【2021年版】雛祭りのSNSキャンペーン事例11選

女の子以外にも効果的!雛祭りのSNSキャンペーン事例と成功ポイント

日本では年間、様々なイベントが実施されています。父親や母親、大切な恋人同士のイベントであったり、仲間や周囲の人々と楽しむイベントなど様々です。男性や女性、男の子や女の子に向けたイベントなども存在します。女の子に向けたイベントとして有名なのが、雛祭りです。雛祭りは日本特有の文化であり、起源は1,000年以上も前の、明治時代中期までさかのぼります。当初は、大人の女性を中心とした非常に煌びやかな祭り、風習として定着していました。江戸時代になった頃、女性だけではなく、女の赤ちゃんや子供を祝う風習が誕生し、現在の雛祭りへと繋がります。

このような風習・特徴から、雛祭りは女の子中心のイベントだと認識されがちです。そのため、積極的にキャンペーンを実施しない企業も存在します。季節のイベントに合わせたキャンペーン実施には、多くのメリットがあるものの、市場規模の大きいイベントまたは、参加者の制限が少ないイベントが好まれる傾向にあるため、雛祭りに非消極的になってしまうのも仕方がありません。しかし、雛祭りというイベントは、女の子だけに限定したイベントではなく、キャンペーンを実施した場合、企業が考える以上の大きな成果が見込めます。

この記事では、雛祭りの大きな可能性と、効果的なキャンペーン方法をご紹介していきましょう。過去に大きな成功を収めた事例を紹介しつつ、成功のポイントと失敗のポイント合わせて詳細に解説していきます。これまで、雛祭りを敬遠していた企業は特に、正しい情報を理解し新しいマーケティング場所として雛祭りシーズンを活用してみましょう。

雛祭りでSNSキャンペーンを実施するメリット

雛祭りやその他のイベントシーズンに合わせて、キャンペーンを実施することには、多くのメリットが存在します。キャンペーンを実施する企業側にはもちろん、消費者に対するメリットも用意することができるのです。近年では、実施されるキャンペーンの多くに、SNS媒体が使用されます。SNS媒体を使用することにより、よりキャンペーンの効果を高めることができるからです。それではここから、雛祭りでキャンペーンを実施するメリットと、キャンペーン実施にSNS媒体を活用するメリットについてご紹介していきましょう。雛祭り特有のメリットから、季節のイベント全てが有しているメリットまで、詳しく解説していきます。

イメージ

季節のイベントには、それぞれ異なるイメージが存在します。クリスマスであれば、「恋人」「白」「ギフト」などです。ハロウィンであれば、「オレンジ」「仮装」「かぼちゃ」「お菓子」などのイメージが思い浮かぶでしょう。同様に、雛祭りにもイメージが定着しています。雛祭りは、「人形」「桃色」「和食」などです。他には、「子供」「着物」などもあげられるでしょう。雛祭りを深掘りすると、「白酒」「結婚」などの特徴も見つけることができます。

このように、雛祭りには子供に関連するイメージから、大人を巻き込むイメージまで、幅広い特徴が存在するため、様々な商品・サービスと関連付けることができるのです。季節のイベントに合わせたキャンペーン実施では、イベントとキャンペーンの関連性が重要となります。関連性が乏しい場合、キャンペーン内容に特別感が持てず既存顧客や新規顧客の注意を惹き付けることが難しくなってしまうのです。キャンペーンでお得な状態である「割引」を実施しても、「売れ残り」「在庫処分」などネガティブに捉えられてしまう恐れもあります。しかし雛祭りであれば、様々な商品・サービスと関連性を持たせることができますし、幅広い世代に向けたマーケティングに活用することが可能なため、企業にとってメリットのあるイベントだと言えるのです。

愛情表現

雛祭りには、自分や大切な恋人へ向けたイベントというイメージ以上に、子供や家族に向けた意味合いの強いイベントです。自分というよりも、かけがえのない大切な人物へ何かを提供するというイメージが強いイベントだと言えます。愛情表現という意味合い・イメージが強いことから、雛祭りは高額商品を購入しやすい時期なのです。雛祭りのギフトとして定着している雛人形は、決して安い買い物ではありません。数万円~数十万円以上も珍しくないでしょう。このような高額な商品を購入することにも抵抗が少ないのは、雛祭りシーズンの特徴です。高額商品が定着している場合、それらと比較して商品購入を検討するため、購買行動を促しやすいと言えます。

