【2021年版】卒業のSNSキャンペーン事例10選

卒業シーズンこそSNSキャンペーンを実施するもっともな理由と忘れてはいけない注意点


年間を通して企業は、様々なマーケティングを実施しています。マーケティングに使用する媒体を変えたり、インパクトのある内容のイベントを企画するなど、マーケティングではあらゆる工夫が見られるのです。マーケティングにおいて、これほど工夫を凝らし、短期間で様々な手法を実践しているのは、消費者の意識の変化や競合他社の多さが関係しています。安定した顧客を有する企業であっても、売上の多い大企業であっても、常に新しいマーケティングが求められているのです。

企業が実施するマーケティングの中で、近年特に活気づいているものが存在します。それが、SNSキャンペーンです。SNS媒体を活用して行われる、マーケティングの1つです。SNSキャンペーンには様々な種類・方法が存在しますが、中でも季節のイベントに合わせたキャンペーンが注目されています。クリスマスやバレンタインなど、日本に存在する季節のイベントに合わせたキャンペーンの実施です。SNSという最新技術と、古くから存在するイベントをあえて合わせて実施する理由は、そこに大きなメリットが生まれるからです。

キャンペーンを実施する企業にとっても、そしてそれらを利用する消費者にとっても、イベントに合わせたキャンペーンは魅力的だと言えます。今回は、企業が好んで実施するイベントの中でも、特に大きな可能性を持っていると評価されている「卒業シーズン」に限定したキャンペーンについて、ご紹介していきましょう。なぜ、「卒業シーズン」が好まれているのか、具体的にどのようなキャンペーンが実施されているのか、詳しく解説していきます。

卒業シーズンにSNSキャンペーンが適している理由

 

この投稿をInstagramで見る

 

ギグスセイジンシキ(@gigs_seijinshiki)がシェアした投稿


日本には、季節ごとに数多くのイベントが存在します。ゴールデンウイークや正月など日本独自のものから、ハロウィンやクリスマスなど、海外文化を取り入れたものなど様々です。特に海外文化を取り入れたハロウィンやクリスマスは、今や日本の一大イベントにのし上がり、大きな市場規模を誇っています。近年では、「イースター」と呼ばれる海外文化を取り入れたイベントも、注目されつつあるようです。

このようなイベントに合わせ、企業は積極的にマーケティングを行います。海外文化が圧倒的勢いを有している中、日本特有の文化も根強い人気と影響力を誇っています。根強い人気と大きな影響力を持っているのが、「卒業」シーズンであり、キャンペーン実施によって大きな成果を上げる企業も少なくありません。

企業が実施するマーケティングの1つであるキャンペーンと、「卒業」というイベントは非常に相性が良く、またキャンペーンを実施する際「SNS」という媒体も大変適しているのです。ここからは、「卒業」シーズンがキャンペーン実施に適している理由を解説していきます。さらに、キャンペーン実施にSNSが適している理由も、詳細にご紹介していきましょう。正しい意味や理由を理解し、これまで実施してきたキャンペーンを見直したり、企業とキャンペーン実施の在り方を考えるきっかけにしてみてください。

3月、4月、12月/2月、6月、9月、11月

様々な統計により、消費者の出費が多い月、そして出費が少ない時期が判明しています。3、4、12月は出費が多い時期であり、2、6、9、11月は出費が少ない時期です。他の調査でも、最も出費が多い時期として12月、次いで4月や3月などの春先があげられています。一方、ジューンブライドとして知られる6月、バレンタイン時期の2月、ハロウィン前後の月9、11月も、出費が少ない時期なのです。

一大イベントとして知られるハロウィンが実施される10月は、平均的な時期となっています。もちろん、扱う商品、提供するサービスによって、出費額は前後しますし、該当月も異なるでしょう。しかし、一般的にはこのような統計となっており、卒業シーズンである3~4月は、消費者の出費が多い時期なのです。単純な要因ではありますが、卒業シーズンがマーケティングに適しているという確かな理由の1つだと言えるでしょう。

