ブランドのInstagram活用事例15選!インスタ発のブランド例も

成功しているInstagram活用事例を自社に応用しよう!

インフルエンサーマーケティングの重要度が上がっている昨今、自社アカウントのFacebookページを作成するだけではなくTwitterやInstagramアカウントを作成して積極的に自社ブランドや自社製品のファンと交流しているという企業も少なくはありません。

しかしながら軽快な口調や世界観を端的に表した投稿で自社ファン以外にも多くの人から「投稿が見たい」という理由でフォローされている企業が目立っている一方で、大半の企業は「企業アカウントで何を書けば良いのか分からない」という理由から月並みな運営になってしまって自社ファンにすらフォローされていなかったり、場合によっては「投稿がつまらないから別の企業の製品も試してみよう」とファンを増やすためにアカウントを運営していたはずが逆の結果を招いてしまうというケースも少なくはありません。

数多くの成功事例も存在しているとはいえ、企業が自社アカウントを運営するのは決して簡単なことではありません。自社アカウントの運用を考えている場合は、安易にアカウントを作る前に運用に成功している他の企業のInstagramの事例を知り、自社なりの成功への道筋を考えてみるようにしましょう。

Instagramを活用することによるメリット

Instagramを自社ブランドの知名度アップや商品の宣伝として利用しているブランド企業も少なくはありません。しかしながら、実際にInstagramにおいて自社アカウントを運用したことがない人にとっては、メリットが分からないという場合もあるのではないでしょうか。

ここでは、Instagramをブランドの宣伝に活用することによる数多くのメリットの中でも、特に期待できる3つのメリットを紹介していきます。今後自社ブランドのアカウントを作成しようか検討している人は、ぜひこのメリットも参考にしてください。

若年層への訴求力が非常に大きい

Instagramの登録者数は現在日本国内で3,300万人も超えると言われているほどの人気SNSです。その中でも特に20代~30代の利用率が高いため、Instagramのアカウントを作ることで若年層に対する自社ブランドの訴求力を高める効果が期待されています。

利用している年代に関してはいずれの年代でも女性が6割程度、男性が4割程度とほぼ同数の割合で利用されています。そのため女性向けのブランドのみがInstagramの訴求力の恩恵に預かれるわけではなく、主に男性をターゲットとしているブランドでもInstagramによる公告効果は十分に期待できるでしょう。

また男性向けのブランドは男性のフォロワー、女性向けのブランドは女性のフォロワーが多くなりがちですが、クリスマスやバレンタイン、ホワイトデーといった季節のイベントの前にはフォロワーの男女比率が変動することも少なくはありません。手軽に情報を手に入れられ、実際の商品画像もじっくり確認できるInstagramを使ってプレゼントの情報収集をする人も多く、視覚的に訴求力の高いInstagramの広告効果を実感できることも多いでしょう。

インフルエンサーの起用で売上アップが見込める

Instagramを利用したマーケティング戦略の中には「インフルエンサーマーケティング」を導入している企業も少なくはありません。インフルエンサーマーケティングとは、特定の層のフォロワーに対して強い影響力を持つアカウントに自社ブランドの商品を使ってもらうことで「私も使ってみたい」という気持ちを想起させることのできるマーケティング手法の一つです。

従来の企業が主導している雑誌やテレビの広告などよりも「口コミ感」が強く、いわゆる「ステマ(ステルスマーケティング)」を嫌いがちな若い世代にも絶大な効果を及ぼすマーケティング手法として、近年注目を集めています。

Instagramを利用して自社アカウントを運用することで、自社ブランドの商品に関する広告を消費者に対して定期的に届けることができるだけではなく、インフルエンサーを起用してインフルエンサーマーケティングを行うことでさらに広範囲の消費者に対して自社ブランドの商品を宣伝することも可能になります。今まで自社ブランドの名前すら知らなかった消費者も、自社ブランドの熱狂的なファンになってくれる可能性があるのがインフルエンサーマーケティングの大きなメリットであるとも言えます。

低コストで自社の特徴をPRできる

Instagramのアカウント作成や運用に関しては基本的には全て無料で機能を利用することができます。すなわち、自社の社員の中から複数名の担当者を選出してアカウントを運用するのであれば、ネットリテラシーなどの教育は必要になるとはいえInstagramの利用自体のコストは非常に低く抑えることができるでしょう。