例えば、数十万の雛人形と、数万円のギフト商品を並べていた時、普段であれば数万円であっても躊躇するのに、ギフト相場が高く設定されているため数万円の商品購入に抵抗感を感じにくくなるのです。他者のために購入するというイメージが強ければ、なおさら積極的に購入するようになります。このように、雛祭りシーズンは知名度や認知度の向上以上に、販売促進にも役立てることのできるシーズンなのです。

時期

雛祭りに合わせたキャンペーンは、2~3月に実施されることがほとんどです。この時期は、春先であり様々な事柄との別れや出会いの準備時期でもあります。そのため、購買行動を促しやすい時期なのです。生活が大きく変化することから、当然様々なものを準備する必要があります。積極的なPRにより、購買行動を促しやすいのです。別れや出会いの季節という特徴だけではなく、心理的状況からも購買衝動を感じやすい時期でもあります。研究結果により、春先は購買衝動を感じやすいことが分かっているのです。新しい日常への不安感から、より積極的になることもわかっているため、雛祭りシーズンは企業にとって大きなチャンスとなります。

応用力

雛祭りには、様々なイメージが定着しています。子供向けだけではなく、大人にも適したイメージが存在しますし、女性だけではなく男性に適したイメージも存在する応用力のあるイベントです。イベントイメージそのものに応用力があるということは、合わせて実施するキャンペーンもまた様々ものが実施できるということになります。特定の世代、性別に限定したキャンペーンは、訴求力が高くなる傾向があるものの、参加者が少なくなりやすく小規模で盛り上がりに欠ける恐れもあるのです。

イベントのイメージが限定的であれば、企業イメージや扱っている商品によって、キャンペーンを実施できないこともあるでしょう。例えば、子供に限定したイベント時期は、大人向けの娯楽商品キャンペーンが実施できないなどです。このようなデメリットやリスクを排除できるのが、雛祭りシーズンであり、企業にとって大きなメリットだと言えるでしょう。あらゆる企業が参入でき、積極的に個性的なキャンペーンが実施できることから、新規顧客の獲得や販売促進など多くのメリットを手に入れることが期待されます。

拡散力

近年、イベント時期に合わせて実施されるキャンペーンに、SNS媒体が用いられる理由は、圧倒的な拡散力によるものです。これまで拡散力が強い媒体として使用されてきたのは、テレビや雑誌、街角に設置される電光掲示板などでしょう。それらは、SNS媒体の普及により、拡散力を失いつつあります。テレビの利用時間、雑誌の購入割合は年々低下し、反比例するようにSNS媒体の使用率が上昇しているのです。街中で遊ぶよりも、SNS媒体を活用した新しい遊び方も、普及し電光掲示板の役割も衰退していると言えます。

このような事情から、キャンペーンにはSNS媒体を使用するのが主流となったのです。主流で使用されるSNS媒体は複数存在し、それぞれに異なるユーザー層を持っています。ユーザーの特徴も異なりますし、年代や性別に偏りがあるものもあるのです。しかし総じて言えるのは、いずれも圧倒的なユーザー数を誇っているという事です。どのようなSNS媒体を活用しても、拡散力が期待できますし、SNS媒体を複数使用することにより、拡散力以外のメリットを手に入れることもできます

雛祭りのSNSキャンペーン成功事例

雛祭りシーズンには、毎年様々なキャンペーンが実施されます。その理由は、SNSの普及によりどんな企業、個人であっても効果的にキャンペーンを進めやすくなったこと、そして雛祭りシーズンに実施するキャンペーンに、多くのメリットが存在するからです。ここからは、雛祭りシーズンに実施されたSNSキャンペーンの中から、大きな成功をおさめたキャンペーン、個性的で多くの注目を集めたキャンペーンをご紹介していきましょう。どのような部分が優れていたのか、またどのようなキャンペーンが行われているのか知るために、しっかりと読み進めてみてください。

ひなまつりInstagramフォトコンテスト!


