもちょうど盛り上がりやすいイベントを求めている頃ですので他のイベントと同程度の盛り上がりを期待することができるでしょう。もちろん8月7日前後に開催する場合であっても、7月は七夕以外に取り立てて目立つイベントがないためキャンペーンの盛り上がりは保証されます。

さらに、7月7日であっても8月7日であっても夏休みの直前もしくは夏休み中にキャンペーンを開催することとなります。これによって、盛り上がりやすいのはもちろん普段はあまりキャンペーンに参加することがない学生たちもSNSをゆっくり吟味して好きなキャンペーンに参加するための時間的な余裕ができます。

七夕にキャンペーンを行うことは、こうした他のイベントとの兼ね合いやユーザー自体の時間的な余裕によって盛り上がりやすいという時期的なメリットも存在しているのです。

七夕にキャンペーンを開催している実際の事例10例

キャンペーンの知名度という観点からもシンボルマークの存在という観点からもSNSとの親和性が高く盛り上がりやすいのが七夕キャンペーンの特徴です。さらに七夕キャンペーンは時期的にも盛り上がりやすいという、まさに企業にとって見逃すことのできない一大イベントだといっても過言ではないでしょう。

では、そんな七夕キャンペーンを実際に活用して成功を収めている企業はどのような企業があるのでしょうか。ここでは10例の成功事例を紹介していきます。それぞれのキャンペーンの特徴と併せてご覧ください。

【Instagram】損保ジャパン

 

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損保ジャパンの開催するキャンペーンは、公式アカウントをフォローしてクイズに答えることで応募することができる簡単なキャンペーンです。このようにキャンペーンへの参加条件を簡単なものに設定することによって、必然的に参加者の総数を増やすことができるため企業やサービス内容の知名度を向上させることができるでしょう。

さらに、損保ジャパンが用意したクイズは企業のマスコットキャラクターの名前をコメント欄に記入するという自社のマスコットキャラクターにちなんだものです。「ジャパンダ」という名前は既に投稿内容の中に明示されているため元々はジャパンダの名前を知らない人でも簡単に応募することができ、さらにキャンペーンの参加によってマスコットキャラクターの名前を消費者に周知させることができます。

マスコットキャラクターの知名度が保険の加入者数に直結することはまずないですが、知名度をアップさせ親近感を抱かせることにこのキャンペーンが一役買っていることは言うまでもないでしょう。マスコットキャラクターの名前を知ったからといってすぐに加入することはなくても、今回のキャンペーンで名前を知ったことで今後の保険の見直しや新規加入の際に選択肢に上がる可能性を高めることができます。

また、損保ジャパンのようなサービスを提供する会社はSNSキャンペーンを開催しても景品を用意しづらいといったハンデを持ちがちですが、今回のキャンペーンによって用意されたのはダイソンクールタワーファンという夏にピッタリの景品です。こういった景品であれば消費者からの需要も高まり、キャンペーンの盛り上がりも期待できるでしょう。イベント自体の知名度は高くても、既成のイメージがそれほど強くない七夕だからこそ行えるキャンペーン方式です。

【Instagram】エンビロン

 

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エンビロンのキャンペーンは損保ジャパンのキャンペーンと比べると、少しキャンペーンの参加条件が複雑になっています。エンビロンのキャンペーンに参加するためには、公式アカウントをフォローするだけではなく、該当の投稿に対して「いいね」を行い、リポストもしくはシェアを行い、さらに投稿の中に「エンビロンキャンペーン参加中」という文言を入れなければなりません。

一見すると複雑な参加条件により参加できるユーザーを制限してしまっているキャンペーンのように見えるかもしれませんが、実はこのキャンペーンはInstagramの欠点を補っているキャンペーンだと分析することが可能です。InstagramはSNSの仕様上、Twitterのようなリツイート機能がついていないため拡散力が低くなってしまいがちです。すなわちフォロワー以外にはキャンペーンの存在が認知されづらいため、必然的に企業や商品の知名度も上がりづらくなってしまいます。

ですが、エンビロンはリポストもしくはシェアに加え、キャンペーンの存在を明言する投稿を参加条件とすることで、その欠点をカバーしています。この参加条件にしておけば、そもそもの企業アカウントのフォロワー以外にも広く存在を認知させることができるでしょう。

もちろんキャンペーンの参加条件によって知名度を高めようとしているだけではなく、キャンペーンの景品自体も非常に魅力的です。クレンジングジェルとボディシャンプーのセットが50名に当たるという豪華なキャンペーンですので参加したいと考えるユーザーは多いでしょう。50名とSNSキャンペーンとしては多めの当選者数も、キャンペーンの参加者数を増やして企業の知名度を高めることに寄与しています。