また、先ほど紹介したインフルエンサーマーケティングを行う場合でも、従来のようにCMや雑誌の広告などで芸能人を起用する場合に比べてインフルエンサーの起用は低コストで可能になります。すなわち、大々的な広告を打ち出す資本を用意することができない企業でも、Instagramを使用することで売上額を大幅に増やせる可能性があります。

もちろん既にテレビや雑誌で大々的な広告を打ち出している企業においても、さらにInstagramを利用することで低コストに加えて爆発的な広告効果を期待することもできます。さらに企業の認知度が増えればその分商品が選ばれる可能性も高いので、企業の資本金の多寡に関わらずInstagramを活用するマーケティング戦略はメリットが大きいと考えられています。

Instagramを活用しているファッションブランド15選

多種多様なブランド企業がInstagramを活用している中で、当然ながら活用方法が非常に上手で成功している企業もあれば、Instagramアカウントは持っていて定期的に更新されているものの残念ながらあまり消費者に対して魅力的なアカウント運営になっていないInstagramアカウントも少なくはありません。

企業がInstagramを運用して消費者の購買意欲を促進させる場合には、ブランドの知名度や商品の質の高さはもちろんのこと、Instagramの活用方法も非常に重要なポイントとなります。ここではInstagramの活用が上手なファッションブランドを15個紹介していくので、どのような活用方法が消費者に対して訴求力が高いのか参考にしてみてください。

UNIQLO

 

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Ultra stretch, ultra warm, perfect leggings pants with coffee. #LifeWear #UNIQLO #Winterfashion #legging

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UNIQLOは数多くのインフルエンサーの中でも、特に子どもを持つ「ママ世代」に人気の高い読者モデルである鈴木裕子さんを起用することで、読者目線に立った発信を続けている企業アカウントです。鈴木裕子さんはご自身が美人モデルであることはもちろん、UNIQLOやGUといった、いわゆる「ファストファッション」の着こなしが上手なことで人気を集めています。

「子どもがいるから自分のファッションにはそれほどお金をかけられないけど、それでもオシャレを諦めたくない」という子育て世代の女性に共通する悩みが解決できるよう「私でも真似できるかもしれない」というコーディネートも数多く紹介し、購買意欲の促進に一役買っています。

Nike


Instagramを利用している層というと「インスタ映え」という言葉の認知度の上昇とともに女性をイメージする人が非常に多くなってきています。しかしながら、実はファッションブランドの中でも特にフォロワー数の多いアカウントとして有名なのが、女性向けのブランドではないNikeです。Nikeのフォロワー数は全世界で8,000万人を超えていると言われ、Instagramの主な利用者である20代~30代だけではなく10代からも人気を集めているアカウントです。

Nikeのアカウントは新作アイテムの紹介はもちろん、人気スポーツ選手のプレイ動画も投稿しているという特徴があります。誰もがテレビのCMを見て「あんなプレイができるように、同じアイテムを使ってみたい」と憧れの気持ちを抱いたこともあるのではないでしょうか。NikeのInstagramアカウントは、その従来のテレビCMと同じ気持ちをテレビを見ないことも多い若年層に抱かせる効果もある企業アカウントです。自社ブランドの特徴と、自社ブランドに対する消費者の需要が巧みにマッチングされている好例だと言えるでしょう。

Nike Football


Nike FootballはNikeの商品の中でも特にサッカーに関連した商品の情報を発信しているアカウントです。Nikeの全体的な情報を発信するアカウントに比べるとフォロワー層を限定しているためフォロワー数も少なくなってしまいますが、それでも全世界で3,500万人を超えるフォロワー数を持っている人気アカウントです。

投稿内容はサッカーシューズや世界のユニフォームのトレンドの紹介と、サッカー選手はもちろんサッカーファンにとっても見逃せない情報が多く含まれています。また、体育祭などでクラスでお揃いのユニフォームを作る機会がある高校生や大学生にとっては、普段はサッカーを見ないフォロワーにとっても非常に有益な情報が多く含まれているとして閲覧数が伸びやすいアカウントでもあります。

MARC JACOBS

 

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Photographe 📸 : @houtkov 💋 #castmemarc

