インスタグラム・フェイスブック連携メリット大公開!3大SNSの特徴からトラブル解決方法まで

連携するメリットは?インスタグラムとフェイスブックの効果的な活用術

Whats App(ワッツアップ)やWeChat/微信(ウィーチャット)など様々なSNS媒体が存在する中、圧倒的なシェア率を誇るフェイスブック(Facebook)とインスタグラム(Instagram)。2012年4月、フェイスブック社がインスタグラムを10億ドル(約1,040億円)で買収したことも加わり、2つの巨大SNS媒体はこれまで以上に多くの注目を集めるようになりました。買収後も、フェイスブック及びインスタグラムはそのまま使用でき、どちらもシェア率を増加させ続けています。

これら2つの媒体は、買収によって何か変わったのでしょうか。実は、買収後に連携機能が追加されています。フェイスブックとインスタグラムを連携し、新しいメリットを生み出しているのです。そこでこの記事では、フェイスブックとインスタグラムを連携させるメリットから、発生しうるデメリットまで詳細にご紹介していきましょう。「結局どちらを使えばいいの?」という根本的な疑問から、「効率的にフォロワーを増加させる方法」まで、具体的に解説していきます。フェイスブックとインスタグラムの魅力を徹底的に理解し、新しいSNS運用を始めてみましょう。

3大SNSの特徴

日本では、フェイスブックとインスタグラムの他に、ツイッターと呼ばれるSNSが主流となっています。いずれも、2,500万人以上が利用するSNS媒体です。これら3つの媒体は、日本における「3大SNS」と呼ばれることもあり、便利さやデメリットを比較されることも珍しくありません。そこでここからは、日本3大SNSであるフェイスブック、インスタグラム、ツイッターそれぞれの特徴をご紹介していきましょう。フェイスブックとインスタグラムの連携を理解するうえで、各SNS媒体の特徴を知ることは非常に重要です。それぞれの利用者人数から利用層の特徴、媒体の傾向まで、詳しく解説していきましょう。

インスタグラム(Instagram)

日本でのインスタグラムユーザー数は、約3,300万人存在します。SNSランキング第3位を誇る、非常に普及したSNS媒体です。世界規模で見た場合、ユーザー数は、10億人以上にものぼっています。国内外問わず、人気の高いSNS媒体だと言えるでしょう。インスタグラムの最大の特徴は、写真をシェアし視覚を共有するという部分です。撮影した写真を投稿し、見ず知らずの相手とも積極的に意識を共有することができます。Facebookとの提携により、動画や映像配信サービスも活発になりました。

インスタグラムを利用するユーザーの特徴としては、女性比率が高く特に20~30代が積極的に活用しています。しかし、男性の利用率も高く、40%以上もの男性が利用しているというデータも存在するほどです。インスタグラムの最大の強みは、たった1つの投稿により世界観を共有できること、そして関係性を急速に進められる部分でしょう。文字を介するコミュニケーションの場合、関係性を深めるためには複数回のやり取りが必要となります。インスタグラムは、1枚の写真から多くの情報を伝えることができ、それは急激に関係値を向上させることができるのです。

また、キャラクターを作りやすい部分も、大きな強みだと言えます。投稿に使用する写真は、あらゆる技術を活用することによって、現実以上の価値観を作り出すことが可能です。写真ですから、何度も撮影しなおすこともできます。つまり、所有している以上の世界を、披露することのできる媒体なのです。この特徴は、時にユーザーを窮地に追い込む場合もあります。過大な価値を表現するため、現実世界を投げうる事例も数多く存在するのです。

フェイスブック(Facebook)

フェイスブックの国内利用者数は、約2,600万人です。インスタグラムに次ぐ、利用者数第4位となっています。世界規模で見た場合、利用者は爆発的に増加します。フェイスブックは、約24億9,800万人が利用する、メガSNS媒体なのです。利用者世界ランキングでは、堂々の1位を獲得しています。