【Instagram】バンボ

 

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子持ち世代に強く支持されるバンボも七夕キャンペーンに参加しています。リポストとコメントをすることで当選確率が上がるとして推奨しながらも、忙しい子育ての合間にも簡単にできるように、公式アカウントのフォローといいねだけで簡単に応募が完了するようなキャンペーンの参加条件としています。これは知名度を上げることよりも、既に自社アカウントのフォロワーとなっているユーザーのエンゲージメントを高めることを優先していると考えることができます。

さらにSNSのキャンペーンといえば応募期間を長くすることでキャンペーンの参加者数を
増やすことが定番の方式ですが、バンボは反対に応募期間を7月1日から7月7日と短い期間とすることでキャンペーンのプレミア感を高めています。最近では七夕キャンペーンに参入する企業も増えてきているので、このような方式で差別化を図るのも良いのではないでしょうか。

また、バンボはキャンペーンの当選発表を7月下旬に設定しています。これは必然的にキャンペーンに参加したユーザーは7月下旬までバンボのフォローを外すことはできません。すなわち、それまでの期間で継続的にバンボの投稿を見せることによりアカウントの存在感をアピールし、キャンペーン期間中はもちろん終了してからもアンフォローするユーザーが増えないような工夫だと考えることができます。

【Instagram】京都マラソン

 

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バンボのキャンペーンも比較的期間が長いキャンペーンですが、京都マラソンのキャンペーンに関してはその日ではありません。2020年2月16日に開催される京都マラソンへの出走権を得るための応募期間が2019年7月7日から8月7日ということで、SNSキャンペーンの中で最も長いスパンのキャンペーンだといっても過言ではないのではないでしょか。

マラソンへの出走権ということでそれほど七夕との関連はなさそうに思えるものの、Instagramの投稿には短冊や笹を取り込むことによって季節感を出し、消費者のキャンペーンへの期待感を高める工夫も行っています。

キャンペーンへの参加条件は公式アカウントをフォローするだけではなく「#星に願いを」と「#京都マラソン」という2つのハッシュタグおよび願い事を示す写真や動画の投稿することです。それによって出走権を2名にプレゼントするという、誰でも応募しやすいキャンペーン内容となっていることが分かるでしょう。

実は地域のマラソンは京都マラソンに限らず、近隣府県からも参加する人が多いため参加倍率が高くなりやすいことで知られています。そのため通常のハガキなどによる応募方法の他にもInstagramを利用して先行応募の手段を講じることで、参加希望者からの注目を集めることが可能になります。


さらに京都マラソンはInstagram限定でキャンペーンを実施しながらも、TwitterやFacebookも用いてキャンペーンの存在を告知しています。これにより、Instagramを普段は利用していないユーザーに対してもキャンペーンを周知して認知度を高めることが可能になっていると考えられています。自治体はもちろん、企業においても複数のSNSアカウントを所持している場合はそれぞれのSNSを用いて告知を行うことでキャンペーンの参加者を増やすことができるでしょう。

【Instagram】コズライフ

 

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Instagramアカウントのフォロワーを対象にした七夕キャンペーンを開催したのがコズライフです。コズライフのキャンペーンは独特で、キャンペーンの景品は企業が指定するのではなくフォロワーが自分のほしい商品をコズライフのショップ内から選び、その商品写真を「#KOZコレ_15」というハッシュタグを投稿することで応募が完了します。また、当選者もランダム抽選で機械的に選ぶのではなく、コズライフのアカウント運用担当者が実際にハッシュタグを利用して投稿した写真や普段のアカウントの投稿状況を確認し、商品コンセプトにあっていると判断した5名に任意でほしいと明言した商品を発送するという形をとっています。

さらにコズライフの七夕キャンペーンは景品の選び方や当選者の確定方法が独特なだけではなく、当選者の発表方法も非常に独特です。通常のキャンペーンは当選者に対してDM機能を使って通知する場合がほとんどですが、コズライフの場合は公式アカウントに投稿することでキャンペーンの当選者を発表します。この方式を選択することにより、ユーザーはコズライフのアカウントの投稿内容に否応なしに注目することになり、自然とエンゲージメントを高めることを可能にしていると言えるでしょう。