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MARC JACOBSはハッシュタグの利用方法が非常に巧みなアメリカのファッションブランドの一つです。ハッシュタグというのはTwitterやInstagramで多く使われる機能の一つで、投稿の際に「#ハッシュタグ」などの文字列を含めて投稿することで同じハッシュタグを付けている投稿を一気に見られるという特徴があります。

このハッシュタグ機能を用いて、MARC JACOBSは「#castmemarc」というハッシュタグを用いて自分のコーディネートを投稿するキャンペーンを行いました。「#castmemarc」のハッシュタグをつけた投稿の中からInstagram上でのMARC JACOBSのモデルを選ぶというキャンペーンは、商品の売上に対して直接的な効果は得られないものの、今までMARC JACOBSを知らなかった人に対しても「面白いキャンペーンを行っているファッションブランドがある」ということでブランドの知名度を上げ、長期的な視点で見れば自社ブランドのファンの獲得も期待できるキャンペーンだったと言えるでしょう。

また、このキャンペーンによってInstagram上でのMARC JACOBSのモデルに選ばれたアカウントは、その後も「あのキャンペーンで選ばれたモデルならセンスが良いに違いない」とフォロワーに認識されるため注目度も高く、その後MARC JACOBSの商品を使用している場合は「やっぱりMARC JACOBSの商品を使うと綺麗に着こなせる」と評判になり、キャンペーンをきっかけに自社ブランドの売上を伸ばすことも可能になりました。

ZARA

 

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Dresstime | Bejeweled asymmetric dress #dresstime

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大学生のインフルエンサーを起用したファッションブランドとして有名なのはZARAのInstagramではないでしょうか。


ZARA以外にも先ほど紹介したUNIQLOやラルフローレン、GAPなどの様々なファッションブランドと提携していることで有名な大学生インフルエンサーの神田咲凛さんは、ファストファッションを中心に真似しやすいコーディネートを多数投稿しているインスタグラマーです。

高級ブランド以外にも投稿している親しみやすさから、若い女性を中心に絶大な人気を誇っています。ZARAやUNIQLO、GAPなどは10代~20代の女性も多く着こなすブランドのため、企業のターゲットとなる消費者層とインフルエンサ―の抱えているフォロワーがマッチすることで広告効果が期待できることが分かります。

T1200


「ファッションブランドのInstagramアカウント」というとオシャレなものばかりを連想する人も多いかもしれませんが、「インスタ映え」するような可愛いブランド以外にもInstagramを上手に活用することで自社の知名度アップに貢献できる例もあります。そうした例の一つとして有名なのが、オリジナルTシャツを1,200円で作れる「T1200」というブランドでしょう。

学校祭や体育祭、企業の運動会などで作られる機会も多いオリジナルTシャツですが、その多くは該当するイベントが終わると着る機会もなく箪笥の肥やしになってしまいます。思い出が残っているため捨てづらく、安価で作れることから生地も固く寝巻にも不向きで困ってしまう人も少なくはありません。

そうした「処分に困るTシャツ」に対して「#Tシャツおたきあげ」というハッシュタグを付けてTシャツの画像を投稿すると、参加者の中から抽選で賞品をプレゼントするというユニークなキャンペーンを行ったのがT1200のInstagram活用方法です。さらに参加者全員に対して「オリジナルTシャツを作成する際に使える10%オフクーポン」も配布しました。

オリジナルTシャツを作る機会はそれほど多くないのに対し同業他社の数は非常に多いと言われています。そのため企業のマーケティング戦略としては「いかに自社ブランドの知名度を上げて自社ブランドでの作成数を増やすか」といった点が焦点になりがちです。その点、このT1200のハッシュタグを使ったユニークなキャンペーンは、目を惹く企画で知名度のアップに貢献するだけではなくクーポンを配布することで次回の顧客も獲得できる一石二鳥のキャンペーンであると言えるでしょう。

ZOZOTOWN


インフルエンサーの起用というと、テレビで頻繁に見るような有名な俳優や女優ではなく、インスタグラマーの起用が一般的です。しかしながら、ZOZOTOWNはテレビで見ない日がないくらい有名な吉岡里帆さんを起用して自社ブランドが提供している機能の認知度を高めることに成功しました。