フェイスブックは、幅広い世代に求められていますが、特に40代以上が積極的に利用する媒体です。X世代以上の利用者が多く、男性比率の高い媒体となっています。X世代以上の利用率が高い理由は、匿名性が低いためです。フェイスブックを登録するためには、固有の情報が必要となります。そして、基本的に1人1アカウントしか作れない仕様となっているのです。そのため、名刺代わりとしてもビジネスパーソンから求められるようになり、男性比率も上昇しています。匿名性の低さは、デジタルイミグラント世代にも好評です。デジタルイミグラント世代、つまり青年期からデジタル環境が導入された世代は、匿名性の高さに警戒心・抵抗感を持ってしまいます。フェイスブックは、このような警戒心・抵抗感を軽減させ、幅広い世代に普及している媒体なのです。

ちなみに、フェイスブックが最も利用されている国は、インドであり約2億7,000万人ものユーザーが存在します。次に多いのは、アメリカです。約1億9,000万人のユーザーが存在します。フェイスブックは、インドネシアやブラジルなど、南米にも多くのユーザーを保持する媒体です。それぞれの国でマーケティングを実施するため、フェイスブックビジネスアカウントを運用する企業も多々存在します。ビジネスを目的としたSNS媒体運用では、マーケティングを実施する国がどのような媒体を日常的に利用しているのか調べてみましょう。

ツイッター(Twitter)

日本国内で、フェイスブックやインスタグラム以上の利用者数を獲得しているのが、ツイッターです。国内には、約4,500万人の利用者が存在します。LINEは、ツイッター以上の利用者を獲得していますが、SNSという特徴以上に、連絡ツールとしての利用が多いため、実質ツイッターが日本国内における利用率1位のSNS媒体だと言えるでしょう。ツイッターは、日本で圧倒的なシェア率を保有していますが、国外ではそうでもありません。国外でのツイッター利用者数は、約3億3,960万人であり、Linkedin(6億7,500万人)やTik Tok(8億人)よりも少ないのです。

ツイッターは、特に20代が積極的に利用しています。また、男性よりも女性の利用率が高いのも特徴です。数年前までは、男性の利用率が女性を上回っていました。しかし近年追加された「リール」と呼ばれるサービスやコメント、ミュート機能の追加など運用設定に関する機能の充実が、女性人気を上昇させます。地上波メディアやイベントとの提携が増えたことも、女性利用者を増加させた要因でしょう。文字だけで簡単に投稿できるツイッターは、リアルタイムで情報を行き来させることが可能です。そのため、地上波メディアや実施されているイベントとの相性が良く、今後ますます連携したサービスが増えていくと予想されています。

ツイッターの最大の強みは、拡散力の高さです。短文で手軽に投稿できることから、1日の投稿頻度も高く、瞬く間に多くの情報が行き来します。そのため、関連するトラブルが多いことも特徴です。文字だけでのやり取りは誤解も生まれやすく、企業アカウントとしての運用の難しさが懸念されます。ツイッターに限らず全てのSNSは、1度発信してしまうと2度と完全に消し去ることはできません。手軽に投稿できることから、安易な投稿も目立ち、炎上騒動も頻発しています。

インスタグラムとフェイスブックを連携するメリット・デメリット

インスタグラムとフェイスブックは、異なる特徴を持ちらながら、世界中で活用される優れたSNS媒体です。それら2つを連携することにより、これまでになかった数々のメリットを生み出すことができます。そこでここからは、インスタグラムとフェイスブックを連携するメリット、生じうるデメリットをご紹介していきましょう。

【メリット】視聴者の増加

前項で解説したとおり、フェイスブックとインスタグラムの利用者層には違いが見られます。フェイスブックは40代以上の男性利用率が高く、ビジネスパーソンにも絶大な人気を誇る媒体です。一方インスタグラムは、20~30代女性がメインで利用し、流行やコスメ等の私生活を発信しています。これら2つの媒体を連携させることにより、双方の視聴者増加が期待できるでしょう。フェイスブックとインスタグラムを連携することにより、双方で発信している情報がスムーズに行き来します。普段であれば見ることのなかった層に、情報を視聴してもらうことも可能になるのです。視聴者の増加には、様々なメリットが存在します。