また、ほしい商品をユーザーが自由に選択できる方式にすることにより、ユーザーの需要を正確に把握することができるようになります。SNSキャンペーンは基本的に企業や商品の知名度を高めて今後の消費拡大を狙うことが目的となっている場合が多いですが、このコズライフの事例のように用意した景品を配布するのではなく自由に消費者が選べる方式にすると、企業がなかなか掴むことができない消費者の動向を掴むことができるようになるでしょう。

もちろん売上額を確認することでも大まかな消費動向を掴むことは可能ですが、自由に選べる方式では「ほしいけど予算的には買えない、ニーズはあるものの売上に直結しない商品」を知ることも可能になります。せっかくSNSキャンペーンを開催するのであれば、単なる知名度アップだけではなくこのような狙いを持ちながら開催するのも良いのではないでしょうか。

【Instagram】星空舞

 

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次に紹介するのは鳥取県の新品種米、「星空舞」の発売を記念して行ったSNSキャンペーンです。アカウント開設記念と七夕キャンペーンを同時に行うことで、他の企業と比べても大々的に行っているため目にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。米の品種自体も七夕キャンペーンとの親和性が高いため、投稿画像もかなり七夕を象徴するシンボルマークを意識したものになっています。

応募条件は簡単で、公式アカウントのフォローと「#星空舞」、「#星に願いを」というハッシュタグをつけて投稿することが応募条件です。「#星に願いを」というハッシュタグは先ほどの京都マラソンのキャンペーンでも登場しましたが、このような汎用性の高いハッシュタグと一緒に商品名を投稿することを応募条件に設定することでキャンペーンの参加者が増えることはもちろん、商品の知名度をアップさせる効果も期待できます。新商品としては知名度のアップが最優先事項となるので、非常に効率的な応募条件だと言えるでしょう。

キャンペーン景品も星空舞2kgと麹甘酒720mLとなっていて、二人暮らし以上の世帯はもちろん一人暮らしでも消費しやすい量のため多くの人が応募しやすい内容になっています。名前が七夕キャンペーンとの親和性が高いだけではなく、ハッシュタグの利用や景品のチョイスも含めて知名度をアップさせるための施策として非常に有効だと分析できるキャンペーン内容です。

【Instagram】菓匠もりん

 

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SNSを利用したキャンペーンというと景品を用意して、応募者にそれらを発送するという形式が一般的です。しかし、そうしたキャンペーン内容だと生菓子などの賞味期限が短いものを取り扱っている企業は参加することができません。そこで、この菓匠もりんのようなSNSキャンペーンへの参加方法も一例として覚えておくと良いでしょう。

店舗で行うキャンペーンをInstagramを使って告知することで、知名度をアップさせるだけではなく店舗に足を運ぶ顧客を増やす効果が期待できます。指定した期間中に2,000円以上商品を購入することによって豪華な景品が当たるため、菓匠もりんの元々のファンはもちろんスイーツ好きとしても非常に嬉しいキャンペーンとなるでしょう。七夕キャンペーンはお中元の時期とも重なるため、お中元に何を購入するか迷っている人たちも、このキャンペーンの存在を認識することで菓匠もりんでの購入を決めることになるかもしれません。配送が難しい商品を取り扱っている企業は、一つの好例として覚えておきましょう。

【Instagram】パブロ

 

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菓匠もりんのようなキャンペーンは、近隣住民にとっては嬉しいキャンペーンとなるもののあまりキャンペーンに参加する人が増えないというデメリットがあります。そのため店舗でのキャンペーンとSNSキャンペーンを連動させる際にはある程度の店舗数がある全国的なチェーン店の方が盛り上がりやすくなるでしょう。

パブロが行った七夕のSNSキャンペーンは「#パブロで七夕」というハッシュタグをつけて、ほしいパブロの商品を明記した短冊の画像を投稿することで77名に商品の無料引換券が当たるというものです。店舗でしか使えない無料引換券ですが、先ほど紹介した菓匠もりんよりも店舗数が多いため比較的参加者を増やすことができるでしょう。

また、パブロの七夕キャンペーンは参加条件が独特で短冊を用意して記入しなければなりません。最近では自宅でメモを作る際にもスマホを利用する人が多く材料の準備などに手間がかかってしまいますが、それでも店舗に実際に飾りに行く手間を考えると、作成に対する心理的なハードルは比較的低くなります。

また、単に商品の名前を明記するだけのシンプルな短冊でも参加自体は可能ですが、可愛い短冊を作成して投稿することで個性を表現しながらインスタ映えを実現することもできます。Instagramを利用している人はインスタ映えを狙っている人も多いため、そうしたユーザー心理を刺激する絶妙なキャンペーンだと言えるでしょう。