吉岡里帆さんはInstagramで、ZOZOTOWNの「WEAR」というサービスを紹介しています。「スマホで店頭商品のバーコードを撮影すると、ネットで比較しながら簡単に購入できる」というネットショッピングならではの機能ですが、今までになかった革新的な機能のためテレビCMなどの時間が限られている広告では消費者に対して知名度をアップさせるのが難しくなってしまいがちです。

 


その点、ZOZOTOWNのテレビCMにも出ている吉岡里帆さんが自身のInstagramに投稿することで、彼女の抱える1,600万人以上のフォロワーに対して一気に新機能を認知させることができます。このように、消費者に対して認知させたい広告の内容によっては、どんなに資本がある企業でもテレビCMよりもInstagramの活用を選択する方が良い場合も少なくはありません。

Gucci


Gucciは世界的にも有名なブランドですので、知らない人はほとんどいないでしょう。ブランド自体に対して憧れを持っている人も多く、フォロワー数も2,900万人と非常に多くのフォロワーがいるアカウントです。

GucciのInstagramへの投稿自体は、先ほどまで紹介しているアカウントのようにハッシュタグを使った独特なキャンペーンなどは行われていません。しかしながら、Gucciのアカウントタグが付いている写真一覧を見ることで、世界中のGucciアイテムを使ったコーディネート写真を一気に閲覧することができます。

「Gucciの商品を買ったは良いけれどコーディネート方法が分からない」という人はもちろん「今は余裕がなくてGucciを買えないけど、コーディネートはチェックしたい」という人にも人気のあるアカウントです。InstagramやTwitterを活用する場合、ユニークな投稿やハッシュタグキャンペーンなどによって知名度をアップさせることを狙うのももちろん王道ではありますが、ブランドイメージによってはGucciのように落ち着いた活用の方が消費者に対して好ましく思われる場合もあります。

E hyphen world gallery CIRCUS

 

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⭐️トレンドの #CPOジャケット × #ボアアウター ⭐️ . ゆるめのシルエットだから、重ね着もできます❤️ . ▶︎ボアジャケット ¥5,990+tax . Ivory / gray / pink . . #ehyphenworldgallery #イーハイフンワールドギャラリー #イーハイフン #fashion #冬コーデ #winter #オーバーサイズ #ビッグサイズ #古着女子 #韓国ファッション #韓国スタイル #ファッション #プチプラ #ベージュコーデ #カジュアル #ワントーンコーデ #プチプラファッション #カジュアルコーデ #スタバ #モカ #アースカラー #ニット #消えそうな色コーデ #カフェオレコーデ

E hyphen world gallery(イーハイフン)(@e_hyphen_world_gallery)がシェアした投稿 –


UNIQLOの鈴木裕子さんやZARAの神田咲凛さんのようにインフルエンサーを起用するファッションブランドも今ではそれほど珍しくはありません。Instagramを私的利用している人であれば、お気に入りのファッションブランドがインフルエンサーを起用した事例を見たことがあったり、逆に好きなインスタグラマーが急に特定の企業の商品のプロモーションを始めた事例を目にしたことがあるという人も少なくはないでしょう。

しかしながら、E hyphen world gallery CIRCUSはそのような一般的なインフルエンサーの起用だけではなく、菅本裕子(ゆうこす)さんという若年層に人気の高いインフルエンサーとコラボした商品開発をすることによって単にインフルエンサーのファンに対して自社ブランドの商品を宣伝するよりも、遥かに高い広告効果が期待できるようになります。

 

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❤️E hyphen world gallery”CIRCUS”×ゆうこす❤️
コラボ商品ラスト3つ目の発表!🎊 ラストは、ダスティーピンクのセットアップをデザインしたよ😍💓ネット販売スタートは4日の22時、店頭発売日は3月5日💕 
お腹のゴム部分&ペプラムが、ウエストを細く見せてくれるよ💓袖の部分のふわっと感も、腕の細見えポイント✨お呼ばれデートに来て行って欲しいなあ😍😍💓 それでは!いいねお願いします!😍💓 #ehyphenworldgallery #ehwg #ehyukos#circus #イーハイフン #イーハイフンワールドギャラリー