購買衝動

数多く存在するイベントの中でも、特に「卒業」シーズンが好まれ、積極的にキャンペーンが行われる理由は、人間の購買衝動に関係しています。購買衝動とは、商品・サービスを手に入れようとする衝動であり、「衝動買い」「ついで買い」「合理的な買い物」などに分けることも可能です。この購買衝動は、「いいことがあった時」「祝いの瞬間」に起こりやすいと言われています。

何かを手に入れた時、人は大きな幸福感を感じますし、人によっては快感を感じるのです。つまり、「買い物」「対価の支払い」は心地いことであり、積極的に行いたい事でもあります。それらが、「卒業」シーズンの祝いや喜びとリンクし、購買衝動が起きやすくなるのです。また、購買衝動には、全く逆の発生要因も存在します。幸福時ではなく、ストレスを感じたり、寂しさや不安を抱えている時もまた、購買衝動が発生しやすいというデータが存在するのです。

ストレスやネガティブな感情を払拭させるため、購買衝動の幸福感や心地よさに頼ります。「卒業」シーズンは、新しい事柄へのスタート時期でもありますが、同時にこれまでの生活との別れの時期でもあり、喜びと悲しみんが両立する時期です。そのため、激しい購買衝動を引き起こしやすく、マーケティングを行う時期として大変優れた時期だと言えます。

購入理由を見つけやすい

卒業シーズンは、何かと新しい物が必要になります。制服や文房具類、生活必需品が大きく変わることもあるでしょう。住居や、それに伴う車など交通手段等の変更が必要になる場合もあります。このように、卒業シーズンは、何かを購入する理由が見つけやすい時期です。人間特に女性は、購入する際正当な理由を欲します。商品やサービスの必要性が重要ではなく、自分が購入する正当な理由が必要なのです。正当な理由させ与えられれば、購入を促すことができます。

女性は購入する理由が大切ですが、男性はどうでしょうか。男性は購入する際、必要性を重要視します。自身の状況を考え、必要に応じて買い物をするのです。つまり、卒業シーズンは、男女どちらにとっても購買行動を促しやすい時期だと言えます。商品やサービスの仕組みや実用性をアピールし、必要性を訴えかけることにより、卒業シーズンは購買行動を積極的にさせることができる時期なのです。

数年に1度

「卒業」という時期は、頻繁に訪れるイベントではありません。小学生であれば6年に1度、中高生であれば3~4年に1度しか訪れないイベントです。大学生や習い事、その他の事柄であっても、「卒業」は毎年訪れるわけではありません。数年に1度訪れるという状況は珍しい事態であり、非常に大きな特別感を感じやすい時期です。

購買行動を促すには、この「特別感」が大変重要になります。商品やサービスが良質かという部分も重要ですが、それらを購入する状況も大変重要なのです。「その時しか手に入らない」「この時期はお得に購入できる」といった特別感が、購買行動を促します。また、特別な日だからこそ、自分に許可を出しやすくもなるのです。普段であれば購入を躊躇し、1度考える時間を設ける人であっても、卒業や何かしらの特別な日には、「自分へのご褒美」として財布の紐が緩みやすくなります。

「自分へのご褒美」という状況もまた、企業にとって大きなチャンスです。「自分へご褒美」では、自分の浪費を必要以上に正当化しようとします。浪費していい理由ばかり積極的に探すようになりますし、自身を冷静に見つめることが減少し、外側から積極的に意見を取り入れてしまうのです。このような状況を、「確証バイアス」と呼びます。企業が積極的に商品やサービスをアピールし、もっともらしい理由を提供することにより、より積極的に購買行動を促すことができるのです。