また、フェイスブックという匿名性が低く、信頼度の高いSNSでの連携・発信という部分も重要です。誰が発信しているのかわからない情報は、現代に溢れかえっています。その点、信頼度の高いフェイスブックでの連携、情報発信は、尊重される場合が多く人々が親身になって受け取ろうとするのです。フェイスブックとインスタグラムの連携も、同様の効果を発揮します。フェイスブックという身分がはっきりしているSNSが連携されているだけで、インスタグラムの信頼度も格段に高くなるのです。ネット記事でも、執筆者の顔や名前が掲載されている方が、より視聴されやすいということがわかっています。誰でも簡単に、多くの情報を自由に発信できるようになったからこそ、誰が発信している情報なのかという部分が非常に重要視されるのです。

【メリット】フォロワーの増加

視聴者が増加することによって得られるメリットは、数多く存在します。その1つが、フォロワーの増加です。大勢に見てもらえる可能性が高まるということは、フォロワーが増加する確率を上げることになります。どれだけ優れたコンテンツを発信していても、それが誰にも見られなければフォロワーは増加しません。

「鬼滅の刃」「進撃の巨人」といった漫画作品が一大ブームを起こしたのは、アニメ化され大勢の目に触れたためです。漫画本として連載されている段階では、一部の熱狂的なファン層を獲得していたものの、子どもやファミリー層の認知度はそこまで高くはありませんでした。しかしアニメとして地上波メディアに登場し、漫画本とは異なる顧客層に視聴させる機会を得たことにより、2020年の一大ブームへと発展します。

SNS媒体は、大勢の利用者が存在し、優れたコンテンツも数多く存在します。そのため、コンテンツの充実はもちろん、どのようにして顧客層にアプローチしていくかがフォロワー増加には重要なのです。フォロワーを増加させることにより、さらなるフォロワー増加が期待できることはもちろん、違ったメリットも発生します。

【メリット】国内外への発信力

フォロワーの増加は、アカウントの発信力を向上させます。発信力とは、どれだけの人数に情報を届けることができるかというものです。フォロワーには、アカウントの更新と共に、通知が行きます。通知OFFにしていた場合でも、関連投稿として目につきやすい場所に随時掲載されるため、見られる可能性が非常に高くなるのです。また、フェイスブックとインスタグラムを連携することにより、国内外を問わず発信力を高めることができます。前項でご紹介した通り、フェイスブックは国外で圧倒的なシェア率を誇るSNS媒体です。一方インスタグラムは、国内で多くのユーザーが愛用しています。この2つを連携させることにより、国内外どちらにも的確に情報を発信することが可能になるのです。

フェイスブックは匿名性が低く、実生活に紐づいた人とのみ繋がることのできる媒体だと勘違いしている人がいます。しかし、実生活に基づいた固有情報を必要とする媒体のため、より現実的なユーザーデータを把握することができ、このデータを活用した詳細なターゲティングが可能な媒体なのです。フェイスブックが所持しているアルゴリズムにより、情報を欲する可能性の高いユーザーに、自身の情報を掲載してくれます。このような特徴から、より発信力・影響力を高めやすい媒体となっているのです。国内では受け入れられなかった自身の投稿が、国外では称賛され求められることも珍しくありません。日本人口1億2,000万人ではなく、75億9,469万人(2018年時点)を相手に情報を行き来させることができるようになるのです。