ゆうこす♡菅本裕子(@yukos0520)がシェアした投稿 –

そもそもインフルエンサーの起用は、ファン層と自社ブランドの購買層がポイントではありますが、それ以前に「自社ブランドの世界観とインフルエンサーの個性が合致している」ということが大前提です。普段はボーイッシュな服装を着ているインフルエンサーのフォロワーは必然的にボーイッシュな服装が多いインフルエンサーのフォロワーには必然的にボーイッシュな服装を好むフォロワーが多くなるので、いきなりガーリーな服装のファッションブランドとコラボしても広告効果は期待できません。

その点、E hyphen world gallery CIRCUSのように起用しているインフルエンサーとコラボした商品を販売することで、元々E hyphen world gallery CIRCUSのファンだった消費者だけではなく、ゆうこすさんのファンにも「E hyphen world gallery CIRCUSというブランドの商品を買ってみたい」という気持ちを想起させることができます。さらに、単にコラボした商品をそのまま売るのではなく、「いいね」の数に応じて販売数を増やすという方式をとることで、商品が気に入ったアカウントに「いいね」をさせるという仕組み作りにも成功しました。

MOUSSY


MOUSSYは投稿されている写真が全てファッション雑誌に掲載されている写真のようにオシャレということで以前から注目を集めているファッションブランドの一つです。しかしながら、単にオシャレな写真を投稿するだけではなく、MOUSSYはInstagramのショッピング機能も導入して購入数を増やす取り組みをしています。

MOUSSYのInstagramを見ていると、気になった商品はその投稿からそのままMOUSSYのECサイトに移動することができます。一般的なInstagramの投稿であれば気に入った商品があっても商品名などを別途検索しないとその場で購入することはできないので、非常に手間がかかってしまいました。「商品はほしいけど、検索してまで買うほどではない」という消費者が数多くいたことも想像に難くないでしょう。

しかし、MOUSSYのようにその場ですぐにECサイトに接続して購入することができれば、上記のような消費者の取りこぼしを防ぐことが可能になります。ちょっとした機能の利用で、購買層を増やせることが分かるのではないでしょうか。

WEGO


10代~20代前半を中心とした若年層に人気のあるファッションブランドとして非常に人気があるWEGOはInstagramの投稿も若年層の購買欲を刺激するような投稿が多くなっています。一般的に、30代以降と比べてインフルエンサーの影響を強く受けやすいと言われている若年層は、インフルエンサーが商品を紹介すればするほど消費行動に繋がると言われています。

WEGOはそうした若年層の消費行動を読み、アカウントの投稿のうち約80%がインフルエンサーのコーディネートを紹介する投稿となっています。テレビ離れが進む若年層に対しては、莫大な費用をかけてテレビCMを打ち出すよりも、このようにインフルエンサーの力を使ったInstagram活用の方が効果が高いことも珍しくはありません。

vivi


Instagramの活用方法としてハッシュタグやショッピング機能を紹介してきましたが、同様に忘れてはならない機能は「Instagramストーリーズ」という機能です。Instagramストーリーズは通常の動画を入れる投稿と違い、投稿から24時間しか見られないという特徴を持っている機能です。このInstagramストーリーズの機能を使うことにより、期間限定商品のように自社商品に対してプレミア感を付与することができます。

viviはInstagramストーリーズの機能を、サマンサタバサのオープンイベントに活用しました。ただでさえ動画の投稿は一般的な写真の投稿に比べてフォロワーに対して分かりやすいというメリットがあるのに加え、「24時間以内に見た人しか知らないイベント」という特別感では実際に動画を見られなかったフォロワーに対してもイベントの印象を強く与えることに成功したと言えるでしょう。

GUESS

 

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New year, new campaign ✨ Introducing the Spring 2020 Campaign featuring #GUESSGirls @kelliemstewart + @erinmichellexo #LoveGUESS

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GUESSも先ほど紹介したviviと同じようにInstagramストーリーズを非常に有効的に活用している企業アカウントです。ファッションブランドといえばファッションショーのランウェイをイメージするフォロワーも多いですが、一般の人はなかなかランウェイを実際に見る機会には恵まれないことも珍しくはありません。GUESSはそうしたランウェイの様子をInstagramストーリーズの機能を用いて24時間限定で配信したり、会員専用のパーティーや専属モデルたちの旅行といった「特別な人しか見ることができない特別なもの」を「24時間だけ特別に見られる」という状況で配信しています。