近日イベント

卒業シーズンである3~4月近辺には、「卒業」以外にもイベントが存在します。3月3日に行われるひな祭りや14日に実施されるホワイトデー、お彼岸なども卒業シーズンである3月です。また、4月1日のエイプリルフールは、積極的に参加する企業も少なくありません。オリジナル性が高く、ユニークなイベントを企画し、注目を集める企業も多いのです。このように、3~4月には様々なイベントが集結しています

知名度の高いイベントは、キャンペーンとの関連性を持たせる際活用することができますし、連続したキャンペーンを実施し、注目を集め続けることもできるのです。次のキャンペーンで利用できるクーポン、特典を付与し、参加者を繋ぎとめる方法もあります。あらゆる工夫がしやす事、また複合させ大規模なキャンペーンを実施しやすいことなどから、企業にとって卒業シーズンは魅力的な時期なのです。

SNSの影響力

卒業シーズンに実施するキャンペーンでは、SNS媒体の利用が適しています。卒業シーズンに限らず、SNS媒体を利用したキャンペーンは、大きな成果を上げることができるのです。SNS媒体には、様々な種類が存在し、それぞれに多くの利用者を有しています。あまりの多さから、複数アカウント作成のデメリットが提言されることもありますが、圧倒的な拡散力を持っていることは疑いようがありません。SNS媒体をマーケティングに利用することにより、低コストで大規模な拡散が実現できます

SNS媒体を活用したキャンペーンのメリットは、拡散力だけではありません。SNS媒体は、大きな影響力を持っています。実際には、それぞれのSNS媒体で活躍するインフルエンサーが大きな影響力を持っているのです。インフルエンサーが発信する情報は、企業が発信するもの以上の影響力を持ち、消費者の言動を大きく左右します。マーケティングに起用することにより、購買行動を積極的に促すことも可能なのです。これが、インフルエンサーマーケティングと呼ばれる方法であり、最新マーケティングとして大きな注目を集めています。このように、SNSには多くのメリットが存在するため、企業が取り入れる利点は大いにあるのです。

利用媒体

SNS媒体の特徴を理解し、活用することにより、より効果的なマーケティングを実施することができます。前項でもご紹介したように、SNS媒体には様々な種類が存在しそれぞれに大きな特徴を持っているのです。例えば、拡散力に優れているものの、映像発信には適さないもの、長時間の動画配信に適し、より詳しい情報を発信できる媒体など様々あります。それぞれの特徴を理解することにより、自社商品・サービスに最も適した媒体を使ってマーケティングすることができるのです。

また、複数の媒体を併用し、キャンペーンを実施する方法もあります。SNS媒体には、優れた部分とそれ程でもなく別媒体に劣る部分も存在するのです。そのため、複数媒体を活用することにより長所を活かし短所を補い合得るため、非常に効果的で効率的なキャンペーンが実施できます。しかし、SNS媒体の活用では、注意も必要です。使用媒体の特徴を誤認したり、確かな根拠を持たずに選択し、リスクを高める恐れもあります。SNS媒体を活用したマーケティング、影響力のあるインフルエンサーを起用したキャンペーン実施には特徴的なポイントが存在するため、ノウハウを持たない企業は専門企業等に依頼しましょう。適切な企業に協力をあおぐことにより、リスクを減らし無用なトラブルを避けることができます

検索ツール

SNS媒体は、情報発信ツールとしての役割だけではなく、情報検索ツールとしての役割が大きくなっています。特に若年層の間では、「SNS以外のネット情報にリアリティを感じない」「信用できない」といった意見が見られるのです。大手検索ツールのGoogleやYahoo!以上に、SNS媒体は信頼度が高く、頻繁に検索ツールとして使用されています。その理由は、発信者が自分たちと同じ「消費者」であり「一般人」だからです。

自分たちと同じ一般人は、「嘘をつかない」「何かに偏った意見を発信するメリットがない」と考え、絶大な信頼を寄せます。一方、企業や芸能人が発信する情報は、何かしらの目的があると考え、信頼度が低下してしまうのです。宣伝行為には、嫌悪感さえ感じてしまいます。このように絶大な信頼感を持つSNS媒体に、情報を掲載することができれば、効果的なマーケティングが実施できるのです。そのため、イベントに合わせたキャンペーン実施に、SNS媒体が適しています。しかし、企業として情報を発信したり、芸能人を起用し宣伝を行う方法は注意が必要です。