【メリット】詳細なターゲティング広告の活用

フェイスブックとインスタグラムの違いは、匿名性です。インスタグラムは、電話番号もしくはメールアドレスのみで登録することができます。使用する名前も、その他個人的な情報も必要ありません。メールアドレスは、ブラウザ等で簡単にいくつも作成することができるため、インスタグラムで複数アカウントを保有することも難しくないでしょう。一方フェイスブックは、実名で登録しなければなりません。性別や生年月日など、個人的な情報を入力しなければなりませんし、登録後インスタグラムのように氏名を変えることもできないのです。

つまり、フェイスブックには、ユーザーそれぞれの個人的な情報が集約されていることになります。このような個人的な情報を活用し、ターゲティング精度の高い広告を配信できる部分が、フェイスブックの強みだと言えるでしょう。インスタグラムでは、本人の検索履歴等を元に、興味を持ちそうな広告・情報を提供します。フェイスブックは、興味を持つ可能性が非常に高い相手にのみ、広告や情報を表示させているのです。そのため、広告に関する嫌悪感が発生しにくく、エンゲージメント率も上昇しやすいと言えるでしょう。

どれだけ好きなインフルエンサーであっても、PRばかりやっている相手には不信感を持ってしまいます。私生活や価値観の共有を求めているのに、企業案件ばかりこなしていては、フォローも解除したくなるものです。しかしフェイスブックとインスタグラムを連携することにより、見たい相手にのみ広告・情報を掲載することができます。求めている相手にのみ見せることができるのですから、訴求力も高くトラブル発生率も減少させることができるでしょう。

【メリット】同時投稿による手間削減

インスタグラムとフェイスブックを連携させると、同時投稿が可能となります。どちらか1つの媒体で投稿を行った場合、もう1つの媒体にも簡単に共有することが可能となるのです。SNSの運用では、コンスタントな情報提供が求められます。定期的に情報を提供することにより、ユーザーの視聴を習慣化させ、ファン層として確立させることができるのです。

しかし、2つないし複数のSNSにコンスタントに情報を掲載し続けることは容易ではありません。日常生活の中で、他者に発信するような出来事は、そう何度もありません。そのため、連携による同時投稿は、非常に便利な機能なのです。SNS投稿にかける時間を削減することにより、精度の高い魅力的な情報を発信し続けることができます。投稿の共有は、簡単に解除することが可能です。つまり、同時投稿により手間を削減することも、異なる投稿でユーザーを惹きつけることも自由に選択できるのです。長期的にSNSを運用していくにあたって、どれだけ手間を削減しながら優れた情報を発信するかが重要となります。フェイスブックとインスタグラムの連携により、自分に合ったバランスで投稿を続けることができるのです。

【メリット】管理・運用の簡略化

インスタグラムとフェイスブックの連携は、管理・運用の簡略化にも繋がります。前項でも解説したように、どちらか一方の媒体で投稿した場合、同じものをもう一方の媒体に同時に投稿することが可能です。それだけではなく、フェイスブックページから、インスタグラムの設定・管理等を行うこともできます。

例えば、インスタグラムのプロフィール欄を編集したり、投稿に寄せられたコメントも管理することが可能です。フェイスブックの「受信箱」からインスタグラムアイコンをクリックすると、インスタグラムに寄せられたコメントを直接見ることができるようになりました。「フォローアップ」を活用すれば、インスタグラムを開くことなく、即座にインスタグラムのコメントに対応することが可能です。インスタグラムに届いたDM(ダイレクトメッセージ)への対応も可能になるなど、管理できる範囲は日々拡大しています。

複数のSNSアカウントを管理するうえで、どちらも1つのアプリで対応できるのは非常に大きなメリットだと言えるでしょう。2020年4月には、PCでの対応も可能となりました。管理・運用の簡略化により、投稿の質を保てることはもちろん、複数人で管理する場合の情報共有も容易となります。企業アカウントとして活用する場合、顧客の意思を取りこぼすことなく、管理・活用することができるのです。ちなみに、インスタグラムからフェイスブックを管理することはできません。投稿のシェアや移動はスムーズに行うことができるものの、コメントの管理等に関する機能は現時点(2021年1月時点)ではリリースされていないのです。