【Twitter】カッテミル


自社特有の商品を持たない企業であっても、七夕を始めとするSNSキャンペーンに参加することが可能です。商品口コミサイトの「カッテミル」は、アカウントのフォロワーが毎日該当する投稿をリツイートするだけですぐに結果が分かるキャンペーンを開催しました。景品はサーティワンのアイスクリームということで、既に紹介した損保ジャパンの事例のように季節に合った景品をチョイスしていることが分かります。

通常は自社の商品を景品にするのがSNSキャンペーンの王道ですが、口コミサイトのように固有の商品を持たない場合は季節感を重視しながら景品を選べばそれほど違和感を持たれることもないでしょう。最近は任天堂のSwitchなどをプレゼントする詐欺アカウントも増えていますが、公式アカウントの行っているキャンペーンということでフォロワーに不信感を抱かれる心配もあります。

さらにカッテミルのキャンペーンは毎日フォロワーにチャンスがあるのも特徴です。毎日多くのフォロワーが自分のフォロワーたちに対して拡散効果のあるリツイートを行うことで、必然的にカッテミルのアカウント自体の知名度も上昇していきます。また、同様にサーティワンのアイスが欲しい人はカッテミルのフォロワーとなってキャンペーンに参加するため、知名度だけではなくアカウントのフォロワー数を増やすこともできるでしょう。Twitterの拡散力の高さは、こうしたところで発揮されます。

【Twitter】Tポイント


SNSキャンペーンに利用されることが最も多いTwitterの機能としてはリツイート機能が有名ですが、最近では投票機能を使ったキャンペーンも増えてきています。Tポイントが主催するキャンペーンは、抽選で77人に777ポイントが当たるという七夕にちなんだポジティブなイメージを前面に押し出したキャンペーンです。

七夕に絡めて自分自身の願い事を「#幸運な77人は誰だッ」というハッシュタグを使って投稿することが応募条件ですが、自分で「#私にあたる」のような文章を作りながら応募することもできる一方で、アンケート機能から任意の選択肢を選ぶことで簡単に投稿することも可能なキャンペーンとなっています。忙しい人でもすぐに応募が完了できるため、通勤時間や通学時間などの隙間時間に応募する人も多いのではないでしょうか。

こうした投票ボタンを使ったキャンペーンは、このTポイントの事例のようにユーザーの手間を減らして利便性を高めることが可能です。しかしながらそれだけではなく、4つの景品を用意して、どの景品が最も人気が高いのかといった市場調査をSNSキャンペーンの中で行うことも可能でしょう。このTポイントの事例をお手本としながら、企業の特色を活かしたキャンペーン内容を考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

七夕キャンペーンを盛り上げる際に覚えておきたいポイント

イベント自体の知名度も高く、多くの人が参加しやすいため盛り上がりやすいのが七夕キャンペーンです。今までSNSキャンペーンといえばクリスマスやバレンタインといったキャンぺーンしか意識していなかった企業であっても、今後は七夕キャンペーンに多く参入してくることが予想されています。

参加する企業が多くなればなるほどキャンペーンの盛り上がりも大きくなりますが、一方で既に知名度が高く多くのフォロワーを抱えていて、予算に余裕があり豪華な景品を用意できる大企業の方が注目されてしまう恐れもあります。大企業だけに注目が集まることを避けるためには、七夕キャンペーンに参加する際にどのようなポイントを抑えておくと良いのでしょうか。最後に5つのポイントを解説していきます。

期間を区切る

キャンペーンへの応募期間が長ければ長いほど、キャンペーンの認知度も上がり参加者数を増やすことも可能になります。しかしながら、あまりにも長期間でダラダラと行ってしまうと、ユーザーを飽きさせてしまう恐れがあります。さらにそれだけではなく「イベントに乗じた売名行為」という悪いイメージを抱かれてしまう恐れもあるでしょう。七夕に限らずキャンペーンを開催する際には、必ずしっかり期間を区切るようにしましょう。

冒頭で紹介したように七夕は一般的には7月7日ですが、旧暦に当たる8月7日を七夕としている地域も存在します。そのため7月7日前後と8月7日前後に2回のキャンペーンを開催するか、もしくは最初から7月7日から8月7日といったように長いスパンでキャンペーン期間を用意して七夕キャンペーンを盛り上げるのがおすすめです。