消費者に嫌悪感を持たれる恐れがありますし、「一般人」という認識がないため、信頼度が低下する恐れもあります。SNS媒体を活用したキャンペーンでは、「一般人」でありながら大きな影響力を持つインフルエンサーの採用を検討してみましょう。

卒業シーズンに実施されたSNSキャンペーン成功事例

ここからは、卒業シーズンに実施されたSNSキャンペーンをご紹介していきます。卒業シーズンに合わせたキャンペーンでは、多くの企業が成功をおさめているのです。それらを確認し、自社に取り入れられる部分がないか考えながら読み進めてみましょう。

ハイヒールライフ

 

この投稿をInstagramで見る

 

高田浩子💄Lucy💄メイクの先生(@lucytakada)がシェアした投稿


卒業式や続いて訪れる入学式では、ハイヒールを履く女性も少なくありません。就職先に、ハイヒールで出向く女性もいるでしょう。ハイヒールを履く女性を応援するキャンペーンを実施したのが、名古屋特殊鋼株式会社です。女性向けのインソールだけではなく、スポーツ選手も愛用するオーダーメイドソウル等も作成しています。等キャンペーンの優れた部分は、賞品の豪華さと、イベントとの関連性です。

新しい靴を購入する際に、合わせて自社商品を購入することを促した等キャンペーンは、卒業というイベントの特徴にマッチし、明確な関連性により消費者に好感を与えています。さらに、100,000円という豪華な賞品を用意したことも魅力的です。応募方法も、公式アカウントのフォローという簡単な方法を採用していました。また応募要項には、ハイヒールライフに関連した写真投稿も含まれていたため、UGC集めにも成功しています。

卒業メイト

 

この投稿をInstagramで見る

 

卒業メイト(@sotsugyomate)がシェアした投稿


卒業する全ての人々を巻き込んだ、ユーザー参加型キャンペーンを実施したのが、カロリーメイトを製作する大塚製薬です。等キャンペーンでは、拡散力の高いTwitterと幅広い世代が利用するInstagramが使用されました。応募要項は、離れ離れになるメイト(仲間)と撮影した写真を投稿するという簡単なものです。

卒業というイベントの印象に適したキャンペーンであり、爽やかで好印象な参加要項だったため、大きな話題となりました。さらに、同じく学生のインフルエンサーを起用し、拡散したことも効果的だったと言えるでしょう。卒業とは無関係のインフルエンサーや、既に社会人になっているインフルエンサーを起用した場合、訴求力が低下してしまいます。等キャンペーンは、「卒業」の特徴と、消費者心理を理解した、効果的なマーケティングです。

#音楽を贈ろう

 

この投稿をInstagramで見る

 