【メリット】ショッピング機能の活用

インスタグラムとフェイスブックを連携させることにより、インスタグラム側の機能をフェイスブックで活用することができます。その1つが、Instagramショッピング機能です。Instagramショッピング機能とは、インスタグラムの投稿から、直接外部ECサイトに飛ぶことができ、購入導線を簡略化できる機能です。SNS媒体では、紹介された商品を直感的に欲しいと考える場合が多く、購入するまでの過程が短ければ短い程優れています。つまり、消費者が投稿を確認し「欲しい」と直感的に思った瞬間に、購入できる仕様が必要なのです。Instagramショッピング機能は、消費者の手間を大幅に削減し、購買衝動を減少させることのない機能であり、購買行動を活発化させています。

このように優れた機能を、フェイスブックでも活用できるのが連携のメリットです。以前は、インスタグラムのショッピング機能と、フェイスブックのショッピング機能は、個別に管理する必要がありました。コマースマネージャの活用により、どちらの機能も同じように管理できるようになったのです。例えば、フェイスブック及びインスタグラム双方に同じタグを添付し、1つのECサイトに誘導することができます。商品画像や掲載デザインなど、詳細な加工も行うことができるようになりました。

また、フェイスブック及びインスタグラム上に、オンラインショップを作成し、双方から顧客流入を目指すサービスも実装されています。日本ではまだ実装されていませんが、フェイスブックやインスタグラムから直接決済を済ませ、購入するサービスも作成されました。今後ますます、ショッピング機能の充実が期待されています。双方の機能を効果的に活用するためにも、フェイスブックとインスタグラムの連携は必要だと言えるでしょう。

【メリット】予約投稿

フェイスブックには、予約投稿機能が存在します。事前に設定することにより、投稿の質を落とすことなくプライベートの充実を図ることが可能です。一方、インスタグラムには予約投稿機能がありません。常に、インスタグラムを手元に置き、投稿しなければならないのです。インスタグラムとフェイスブックを連携すると、フェイスブックに備わっている予約投稿機能をインスタグラムでも活用することができます。

インスタグラムで予約投稿を行うためには、フェイスブックに備わっている「クリエイタースタジオ」の利用が必要です。クリエイタースタジオを開き、インスタグラムの連携を行います。クリエイタースタジオの利用により、予約投稿以外のメリットも作り出すことが可能です。例えば、インサイトの利用によるデータ収集です。エンゲージメント率や平均再生時間、純フォロワーの把握や収益の推定等もデータとして知ることができます。

「サウンドコレクション」にある無料音源を自由に使えるようになるため、投稿の質を向上させることも可能です。注意点としては、インスタグラムのアカウントをビジネスアカウントに変えなければならないという部分でしょう。クリエイタースタジオは、個人アカウントと連携させることができません。そのため、インスタグラムアカウントをビジネスアカウントに変更する必要があります。ビジネスアカウントへの変更は、個人で行うことが可能です。運営側に許可を得る必要がなく、その場で簡単に切り替えることができます。もちろん、ビジネスアカウントから個人アカウントに戻すことも可能です。インスタグラムアカウントの「設定」「アカウント」から切り替えを行ってみましょう。予約投稿の他に、フェイスブックが提供する様々な機能を利用することができるようになります。

【デメリット】表アカ・裏アカの連携

フェイスブックとインスタグラムの連携には、デメリットも存在します。1つ目のデメリットは、インスタグラムで作成した複数アカウントが連携されてしまうという部分です。フェイスブックと違い、インスタグラムのアカウントを複数作成することは珍しくありません。用途に応じて、アカウントを使い分けている人も多数存在するのです。フェイスブックと1つのインスタグラムアカウントを連携した場合、連携していないはずの他アカウントも連携されてしまったという事案が存在します。裏アカとして、匿名性を高く保った状態で利用したかったはずのアカウントが連携され、デメリットを被った例も存在するのです。