雛祭りというイベント時期に実施されるキャンペーンの中で、最もポピュラーに実施されているのが、フォトコンテストです。雛祭りは幼い子供、特に女児がメインターゲットのイベントであること、雛人形という特別な飾りを用意することなどから、キャンペーンが実施されなくても、積極的に写真撮影が行われます。そのため、フォトコンテストなどのキャンペーンは誰でも参加しやすく、消費者の注目も集めやすいため好まれ実施されているのです。

アカチャンホンポが実施した、フォトコンテストキャンペーンの優れた部分は、自社イメージと雛祭りというイベント時期、キャンペーンのイメージ全てが一致していた部分でしょう。子供向け商品を展開する企業であるアカチャンホンポが、アルコール類やタバコなど、大人の印象が強いイベントに注力したり、関連するキャンペーンを実施してしまうと、消費者層にも適しませんし、イメージダウンにもつながってしまいます。キャンペーンを実施する際は、商品イメージだけではなく、企業イメージも尊重する必要があるのです。

また、等キャンペーンは、賞品設定も魅力的でした。アカチャンホンポの顧客層といえば、主婦層や子供を持つ女性です。キャンペーン実施により、こういった人々の注目を集めたいのであれば、用意する賞品は女性たちや主婦層が求めている物でなくてはなりません。等キャンペーンでは、月齢別商品や自宅で使用できる清掃用品、ベビーカーなど非常に豪華で喜ばれるものばかりが揃っていました。参加者層を正しく想定し、どのような賞品が喜ばれるのか考えぬかれた良質なキャンペーンだったと言えるでしょう。

サンシャインひなまつりフォトコンテスト

 

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【 ひなまつりひよこ弁当 】 . . . _*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_ . . ☑︎ #ひなまつりおにぎり . ☑︎ からあげ ☑︎ #お花卵焼き ☑︎ ブロッコリー ☑︎ さつまいも . _*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_*_ . . 先日の娘弁当は #ひなまつり弁当 。 ひよこさん風のお雛様とお内裏様にしたつもりが…よく分からない生き物に😅 . . ・お顔…チェダーチーズ ・お雛様のピンク部分…魚肉ソーセージ ・お内裏様の緑色部分…ブロッコリー で作りました✨ この1週間は色んなことがあり過ぎてお弁当の投稿が全く出来ませんでした💦 いや、トラブルが重なるときは重なるものですね。 でも凹んでばかりもいられないので、子ども達や家族のために出来ることを頑張らねば! . . . 今年はちょうど今週末に引越しなので、お雛様飾れず😅 当日ご飯くらいはそれらしいものを作ろうかな。 . . . 毎日耳にしない日はないコロナウイルス。長女の幼稚園は暫く自由登園の形になるそうです。 先生方も会議をされたり、対策に追われたり、本当に大変そう…😥 . . 早く事態が収束することを祈るばかりです。 . . . #3歳7か月 #幼稚園弁当 #年少さん弁当 #満3歳児お弁当 #こどもごはん #お弁当記録 #オベンタグラム #cookingram #おうちごはんlover #行事弁当 #行事弁当シリーズ #季節の行事ごはん #動物弁当シリーズ #キャラおにぎり #キャラ弁 #おくっきんぐ弁当 #airkitchen #obentopark #oben365 #わたしのおにぎり #大阪ガスクッキングスクール #ひなまつりごはん #サン社員くんひなまつりフォトコン2020

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雛祭りシーズンは、いたるところでフォトコンテストが実施されています。2020年3月、サンシャイングループも、ひなまつりフォトコンテストを実施していました。等キャンペーンの優れた部分は、3つあります。1つ目は、フォトの内容です。等キャンペーンでは、「家族や親戚同士の集まり」「ママ友会」「女子会」など、様々なシーンを例にあげ、写真を募集していました。雛祭りでは、女児の写真や雛人形の写真ばかりが想像されてしまい、参加者を限定してしまいます。しかし等キャンペーンでは、主婦層はもちろん、若年層の女性たちも参加できる内容となっていました。「家族や親戚同士の集まり」という例もあったため、性別も限定せず、多くの参加者を募る内容であり、優れたキャンペーンだと言えます。

2つ目は、賞品です。優れた写真を投稿した参加者には、商品券が贈呈されます。その商品券は、サンシャイングループで使用できるものであり、知名度及び認知度の向上だけではなく、販売促進にも役立ったキャンペーンです。3つ目の優れた部分は、複数のSNS媒体を活用した部分です。複数のSNS媒体を利用することにより、それぞれの強みを活かし、弱みをカバーしたキャンペーンを実施することができ、非常に効果的なキャンペーンが実施できます。

スーパードルフィー

 