【TWICE】 ・ ・ 『#音楽を贈ろう “ギフトキャンペーン”』に3年連続TWICE! リリースイベントのオフィシャルグッズを販売! ・ ・ ■2/4日(火)~3/22(日) タワレコ #音楽を贈ろう ギフトキャンペーンがスタート!! ・ ・ ①「#音楽を贈ろう “ギフトキャンペーン”」ポスター全店掲出 #音楽を贈ろう “ギフトキャンペーン”開催を記念して、キャンペーン・ポスターを掲出します。 【掲出期間】 2020年2月4日(火)~ 2月5日(水)発売『&TWICE -Repackage-』、3月4日(水)発売 『TWICE DOME TOUR 2019 “#Dreamday” in TOKYO DOME』を ご購入の方には、このキャンペーン・ポスターが抽選で10名様に当たる 応募レシートを差し上げます。 ・ 応募期間 2020年2月4日(火)0:00 ~ 2020年3月29日(日)23:59 ・ ・ ②タワレコ店舗アプリ クーポンご提示で「#音楽を贈ろう TWICE 特製メッセージカード」プレゼント ・ タワーレコードのお店でのお買い物が便利&お得になる無料アプリ 「タワレコ店舗アプリ」のクーポンを、税込3,000円以上ご購入時にご掲示していただくと、先着で「#音楽を贈ろう TWICE 特製メッセージカード」を プレゼントいたします。 ・ ・ 【配布期間】 2020年2月4日(火)~ ※先着でのお渡しにてなくなり次第、配布終了。 ※タワレコ店舗アプリにご登録のうえ、クーポンご提示が必須となります。 ・ ・ ・ ■TWICE JAPAN 2nd ALBUM 『&TWICE』リリースイベント オフィシャルグッズ キャンペーン開催を記念して、タワーレコード24店舗にて「TWICE JAPAN 2nd ALBUM『&TWICE』リリースイベント オフィシャルグッズ」の販売が決定!福岡パルコ店でも販売致します😍 こちらはキャンペーンに先行して1月31日(金)からの販売となります。 ・ ・ 【販売期間】 2020年1月31日(金)~2020年2月16日(日) ・ ・ ※期間中でも商品がなくなり次第販売終了となります。 ※商品の予約・取り置きは承れません。 ※店舗内や店頭付近でのトレーディング行為は禁止となります。 ・ ・ #twice #音楽を贈ろう ・ ・ #towerrecords #towerrecordsfukuoka

タワーレコード福岡パルコ店(@tower_fukuoka)がシェアした投稿 –


「#音楽を贈ろう」は、バレンタイン時期の2月から、卒業シーズンの4月まで比較的長い期間実施されたキャンペーンです。キャンペーン実施期間中は、バレンタインやホワイトデーなど、「ギフト」というイメージの強いイベントが続きます。「ギフト」というイメージに関連性を持たせ、効果的にマーケティングをおこなったのが等キャンペーンです。等キャンペーンは、タワーレコードで音楽商品を購入し、その様子をInstagramに投稿することによって応募完了となります。「ギフト」という共通するイベントのイメージを利用し、長期的に実施しても不信感を持たれない効果的なキャンペーンでした。

長期間キャンペーンを実施してしまうと、「特別感」「限定感」が薄れ、集客率が低下してしまいます。しかし、等キャンペーンの実施期間中は複数のイベントが立て続けに含まれていたため、それぞれのイベントに引き寄せられ、結果集客率を落とすことなく効果的にマーケティングすることができました。拡散者として、インフルエンサーとしても注目されている人気アーティストを起用したところもポイントです。

#バイトルでラスト制服

 

この投稿をInstagramで見る

 

こま まりえ MarieKoma(@komamarie)がシェアした投稿


「#バイトルでラスト制服」キャンペーンは、オリジナル性の高いユニークなキャンペーンとして、高評価を得ていました。アルバイトの提案を行うバイトルを運営する、ディップ株式会社が実施した卒業キャンペーンです。等キャンペーンは、生活環境が変わり、これまで着ていた制服を着られなくなる人へ向けたキャンペーンとなっていました。参加要項は単純で、制服姿をInstagramやTwitterに投稿するだけです。アルバイトの制服だけではなく、学生服も対象だったことから、多くの参加者を集めました。当選した場合、バイトルの公式モデルに採用されます。バイトル関連のPR活動、マーケティングに参加できるという、魅力的な賞品となっていました。

#JKにしかできないこと

 

この投稿をInstagramで見る

 

りょう(@ryo.1019_)がシェアした投稿


SNOWなどの大人気アプリケーションを開発するSNOW Japan株式会社は、SNOWの知名度及び認知度を上昇させ、利用者の増加を目的とし、「#JKにしかできないこと」という限定的なキャンペーンを実施しました。参加条件として、「JK」という明確な表記はなかったものの、ほぼJKに限定したキャンペーンだったと言えます。限定的なキャンペーンは、参加者を減少させるため、魅力的な方法ではありません。