そのため、そうした投稿を見るためにGUESSのフォロワーは非常に増えてきており、フォロワー数は約750万人となっています。先ほど紹介したNIKEなどと比べると少なく感じられるかもしれませんが、老若男女問わず着用するNIKEに比べてGUESSの主な購入層は女性であることを考えると驚異的な数字であることが分かるでしょう。

Instagramストーリーズの投稿は24時間で消えてしまいますが、GUESSはそれらの投稿のハイライト部分のみは通常の投稿で新参のフォロワーにも見られるようにしています。そうした古参のフォロワーだけではなく新規のフォロワーに対しても親切な点がGUESSのフォロワー増加を語る上で一役買っていると言えるのではないでしょうか。

Victoria’s Secret

 

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2020 goal: look chic, even in your sleep. Score satin PJs at 60% off in the Semi-Annual Sale.

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日本では数店舗しかないVictoria’s Secretですが、世界的にはセクシーなランジェリーブランドとして非常に有名なアメリカ発のファッションブランドです。商品はもちろん、契約モデルの着こなしやファッションショーの独特さも話題になることが多いので、実際にVictoria’s Secretの商品を着用したことがないという人でも名前は見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

そんなVictoria’s Secretでは、もちろん話題になることの多い着こなしやファッションショーの様子を頻繁に投稿しています。商品に興味を持ってもらうための写真が投稿しづらいこともあるランジェリーブランドですが、ファッションショーの様子であれば投稿しやすいだけではなく、フォロワーたちも投稿を共有しやすいなどのメリットもあり、現在では6,000万人を超える大人気アカウントとなっています。

アニエス・ベーTOKYO


アニエス・ベーTOKYOも、先ほど紹介したMOUSSYのようにInstagramを利用して直接的に消費行動を促進しているアカウントです。アニエス・ベーTOKYOは「#agnesb_xmas」というハッシュタグキャンペーンを開催し、このハッシュタグをつけた投稿を一気に見ることで「誰でも簡単に閲覧できるクリスマスギフトカタログをWeb上に作る」という試みに挑戦しました。

クリスマスなどのイベントは、冒頭で紹介したように通常の消費者だけではなく「プレゼント用に購入したい」という消費者からも興味を抱かれやすい時期です。しかしながら、そうしたイベントに乗じた消費者は「ECサイトや店頭を見ても、どれを買えば良いのか分からない」とすぐに他の店舗に行ってしまう可能性もある流動的な消費者であることも否定できません。

しかしながら「#agnesb_xmas」のハッシュタグキャンペーンを開催することで、普段は馴染みのない消費者に対しても「こういった商品が実際に人気がある」ということを分かりやすく紹介することに成功しました。クリスマスシーズンは他の企業もInstagramに限らずテレビや雑誌で多くの広告を打ち出しますが、ハッシュタグを使うことでそういった広告の中に埋もれないようにする効果も期待できます。

さらにキャンペーン中に商品を購入した人の中にはグランドハイアットのアフタヌーンティーを抽選でプレゼントしたり、実際に店頭に訪れた人には先着でシャンパンのプレゼントを行うなど、キャンペーンへの参加報酬もクリスマスシーズンを意識したものをチョイスしています。

プレゼントの抽選はキャンペーン期間中のみですが、ハッシュタグを使ったキャンペーンですのでキャンペーンが終了した後もいつでも商品を閲覧することができます。さらに人気が高くフォロワー数の多いインフルエンサーにも投稿を依頼していることで、継続的に消費行動を促進させることも可能としています。

インスタ発のファッションブランド5選

UNIQLOやGucciなどの有名ファッションブランドもInstagramを活用した事例はたくさん持っています。しかし、最近は若年層のInstagramを利用した情報収集が加速しているため、既存のファッションブランドだけではなくInstagram発の新しいファッションブランドも多く生まれています。

Instagramを主軸としたファッションブランドは若年層に対して訴求力が高いのはもちろん、ECサイトを上手に利用することで実店舗を抱えるコストやリスクを削減できるというメリットもあります。ここでは、最後にInstagram発のファッションブランドを5つ紹介していきます。

Youth Loser

 

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🌴7:00pm LONG T SHIRT ¥7,000 size:M,L youthloser.com #youthloser