しかしこのような状況は、フェイスブックとインスタグラムを連携しなくても起こりえます。アカウントのフォロワーかぶりや、使用するルーターのIPアドレス、GPS機能など、あらゆる情報から、「友人かも」と裏アカが他者に流出しそして個人に紐づけられてしまう可能性があるのです。インスタグラムアカウントを匿名性高く保ちたい場合は、フェイスブックとの連携を避けると共に、投稿内容にも注意しなければなりません。また、インスタグラムと端末の連絡先リンクも確認してみましょう。リンクがONになっていた場合、端末に登録されている全てのユーザーに使用が発覚してしまいます。念のため、「同じようなアカウントのおすすめ」も解除しておきましょう。この設定を解除することにより、裏アカがおすすめに表示されることを防ぎます。

【デメリット】アカウント利用規約

インスタグラム、フェイスブック双方のアカウントには、利用規約というものが存在します。利用規約に違反した場合、アカウントの一定期間停止や完全停止といった処罰を受けてしまうのです。フェイスブックの場合、1人1アカウントしか作成できないため、1度でもアカウント停止を受けると二度と利用できなくなります。また、利用規約違反は運営側が判断するため、ユーザーに自覚がないまま突然停止処分を受ける場合もあるのです。

インスタグラムは、2012年フェイスブックによって買収されています。しかし、買収されたからと言って、同じ規約を使用しているわけではありません。それぞれの特徴を鑑みたうえで、それぞれに利用規約が設けられています。2つのアカウントを連携し、同じ投稿を行った場合、どちらか一方の利用規約に違反してしまう可能性があります。例えば、インスタグラムでは問題なかった投稿をフェイスブックに連携した場合、フェイスブックの利用規約に違反すると認められアカウント停止処分を受ける可能性があるのです。

フェイスブックはインスタグラムに比べ、利用規約が比較的厳しめに設定されています。偽名を用いた場合やビジネスアカウント以外で営利目的活動を行った場合など厳しく対処されてしまうのです。また、投稿内容に関する事柄も厳しく定められています。「性的」な表現や「政治」「戦争」など、他者を不快にさせる可能性が高い投稿は、写真の投稿ができません。見落とされた投稿できたとしても、後日アカウント停止処分を受ける可能性があります。広告として配信できる内容にも、制限が設けられているため、インスタグラムと異なることを理解しておきましょう。見落とされやすい項目は、栄養補助食品や成人向け製品などです。インスタグラムでは一般的に紹介されているサプリメントも、フェイスブックでは利用規約違反に該当する恐れがあります。投稿する際、双方の利用規約を確認しなければならない点が、デメリットだと言えるでしょう。

【デメリット】視聴者の違い

フェイスブックとインスタグラムは、利用者層に違いが見られます。これは連携するメリットである一方、デメリットにもなり得る事柄です。インスタグラムで高い評価を得た投稿が、必ずしもフェイスブックで再好評を得られるというわけではありません。利用者層の違いから、高評価を得られないばかりか、逆に低評価され酷評される恐れもあるのです。こういったトラブルを未然に防ぐため、フェイスブックとインスタグラムの利用者層の特徴を、正しく理解しておかなければなりません。

前項でも解説したように、フェイスブックは男性利用者が多く、年代もインスタグラムに比べ高くなっています。ビジネスパーソンが利用していることから、雰囲気だけでの投稿では高評価を得られにくくフォロワー獲得に繋げにくいでしょう。フェイスブックとインスタグラムを連携しても、全てを共有する必要はありません。双方に適した投稿のみ連携し、有意義な連携を目指しましょう。

インスタグラムとフェイスブックの連携・解除方法

ここからは、インスタグラムとフェイスブックの連携方法及び、解除方法についてご紹介していきます。双方の連携には、SNS媒体上での作業が必要となるため、分かりやすく写真を交えながら解説していきましょう。