しかし等キャンペーンは、商品であるアプリケーションの対象者がJKや、それ未満の学生層であることや、JKという拡散力の高い積極性を持った消費者をターゲットにしたことから、多くの参加者を集めることに成功します。使用したSNS媒体も、JKやそれ未満の学生層に適していました。

イベントに合わせたキャンペーンには、基本的な注意点があるものの、全ての企業や商品に当てはまるわけではありません。自社商品の特徴や、KPI及びKGIによって、デメリットの大きいとされる方法であっても成功を収めることが可能なのです。SNSキャンペーンでは、商品の特徴を把握することはもちろん、ターゲット層や、適したSNS媒体選択など、柔軟に対応しましょう。

卒業旅行をリベンジ!キャンペーン


「卒業旅行をリベンジ!」キャンペーンは、ネガティブな状況を明るい印象に変えた、魅力的なキャンペーンです。外出自粛が呼びかけられた2020年、卒業旅行ができなかった、最後の思い出作りができなかった人々も少なくありません。そんな消費者に寄り添い、温かいキャンペーンを実施したのが星野リゾートです。

卒業生や卒業した社会人が1人でもいれば、お得なキャンペーンに申し込むことがでいます。さらに、SNSで旅行風景をシェアすることにより、特別なギフトをもらうこともできるのです。シェアするSNSは、特に限定されていません。InstagramやTwitterだけではなく、Tik Tokでのシェアも可能となっています。様々なSNS媒体の使用を許可したことにより、それぞれの媒体で宣伝を行うことができるため効果的な方法です。

お・と・な・む・けの一言キャンペーン

 

この投稿をInstagramで見る

 

m i k i(@miki______k)がシェアした投稿


「卒業」が持つ「大人」への一歩というイメージに注目し、商品との関連性を強調したキャンペーンを実施したのが、ハイツ日本です。「大人むけのパスタ」という商品の知名度及び認知度を上昇させ集客を目指すため、卒業キャンペーンを実施しました。等キャンペーンの魅力は、「○○はお・と・な・む・け」の○○に入る言葉を消費者が考え、投稿します。多くの言葉を投稿した人ではなく、ユニークな言葉を投稿した人物が当選するという、オリジナル性の高い方法を採用した部分も魅力的です。

卒業キャンペーン


「#卒業」キャンペーンは、王道の「卒業」を大切にしたキャンペーンです。友達や仲間との、忘れられない卒業式での感動動画を投稿することによって、応募が完了します。当選した場合、人気アーティストである、コブクロのミュージックビデオに登場することができるため、多くの参加者を集めました。等キャンペーンは、「音楽」にも関係していたことから、使用されたSNS媒体は、Tik Tokです。Tik Tokの公式アカウントをフォローし、卒業式の動画を投稿します。効果的にUGCを集められたこと、公式アカウントの活性化に成功したキャンペーンです。

盛ルバム


等キャンペーンは、多くの人々が考えていたことを、見事に実現させたユニークなキャンペーンです。キャンペーンに参加すると、1校限定でオリジナル卒業アルバムを作ることができます。等キャンペーンの魅力は、加工した卒業アルバムを作るという、誰でも1度は考えたことのある夢を実現させた部分です。SNOWという加工アプリとのタイアップキャンペーンであり、双方の知名度及び認知度を上昇させ、イメージアップにも貢献しました。

また、「#最後くらい盛らせろ」というインパクトのあるフレーズも話題となり、若年層を中心に大きな話題となります。等キャンペーンが好評だったことから、オリジナル卒業アルバムを手軽に作れる「盛ルバムジェネレータ」を製作したことも、話題となりました。1回のキャンペーンで終わらせることなく、次に繋げたのが等キャンペーンの魅力でもあります。