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お里で2018年9月17日にスタンダードののあちゃんをお迎え😊 ニュースで見てから可愛くって絶対お迎えしたい!と思ってたけど発売日は外せない用事でお里に行けなかったんだけど翌日一縷の望みを持ってお里に行ったら1人待つように居た子です。 cheek濃いめでお口がむにゅってしてて本当に可愛いです🥰 2枚目以降は現在のNoaちゃん。 お気に入りのクマちゃん🐻バックでお出掛け出来てご機嫌さんです😇 3月2日の華の会にも参加して来ました🙌✨ #ひなまつりsd成長記録 #superdollfie #volks #bjd #volksdoll #sd #instagram #dollstagram #dollphoto #bjdphotography #instadoll #artdoll #dollart #dollphotography #dollphotogram #スーパードルフィー #ボークス #ドール写真 #球体関節人形 #ドール好きな人と繋がりたい #sdm_のあ #sdm_noa #天使の里

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季節のイベントに合わせたキャンペーンは、新規顧客獲得ばかりを目的としているわけではありません。既存顧客との絆を深めたり、既存顧客の欲求を満たす、つまり満足度向上を目的として実施される場合もあるのです。スーパードルフィーと呼ばれる美しい人形を販売するボークス・造形村は、販売する人形を活用した雛祭りキャンペーンを実施しました。等キャンペーンには、対象年齢が設けられていたこと、さらにスーパードルフィーを持っていなければ参加できなかったことから、実施前は参加者が少なくなるのではないかと危惧されます。実際、キャンペーンによって知名度や認知度を向上させるのであれば、参加者を限定しない方法が効果的です。

しかし、等キャンペーンは、販売商品であるスーパードルフィーの元々の人気やその他の応募要項により、大盛況となりました。その他の要項とは、所持しているスーパードルフィーのフォトを投稿するというものです。スーパードルフィーという商品は、オリジナル性が高く、それぞれに強い個性と所有者の思い入れが存在します。所有者は、その様子を大勢に発信したいと考える傾向が強く、等キャンペーンは既存顧客の心理を上手く活用したため大盛況となりました。等キャンペーンが好評だったことから、所持しているスーパードルフィーとイベントをコラボさせたキャンペーンが、多数実施されるようになったようです。

aiboとひなまつり


根強い人気を持つaiboを販売、サポートしている企業ソニーは、aiboと参加できる雛祭りキャンペーンを実施しました。参加要項は、公式アカウントのフォローと、指定されたハッシュタグを添付し投稿するだけという非常に簡単なものです。等キャンペーンの優れた部分は、多方面に拡散力の強さを発揮するTwitterと、特に若年層に強い影響力を持っているInstagramを活用した部分でしょう。

aiboという商品は、一部ユーザーには根強い人気を誇っているものの、知名度や認知度が非常に高い商品ではありません。そのため、キャンペーンを実施する際は、拡散力の高い媒体を使用し知名度や認知度の上昇、さらには販売促進を求める必要があります。等キャンペーンで使用したSNS媒体は、どちらも非常に拡散力の高い媒体です。しかも、ユーザー層が異なるため、媒体を複数使用したことにより、より幅広い消費者にアピールすることができました。等キャンペーンのように、目的に適したSNS媒体を選択することは、非常に重要です。

桃色の恋の思い出川柳


個性的な雛祭りキャンペーンを実施したのが、「発明ラボックス」と「ニッポン応援女子部」です。どちらも、イベントを企画したり、参考になる様々な情報を発信しています。実施された雛祭りキャンペーンでは、「恋」に関するオリジナル川柳を作成する必要がりました。その他、公式アカウント2つをフォローし、指定されたハッシュタグを添付し応募完了です。雛祭りというイベントは、子供特に女児のイベントという印象が強いため、「恋」に関する川柳を作成する等キャンペーンは、関連性が薄いと感じる人もいることでしょう。

しかし、雛祭りには「桃色」というテーマカラーが存在し、それは恋の色としても多用されるカラーなのです。さらに、恋愛のイベントであるホワイトデーも近いことから、関連性も申し分ありません。等キャンペーンは、川柳を作成し投稿するだけのキャンペーンではありませんでした。有名ホテルで参加型キャンペーンが催され、川柳の表彰式や撮影、体験コーナーなど大規模なパーティーも実施されたのです。催されたパーティーで川柳の表彰式が行われたため、パーティー不参加者は当選辞退というルールが設けられていました。このような細かいルールにより、川柳投稿参加者だけではなく、パーティー参加者も大勢集めることができ、大いに盛り上がった魅力的なキャンペーンだったと言えます。

エンゼルパイorベイクあなたはどっち派?