Facebookアカウントで開く

フェイスブックとインスタグラムを連携させる1つ目の方法は、ログイン時にフェイスブックアカウントを使って行う方法です。インスタグラムを開き、下部に表示されている「Facebookでログイン」をクリックします。クリックすると、フェイスブック画面が表示されるため、Facebookアカウントに関する情報を入力しましょう。その後、「ログイン」をクリックします。この作業を行うことにより、インスタグラムとフェイスブックアカウントを紐づけすることが可能です。

設定画面から連携

インスタグラムにログインした後でも、フェイスブックと連携することが可能です。マイページから、「設定」画面を開きます。「設定」画面の中から、「アカウント」を選択しましょう。

「アカウント」画面の中に、「他のアプリへのシェア」という項目が表示されます。その中から「Facebook」を選択しましょう。連携作業は、これだけです。フェイスブックの他に、Twitterやブログサイトamebaと連携することもできます。必要に応じて、複数項目を選択することも可能です。

「アカウント」画面では、携帯電話の連絡先と同期する設定も行うことができます。連絡先の同期を設定することにより、携帯電話に登録されている人物がインスタグラムを使用していた場合、検索などを行わなくても知り合いとして優先的に表示されるようになるため非常に便利です。裏アカとして、誰にもアカウントの存在を知らせたくない場合は、「連絡先の同期」設定をOFFのままにしておきましょう。

フェイスブックとの連携は、「アカウントセンター」から行うこともできます。「設定」画面から、「アカウントセンター」を選択してみましょう。ストーリーズやフィード投稿、その他様々な連携をスムーズに行うことができるようになります。

シェアのON・OFF

インスタグラムとフェイスブックを連携させたとしても、全ての投稿が共有されるわけではありません。共有する投稿は、個別に選択することが可能です。共有したいインスタグラムの投稿を開きます。右上に表示される「…」をクリックすると、下部に「他のアプリに投稿」という文言が表示されるためタップしましょう。「シェア」画面に表示される「Facebook」をONにすると、投稿を共有することができます。

1件1件、投稿をシェアすることもできますが、一括で全ての投稿をシェアすることも可能です。ストーリーズであれば、設定から「Facebookでストーリーズをシェア」をクリックしましょう。インスタグラムの「設定」画面から各設定を行う場合は、「リンク済みアカウント」から「Facebook」を選択します。その中に、フィード・ストーリーズ投稿に関するシェア選択項目が表示されるため、好みの設定を行いましょう。

連携解除

フェイスブックとインスタグラムの連携を解除するには、「設定」画面から「リンク済みアカウント」を開きます。「リンク済みアカウント」には、既に連携されているフェイスブックアカウントが表示されているでしょう。

「Facebook」を選択し、「リンクを解除」をタップします。タップ後、再度リンク解除するか否かを確認されるため、「リンクを解除」を選択し終了です。1度リンクを解除した後でも、再びリンクすることは可能です。

連携できない場合の対処法

正しい手順を行っても、インスタグラムとフェイスブックが連携できない場合があります。このような不具合が生じた場合は、双方のアカウントを一度ログアウトしてみましょう。再びログインした時、正しく連携される場合があります。ログイン・ログアウトを行っても不具合が解消されない場合は、携帯電話そのものの電源をOFFにする必要があります。多くの場合、時間経過と共に正しく連携されるものの、明確な理由がわからない不具合も珍しくありません。

インスタグラム・フェイスブック双方の強みを活かした運用を!

メガSNS媒体であるフェイスブックとインスタグラムを連携させることにより、これまで以上に効率的にSNSを活用できるようになります。双方の強みを活かした運用、弱みをカバーした活用が可能となるのです。このような工夫により、一般人であっても著名人以上を影響力を持つことができます。インフルエンサーとして、流行や情報を積極的に発信できる立場を確立させることも容易なのです。インスタグラムとフェイスブックの特徴を理解し、それぞれを活かした魅力的な運用を実施してみましょう。