卒業ムービー作成


等キャンペーンは、商品やサービスの内容を詳しく紹介しやすいYouTubeを活用した卒業キャンペーンです。YouTube内では、オリジナル卒業ムービー作成の方法を、細かく紹介しています。その中で、自社商品ソフトを紹介し、利用を促していました。等キャンペーンの魅力は、詳しく手法を解説したことにより、消費者に強くイメージさせた部分です。イメージができな事柄に対して、人々は億劫になり敬遠してしまいます。しかし、動画で分かりやすく解説したことにより、ネガティブなイメージを払しょくでき、効果的にマーケティングをすることができました。

卒業SNSキャンペーンを実施する際の注意点

 

この投稿をInstagramで見る

 

きょうちゃん/多田恭佳(@kyouchan_lovegraph)がシェアした投稿


卒業シーズンに合わせたキャンペーンには、多くの成功例が存在するものの、全てのキャンペーン及び企業が成功を収めているわけではありません。卒業シーズンに合わせたSNSキャンペーンを成功させるためには、実施する際の注意点を理解しておく必要があります。ここからは、卒業シーズンに合わせたSNSキャンペーンを実施する際の注意点と、これまで発生した失敗事例について、ご紹介していきましょう。

関連性

季節のイベントに合わせたキャンペーンを成功させるためには、イベントとキャンペーンの関連性を強め、消費者にアピールする必要があります。キャンペーンとイベントの関連性が乏しかった場合、特別感を感じにくく、キャンペーンを利用する限定感も薄れてしまうのです。さらに、キャンペーンで実施されるセールなどの割引に、不信感を持ちやすくなります。

キャンペーン実施は、既存顧客に不信感を与えず、大々的な割引を実施することができ、集客を期待することができるのです。しかし、季節のイベントとキャンペーンの関連性が乏しい場合、消費者は割引かれる正当な理由が見つからず、「不人気」「売れ残り」といったネガティブな印象を持ちかねません。そればかりか、正規料金で購入した既存顧客を逃したり、ブランディングに失敗する恐れもあるのです。

卒業シーズンに限定したキャンペーンだけではなく、イベントに合わせたキャンペーン実施では、確かな関連性が存在するか、また誰にでも分かりやすい関連性を有しているか必ず確認しましょう。関連性がなかった場合はキャンペーン内容を工夫したり、近日に存在するイベントとの併用を考える必要があります。どうしても関連性を作り出せない場合、インフルエンサーなどの拡散者を選択する方法もおすすめです。インフルエンサーには、それぞれ特徴があり、そして得意分野を持っています。イベントとキャンペーンを繋ぐ特徴を持ったインフルエンサーを起用することにより、確かな関連性を作り出すこともできるのです。インフルエンサーの起用には注意点もあるため、専門企業であるコラボマーケティングに依頼する方法が安全に活用できるでしょう。

新しいきっかけ

卒業シーズンに合わせたキャンペーン実施は、工夫次第で、長く付き合える顧客獲得のきっかけにすることもできます。このような要素は、他季節のイベントでは見られない、「卒業シーズン」独自のものだと言えるでしょう。卒業シーズンは、これまで利用していた事柄からの卒業であり、新しいものとの出会いの季節でもあります。そのためキャンペーン時に、「長く付き合いたい」と思えるきっかけを提示することにより、高確率で顧客獲得することが可能なのです。

キャンペーンを成功させるためには、インフルエンサーの起用や、キャンペーンの内容を工夫するなどし、多くの参加者を集める必要があります。それとは別に、企業にとって質の高いキャンペーンにするべく、顧客との今後を進展させる要素を作り出す必要があるのです。1つ1つのキャンペーンで完結させていては、成功したキャンペーンとは言えても、質の高いキャンペーンとは言えません。

顧客との関係を継続するために、キャンペーン内で完結できない内容を盛り込んでみましょう。長く利用することで、さらにお得になるといったメリットを提示することも適しています。間違っても、「解約の仕方を提示しない」「複雑な解約手順」など、消費者に負担をかける方法を選択しないようにしましょう。一時的に利用者は増えますが、キャンペーン終了時と同時に離れていってしまいます。