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インスタグラマーのkeiさんが手がけているファッションブランドである「Youth Loser」はストリート系のファッションが特徴的なブランドです。keiさん自身の生年である「1997年」をモチーフにした「1997」というロゴがブランドのトレードマークとなっていて、keiさんのように1997年前後に生まれた世代から非常に人気を集めています。

また、最近では若年層に対してだけではなくWIND AND SEAやLEVI’Sといった有名なファッションブランドともコラボした商品を開発しているため、徐々に20代以上の世代にも認知度が高まってきています。

mellowneon


実店舗を持たずにオンライン販売に特化したアパレルブランドは、女性向け動画メディアPATRAがプロデュースしている「mellowneon」です。若年層に特に人気が高い「ヴィンテージファッション」や「韓国ファッション」を中心にインスタ映えする商品を展開しつつ、その他のトレンドに対しても敏感に反応し、その時のトレンドに即したアイテムを販売しています。

mellowneonはインフルエンサーともコラボして商品の知名度を上げているだけではなく、プロデュース元であるPATRAが集客に協力することで、今までInstagramを利用していなかった層に対しても強い訴求力を持つ、勢いのあるブランドになっていると言われています。

17kg


10代を中心にオルチャンメイクなどを含めた韓国ファッションの人気は未だに根強いものがあります。Instagram発のファッションブランドである「17kg」も韓国ファッションに注目し、日本の10代女性が取り入れやすいアイテムを多数紹介しています。

韓国ファッションを取り入れているブランドは数多くありますが、17kgは韓国ファッションの中でも特にプチプラファッションに特化したブランドのため、10代でも買いやすいことが人気の秘密です。売上額は前年比500%とも言われていて、最近では2019年にラフォーレ原宿に実店舗もオープンするなど注目を集めています。

apres jour


Instagramストーリーズなど「〇〇しかできない」などのプレミア感は、いつでも消費者の消費行動を大きく促進させる効果を持っています。「apres jour」もプレミア感にこだわったファッションブランドで、先ほどInstagramの活用事例でも紹介したZOZOTOWNでしか取り扱いがないブランドです。「#ZOZOでしか買えない」というハッシュタグが有名ですので、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

apres jourは自社ブランドの商品を投稿しているアカウントですが、その他に「apres jour mimi」というアカウントもあります。こちらは商品紹介よりもトレンドやユーザーの着用している投稿のリポストをメインとして運用されています。「商品の最新情報は知りたいけど、別に他のユーザーの着用画像は興味ない」などのユーザーの声に対して非常に親切に対応しているアカウントだと言えるでしょう。

STELLA VIANA


又来綾さんが手がけている「STELLA VIANA」は、立ち上げ時の3日間で1,000万円以上の売上額を記録するなど話題に事欠かないファッションブランドです。商品の写真が非常に分かりやすく、詳細が分かりづらい投稿がほぼないため消費者の購買意欲を刺激することができます。

STELLA VIANAもapres jourと同じようにユーザーの着用画像をリポストすることを主な目的としている「STELLA VIANA OUTFIT」というアカウントも運用しており。商品に興味があるフォロワーだけではなく、コーディネートも知りたいフォロワーに対する情報発信も行っているファッションブランドです。

インスタを効果的に活用して自社の知名度をアップさせよう!

Instagramはショッピング機能やリポスト機能、Instagramストーリーズといった様々な機能を活用することで、同じ写真を使った投稿でもフォロワーに対して強いプレミア感を演出して、消費行動を促進させることが可能になります。もちろん、インフルエンサーを起用することでさらに自社ブランドの知名度を爆発的にアップさせることも不可能ではありません。

しかしながら、実際にアカウントを運営しようとすると起用するインフルエンサーの選定や起用方法に関して悩むことも多く、運用担当者の負担が非常に大きくなってしまいがちです。そのままInstagramのアカウントを放置してしまう企業が少なくはないという現状もあります。

そういった場合には、起用するインフルエンサーの選定だけではなく起用方針に関してもアドバイスをくれる「コラボマーケティング」のサービスを利用してみると良いでしょう。今までにInstagramやTwitterアカウント運用のノウハウが全くない会社でも、コラボマーケティングを利用することですぐにでも企業アカウントを効率的に運用することが可能になります。自社の知名度アップや自社商品・サービスの普及にぜひご利用ください。