京都マラソンの事例で紹介したように、七夕に絡めたキャンペーンであれば景品が実際に利用できるのが来年以降であってもそれほど不自然な印象を与えることはありません。とにかく、ダラダラとキャンペーンを行うのではなく、イベントごとに明確な期日を設けて行うことを意識してください。

フォロワーにアンフォローさせないようにする

SNSキャンペーンは、期間中にフォロワーを多く増やすことができるチャンスだと言われています。多くの企業は公式アカウントのフォローをキャンペーンの参加条件に組み込んでいるため、魅力的な景品を用意すれば用意するほどキャンペーン期間中にフォロワー数を伸ばすことができるでしょう。しかし一方で、キャンペーン期間が終わると元々フォローしていた人たち以外にアンフォローされてしまい、また次のキャンペーンまでフォロワー数が横ばいになってしまう恐れもあります。

そのため、キャンペーンを行う際にはフォロワーを増やすだけではなく、いかに増えたフォロワーに終了後にアンフォローされないようにするかも意識しなければなりません。たとえばバンボの事例で紹介したように、キャンペーンの開催期間から結果発表の期間までを設けることで、その間にアカウントの魅力を周知してフォロワーとなることを促すような試みも良いでしょう。

また、コズライフの事例で紹介したようにフォロワーを投稿で発表することによりフォロワーにアカウントの投稿内容を意識させ、アカウントの価値をアピールする機会を作ることもおすすめです。どうすればキャンペーンの景品を目的にフォローしたユーザーを逃さないようにするかを考えなければキャンペーンを行う効果は半減してしまいます。

ターゲットを選定する

七夕キャンペーンの最大のメリットは、老若男女問わず参加できるという点です。しかし、だからこそ企業側はキャンペーンの対象となるターゲットをしっかり選定しなければなりません。多くの人がSNSを通じて参加するからこそ、ターゲット層を明確にしない景品は魅力が伝わらずに拡散力や話題性で他の企業に劣ってしまう恐れがあります。

普段のフォロワーやフォロワーに似た層を中心にターゲットにするのか、あるいは七夕キャンペーンをきっかけに新規顧客の獲得を目指すのか、まずは社内でキャンペーンにおける最終的なゴールをしっかり共有してから景品を考えるのがおすすめです。

景品を用意する場合は季節感のあるものにする

損保ジャパンやカッテミルのように、七夕キャンペーンにふさわしい景品を用意するのが難しい企業もあるでしょう。その場合プリペイドカードなどの汎用性が高い商品を景品に選ぶこともできますが、それでは季節感が全くないため毎年続けているとフォロワーに飽きられてしまう恐れがあります。

既に紹介した事例のように、景品を用意する際には季節感を意識しながら景品を用意するようにしましょう。季節感のある景品を用意することで、七夕だけではなくその他のバレンタインやクリスマスといったキャンペーンにも参入しやすくなります。自社商品のなかから景品を用意できないからこそ、季節感を出しやすいというメリットを最大限に発揮していくことが重要です。

インフルエンサーを起用してキャンペーンを盛り上げる

SNSでキャンペーンを行う際、盛り上げるためにはインフルエンサーを起用することも王道の手段です。通常のキャンペーンでは企業を既にフォローしているアカウントとその周辺にしか認知されなくても、インフルエンサーを起用することでさらに多くの人たちにキャンペーンの存在を周知することができるようになります。そうすれば、必然的にフォロワー数の増加もうなぎ上りとなり、アンフォローせずに残ってくれるフォロワー数も増やしやすくなります。

企業イメージやキャンペーンのコンセプトに合うインフルエンサーを選定する手間はかかってしまうものの、知名度を重視するのであればキャンペーンのためにインフルエンサーを起用することは必須だと言われています。今までSNSキャンペーンに参加したことはあっても期待していたほどの反響がなかったという企業も、一度インフルエンサーの起用を検討してみてはいかがでしょうか。

年に一度の七夕をSNSを使ってさらに盛り上げよう!

年に一度のロマンチックなイベントである七夕は、多くの企業がSNSキャンペーンを行い消費者からのエンゲージメントを高めていくことを狙う日でもあります。七夕キャンペーンに乗じてフォロワー数を増やしたり企業の知名度を高めるためにも、ぜひ積極的にキャンペーンを開催していきましょう。

また、多くの競合他社のキャンペーンに差をつけるためにはインフルエンサーを起用して多くのユーザーにキャンペーンの存在自体を知ってもらうことが重要です。もしインフルエンサーの起用を検討している場合は、ぜひ「コラボマーケティング」にご相談ください。

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