雛祭りのメインカラーである「桃色」と関連づかせたキャンペーンは、他にも存在します。輸入雑貨店を営んでいるPLAZAは、Twitterの投票機能を活用し、お菓子の投票キャンペーンを実施しました。等キャンペーンのキャラクターとして、桃色の大人気キャラクター「バーバパパ」を起用しています。起用したキャラクターだけではなく、投票に用いたお菓子のパッケージも、雛祭りのカラーに合わせピンク色に変更するなど、細部までこだわって創られたキャンペーンです。等キャンペーンでは、公式アカウントのフォローが必要だったため、公式アカウントの活性化にも役立ちました。他にも、投票する菓子2つのハッシュタグを添付する必要があったため、知名度や認知度の向上にも役立ったでしょう。

PLAZAでは、毎年雛祭りシーズンにキャンペーンを実施しています。PLAZAの顧客層と雛祭りの相性が良く、カラーや賞品も毎年個性です。このように、既存の顧客層とイベントのターゲット層がリンクしていることも、キャンペーンを成功させるポイントだと言えます。

3月3日は「ポリンキーの日」&「三角形のヒミツ」


雛祭りというイベントに合わせたキャンペーンを実施していながら、「雛祭り」という特徴を一切活用しなかった個性的なキャンペーンが存在します。それが、ポリンキーと呼ばれるスナック菓子を製造する株式会社湖池屋が実施したキャンペーンです。湖池屋は、商品名と関連付け3月3日を、ポリンキーの日と設定していました。そのため、雛祭りシーズンにキャンペーンを実施しながら、雛祭り色の全くないキャンペーンとなったのです。

等キャンペーンは、ポリンキーの最大の秘密である「三角形のヒミツ」を予想し、ツイートするだけで参加できます。何度でも投稿できたため、ユニークな回答が多数集まりました。さらに、投稿締め切り後「ヒミツ」を知りたいかTwitterのアンケート機能を使用し、投票を行います。キャンペーン実施当初から最後まで、消費者と楽しみながら創り上げる良質なキャンペーンでした。

#わが家のひな祭り


雛祭り本来のターゲット層に注目し、実施されたのが「#わが家のひな祭り」です。雛祭り本来のターゲット層といえば、小さな女の子であり、取り囲む家族でしょう。等キャンペーンは、雛祭りの自宅での過ごし方、特に食卓風景に関する写真を投稿するキャンペーンです。公式アカウントのフォローと、写真を投稿することによって参加することができます。非常にシンプルで参加方法も分かりやすく、また雛祭りというイベントとの関連性も明確なキャンペーンです。

企業が実施するキャンペーンは、個性的なものでなくてはなりません。なぜなら、多くの企業が同時期に一斉にキャンペーンを実施するからです。類似した個性のないキャンペーンだった場合、参加者を集められないばかりか、話題にも上らないでしょう。しかし、奇抜すぎるがあまり、イベントとの関連性が乏しくなったり、ターゲット層を見失うことも少なくありません。また、参加要項が複雑になり過ぎ、失敗に終わるケースもあります。等キャンペーンは、非常にシンプルでターゲット層も明確であり、関連性も申し分ありません。既存顧客や企業イメージを大切にした、良質なキャンペーンです。

闇と舞え!漆黒のダークネスひな祭り


「闇と舞え!漆黒のダークネスひな祭り」は、雛祭りだけではなく、近日に実施されるホワイトデーも巻き込んだキャンペーンです。等キャンペーンは、ゲームアプリで実施されました。雛祭りに合わせたオリジナルシナリオをクリアし、報酬としてレアアイテムを手に入れることができるキャンペーンです。等キャンペーンを周知させるため、利用者が多くターゲット層がマッチしているYouTubeを活用していました。

等キャンペーンの魅力は、回数によってもらえる特典が変化する部分です。キャンペーン実施期間中、用意されたSTEPをクリアするごとに、様々なアイテムを受け取ることができます。さらに、YouTubeを活用し多くの参加者を集めたことも優れた部分です。YouTubeでは、CMのような効果を持つ動画を無料で配信することができます。地上波メディアで放送するよりも格安で、しかも届けたいユーザーに適切に届けられるのがYouTubeの魅力です。それらを上手く活用し、適切に拡散した部分も、等キャンペーンの優れた部分だと言えます。

まちあそび人生ゲーム


町おこしの一環として実施されたキャンペーンの中で、ひと際個性的で魅力を放っていたのが、佐賀市観光協会が企画した「まちあそび人生ゲーム」です。2020年のひな祭りシーズンに実施予定でした。大人気ボードゲーム「人生ゲーム」を、街全体を活用して表現したキャンペーンです。実際の人生ゲームを忠実に再現した、職業設定や初任給、ルーレット形式など楽しめる要素がふんだんに盛り込まれていました。

等キャンペーンは、設定された条件を活かしながら、佐賀城下に実際に存在するお店や地点を経由し、ゴールを目指します。町おこしにもなりますし、佐賀の知名度や認知度上昇にも貢献することが期待されたキャンペーンです。お店の利用も可能だったため、地域活性化や消費促進にもつながったでしょう。キャンペーン実施日には、別イベント「さが桜マラソン」も開催予定だったため、双方が作用しあって盛り上がることが期待されていました。これほど個性的で遊び心のあるキャンペーンだったものの、新型コロナウイルスの影響により、中止となります。内容が魅力的だったことから、来年こそ開催が期待されるキャンペーンです。

シュープリームノイ(公式)


女の子ではなく、大人の女性に向けた雛祭りキャンペーンを実施したのが、化粧品メーカーSUPREME NOiです。雛祭りキャンペーンとして、3,000円以上の実際に販売されている商品をプレゼントするキャンペーンを実施しました。参加要項は、公式アカウントのフォローとキャンペーン告知に関する投稿のリツイートのみです。雛祭りキャンペーンに合わせ、50%オフイベントも開催するなど、積極的なマーケティングを行っていました。等キャンペーンの魅力は、人気商品を賞品として設定した部分です。賞品として提供し、実際に利用する機会を与えることにより、顧客を獲得する可能性を高めることができます。

3月4~5日の2日間という、非常に短い期間の実施だったにも関わらず、リツイート数は2,000件以上でした。また、このようなキャンペーンは、良質な口コミを集めやすいという特徴も有しています。当選するために、企業や商品に関するポジティブな意見を合わせて投稿する傾向が強いのです。等キャンペーンでも、「愛用している」「肌質が改善されそう」など、好意的な意見が多数投稿されていました。

雛祭りSNSキャンペーン失敗事例

多くのメリットを有する雛祭りというイベントですが、必ずしも実施したキャンペーンが成功するわけではありません。季節のイベントに合わせたキャンペーン、特にSNS媒体を活用したキャンペーン実施には、多くの失敗例も存在します。その理由は、SNS媒体を活用するポイントが把握できていなかったり、キャンペーン実施のポイントを押さえていないためです。ここからは、雛祭りに実施されたSNSキャンペーンの中から、実際に失敗に終わったキャンペーンの特徴をご紹介していきましょう。具体的な失敗ポイントから、注意点まで詳細に解説していきます。

注目されない

キャンペーン実施で最も頻発する失敗事例の要因は、キャンペーンそのものが注目されないという理由です。魅力的な内容、賞品を用意しても、それらが正しく周知されなければ意味がありません。参加者が集まらなかった場合、キャンペーン実施の目的が達成できなくなってしまいます。キャンペーン実施の目標が達成できないばかりか、既存顧客との関係性に不信感を与えてしまったり、取り扱っている自社商品や企業そのものにネガティブな印象を残す恐れもあるのです。

SNS媒体は、大きな拡散力を持っているものの、やみくもに運営しても、利用しても最大限の効果を得ることはできません。公式アカウントを長らく運営している企業であっても、フォロワーが数人~数百人ということも珍しくないのです。SNS媒体を使ったキャンペーンを実施するのであれば、大きな拡散力を最大限に活用するべきですし、適切な工夫をする必要があります。

注目されないという失敗要因を解消するための方法としては、SNS媒体を複数使用するという方法があります。複数媒体を使用することにより、違った層へアプローチすることが可能です。最も有効的だと考えられている方法は、インフルエンサーを起用する方法でしょう。インフルエンサーは、大きな影響力を持っています。インフルエンサーによって、影響力を持つ層も異なるため、ターゲット層に適した人材を起用することにより、大きな拡散力が期待できるでしょう。さらに、インフルエンサーはそれぞれが活躍しているSNS媒体を熟知した存在です。どのような掲載方法が消費者に影響を与えるのか、また最新機能にも精通しているため、企業では思いつかないキャンペーンアイディアを提供してくれる場合もあります。インフルエンサーと連携することにより、実施するキャンペーンをバージョンアップさせることができるでしょう。

真新しさがない

季節のイベントには、既にイメージが定着しています。そのため、それらを壊すような奇抜すぎるキャンペーンは好まれない傾向にあるでしょう。このような理由から、各イベント時期に実施されるキャンペーンは、ある程度類似しています。実施されるキャンペーンが類似してしまうのは、仕方のないことですが、真新しさが感じられず、参加者を集められないという失敗例も存在するのです。

季節のイベントに合わせたキャンペーンでは、イベントが持つイメージを壊さず、かつオリジナル性を作り出さなくてはなりません。斬新過ぎても、過去と類似しすぎても失敗するリスクが高くなるという事です。SNSキャンペーンを実施する際は、これまで行われてきた様々なキャンペーンを洗い出すとともに、その都度どのような事柄が流行しているのか、また注目される可能性を持つ事柄は何かという事を先読みし、取り入れる必要があります

不十分なギフト

季節のイベントに合わせたキャンペーン実施は、在庫処分の場ではありません。根本として、季節のイベントを楽しむと同時に、キャンペーンも楽しんでもらおうという趣旨が必要です。近年実施されるSNSキャンペーンの中には、消費者の意向を無視したキャンペーンが散見されます。参加する意味がわからなくなるようなギフト設定も、その1つです。キャンペーンを実施する際、もちろんキャンペーン内容が非常に重要となりますが、「参加したい」と思えるギフト選定も重要になります。在庫として残っている商品をギフトとして設定したり、企業側にしかメリットとならないギフトを設定し、失敗に終わっているキャンペーンも多数見られるのです。

どのようなギフトが好まれるか考え、賞品を設定する必要があるでしょう。ギフトの設定は、ターゲット層を正しく把握・想定することにより可能となります。この時、企業にとって好ましい状況ではなく、消費者にとって好ましい状況を想像するように心がけましょう。消費者の意向をくみ取った後、どのように企業の意向にすり合わせていくか考える必要があります。

多すぎる規約

SNSキャンペーン実施によって、様々なメリットを受け取りたいと考えることは普通のことです。企業として、1つのキャンペーンから多くのメリットを受け取るように努めることは当然だと言えます。しかし、それゆえ多くの規約を設定してしまうと、失敗リスクを高める恐れがあるのです。参加に関する規約として一般的なのは、公式アカウントのフォローと、キャンペーン実施に関する投稿のリツイート等でしょう。この時、公式アカウントの複数フォローや外部HPの登録などを設定する企業も存在しました。

複数のアカウントフォローであれば、辛うじてSNS媒体で実施できるため、それ程大きな手間にはなりません。しかし、外部サイトまで含めた規約は、手間であり消費者の負担でしかないのです。さらに、参加するために写真投稿や文字以外を用いる必要があったり、それら複数の手順を有するものだった場合、参加途中で中断するユーザーも増えてしまいます。キャンペーンを成功させるためには、消費者に大きな負荷のかからない手順、規約を設定する必要があるでしょう。さらに、それらを分かりやすく掲載することも必要です。参加手順、要項が不明瞭すぎると、消費者は考えることを放棄してしまいます。ギフト等の内容も、同様です。SNSキャンペーンの内容は、分かりやすく短い文章でまとめるように心がけましょう。また、文字だけではなく、賞品の写真を掲載したり、参加要項の具体例を記載することもおすすめです。

SNSを活用して多くの人に向けたマーケティングを実施していこう!

SNSキャンペーンには多くのメリットが存在する一方、注意点やポイントも存在します。キャンペーンのメリットを最大化するため、そして失敗リスクを最小限に抑えるためにはインフルエンサーの起用がおすすめですが、採用する際は注意が必要です。自社に適した人材を選ばなければ、失敗リスクを高める恐れもあります。SNSキャンペーンのリスクを最小限に抑えるためにも、インフルエンサーを起用する際は、専門企業である「コラボマーケティング」に任せてみましょう。相談することにより、適切な助言を受けることができます。優れたキャンペーンを実施し、マーケティングを成功させましょう。

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