簡単で分かりやすく

卒業シーズン、そしてすぐに訪れる進学・就職シーズンは、非常に忙しい時期です。これまで実施してきた事柄を整理しながら、新しい生活の準備を進めなければならない時期であり、多くの人々が目まぐるしく日々を送ります。このように非常に忙しい時期であることから、実施するキャンペーン内容は、簡単なものでなくてはなりません。参加条件や応募要項は、簡潔にそして分かりやすく提示する必要があります。

また、卒業シーズンなどの繁忙期は、脳が作業を簡略化しようとするため、あまり「文字」を認識しないというデータが存在します。つまり、キャンペーンを大量の文字で紹介することは避けた方がいいのです。写真や短い音楽、キャッチーな短文など、拡散する際は工夫が必要になります。

消費者に不快感やストレスを感じさせないように、イメージのしやすさにも注力しましょう。アピールする商品の使用例を掲載したり、利用した際どのような状況になるかなど、消費者が想像しやすいように補助情報を発信する必要があります。当然のことですが、それらはポジティブな内容でなくてはなりません。心機一転と考える人も多い春先、ネガティブな印象は、それだけで避けられてしまいます。

インパクトと個性

卒業シーズンは、様々な企業が一斉にキャンペーンを実施します。3~4月は主要なイベントが集中しているため、卒業に関連したものだけではなく、次々に新しいキャンペーンが実施されるのです。このようにイベントが集中し、合わせたキャンペーンが多数実施される時期では、特徴的なキャンペーン内容を実施しない限り、埋もれてしまう可能性が高いでしょう。多くの企業が実施するキャンペーン内容と類似したものや、過去に実施されたキャンペーンを再度実施しても、注目を集めることはできません。

卒業シーズンに実施するSNSキャンペーンを成功させるためには、インパクトのある内容のキャンペーンを作成しましょう。さらに、それらを短期間で拡散させるため、個性的なネーミング、キャッチーなタイトル等をつける必要があります。

「インパクトのある内容が思いつかない」「キャンペーンネタは出尽くしている」と思っているのであれば、新しい人材をキャンペーンに取り入れてみましょう。例えば、インスタグラマーやYouTuberなどのインフルエンサーです。インフルエンサーは、普段からSNS媒体を頻繁に活用しているため、SNS媒体に詳しく新しいアイディアを提供してくれます。さらに、どのような内容・発信方法が消費者にインパクトを与えるか熟知しているため、多くの助言を受けることができるでしょう。

卒業シーズンはSNSを活用して効果的なキャンペーンを実施してみよう!

 

この投稿をInstagramで見る

 

り な こ(@s_rinako1315)がシェアした投稿


卒業シーズンの特徴を理解し、SNS媒体を活用したマーケティングを実施することにより、企業は多くのメリットを得ることができるでしょう。卒業シーズン前後に存在する別のイベントとの共同キャンペーン、SNS媒体の選択等により、オリジナル性の高いマーケティングを実施することもできます。しかし、卒業シーズンに限らず、SNS媒体を活用したキャンペーンには、多くのポイントや注意点が存在するため注意深く実施する必要があるでしょう。

例えば、インフルエンサーを起用し正しい拡散を行うなどです。魅力的なキャンペーンを作成しても、適切に拡散されなければキャンペーンは失敗に終わってしまいます。1つのキャンペーンが失敗に終わってしまうばかりか、企業や商品にネガティブなイメージが定着してしまう恐れもあるのです。SNSキャンペーンでは、大きな拡散力を持つインフルエンサーを起用してみましょう。インフルエンサーの起用に関する不安、SNSキャンペーンへの疑問があれば、専門企業である「コラボマーケティング」に依頼してみてください。適切な助言を受けることができ、様々なリスクを回避することができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA