インスタグラムの危険性を高める行動13選!インスタグラムに潜む大きな危険と安全性を高める方法

セキュリティは大丈夫?インスタグラムの安全性と潜んでいる多くの危険性とは

誰もが知るSNS媒体の1つであるインスタグラムは、日本国内だけではなく、世界中で活用されているツールです。インスタグラムには、性別や文化、年齢も問わず、約10億人もの愛用者が存在します。これほど多くの人々が利用していることから、「安全性の高いツール」と認識している人も多いことでしょう。しかしインスタグラムは、危険性が全くないツールではありませんし、周りを見渡せば、インスタグラムに関連するトラブルを、多数見つけることができるのです。インスタグラムが要因となり発生したトラブルは、SNSの領域を超え、現実世界に影響を与えることも珍しくありません。インスタグラムトラブルは、多くの人々や自分自身の将来、生命そのものを危険にさらす可能性もあるのです。インスタグラムを楽しく、そして安心して活用していくためにも、インスタグラムに潜む危険性について、理解しておかなければなりません。

この記事では、インスタグラムに潜む危険性を、過去の事例と共にご紹介していきましょう。要因となったインスタグラムでの言動はもちろん、安全性を高める方法まで、詳しく解説していきます。合わせて、インスタグラムの危険性を高めてしまうNG行動についても、ご紹介していきましょう。知らず知らずのうちに、これらNG行動をとってしまっていないか、確認しながら読み進めてみてください。また後項では、子どもがインスタグラムを使用する際のNG行動、親の監視ポイントもご紹介します。インスタグラム利用者は、年々低年齢化しているため、使用する子どもだけではなく、与える親もネットリテラシーについて共有しておかなければならないのです。危険性を適切に排除し、楽しいインスタグラム活用を目指していきましょう。

インスタグラムに潜む危険性

インスタグラムをSNS媒体の1つと考え、仮想現実だと捉える人も少なくありません。しかし、インスタグラムを利用する全ての人に現実が存在し、SNS媒体といえど、現実世界と密に関わっているツールなのです。そのため、インスタグラムで起こったトラブルは、現実世界にも大きな影響を与えます。ここからは、インスタグラムに潜んでいる危険性と、現実世界に及ぼす影響について、解説していきましょう。実際に発生した事例と合わせて、危険性についても理解してみてください。

現実世界への影響

インスタグラムで起こった出来事は、現実世界に影響を与える場合があります。例えば、いじめ問題です。インスタグラム内で、特定の人物を排除したり、誹謗中傷を行うなどの行為が、そのまま現実世界に移行する場合もあります。また、インスタグラム内での言動がきっかけで、いじめをうけるようになった事例も存在するのです。「いいね」やコメントを返してくれなかったという些細な出来事や、投稿内容がマウントをとっていて感じが悪いなど、小さなほころびが現実世界に大きな影響を与えてしまっています。

インスタグラムと現実世界のトラブル連動は、経験値の少ない子どもたちの間だけで発生しているわけではありません。むしろ、選択肢が多くそして自由度の高い大人の方が、現実世界へ与える影響も格段に増加しています。インスタグラムでの言動が、犯罪行為の要因となったり、生命を危ぶむきっかけになっていることもあるのです。

著作権・肖像権侵害(民事事件)

インスタグラムでは、著作権や肖像権侵害が発生する恐れもあります。例えば、街中で撮影した写真を、投稿することについてです。投稿する写真に、自分の以外の第三者が映り込むことは、珍しくありません。第三者が、自宅のような建物に入っている姿や、病院など他人に知られたくないような場所を訪問する姿だった場合、どうなるでしょうか。その写真によって、何らかの被害を受けた場合、または被害を受けたと感じた場合、写真に映り込んだ第三者は肖像権侵害(プライバシーの侵害)を訴えることができるのです。「悪気はなかった」「わざとではない」などと謝罪して終わる場合もあれば、民事裁判に発展するケースもあります。

ここで気になることは、インスタグラムの責任でしょう。不当な写真の掲載場所を提供したインスタグラムは、何の処罰も受けないのでしょうか。答えは、全て写真をアップしたユーザーの責任です。インスタグラムの利用規約には、投稿したユーザーが、第三者の権利を侵害していないことを証明・保証しなければならないと記載されています。さらに、このような規約に違反していた場合、ユーザー本人が法的責任を負う場合もあると、明記されているのです。

何気なく行ってしまう写真・動画撮影には、第三者のような個人を始め、著作権に関連する事柄も映り込む場合があります。法律や行動の意味を理解しないまま写真等を掲載し、世界中に情報を発信してしまうと、取り返しのつかない事態に発展する場合もあるのです。トラブルに発展した場合、損害賠償請求などの金銭的負担から、誹謗中傷など精神的負担まで、様々な被害が考えられます。たかがSNSと考えず、現実世界にどのような影響を与えるのか、考えながら行動する必要があるでしょう。

信用毀損および偽計業務妨害(刑事事件)

インスタグラムでの言動が、犯罪行為に巻き込まれる要因になってしまうこともあります。犯罪行為では、自身が被害者となるケースもあれば、加害者になってしまうこともあるのです。偽の情報をシェアし、拡散してしまうことは、よくあることでしょう。発信元が不明の情報を、感情に流されよく確認もせず、大勢に広めてしまうパターンです。このような行為は、信用毀損および偽計業務妨害に該当し、刑事罰の対象となってしまいます。これら行為に該当した場合、3年以下の懲役刑または50万円以下の罰金に処される可能性があるのです。

名誉棄損罪も、インスタグラムや他SNS媒体で頻発しています。他者の名誉を傷つけるような発言をした場合、名誉棄損罪に該当します。記載した事柄が例え事実であったとしても、SNSなど大勢が見ることのできる場所で、相手の名誉を傷つける言動を行った場合、罪に問われてしまうのです。有名人や著名人への誹謗中傷も、これらに該当します。近年、消費者の行き過ぎた言動に、ようやく有名人や著名人が告発を始めました。「悪気はなかった」「謝罪します」では、済まされない事態に発展しているのです。

これら罪に問われた場合、最長で20日間の身柄拘束を受ける可能性があります。20日間も拘束された場合、仕事や家庭はどのようになるでしょうか。社会人に限らず学生だった場合、周囲へ知れ渡ることも避けられないでしょう。例え、投稿を全て削除したとしても、インスタグラムなどのSNS媒体を通して発信した情報を、完全に消し去ることはできません。つまり、いつまでも事実として残り続け、人生そのものに大きな影響を与えてしまうのです。

詐欺被害

知らず知らずのうちに、犯罪行為に加担することもあれば、自身が被害者となるケースもあります。近年、インスタ詐欺と呼ばれる詐欺行為が頻発し、多くの被害を生み出しているのです。FXやバイナリーオプションなどの投資、出会い系アフェリエイト、通信サイトの開業、在宅ワークなどが、主な手法となっています。いずれも、投資した金額を倍以上に増やすことができるため、資金の提供を促すものです。手口は年々巧妙化し、一見すると一般人のようなアカウントで、詐欺行為への誘導が行われていることも珍しくありません。

「被害にあったら訴えればいい」と思っている人もいることでしょう。確かに、このような犯罪行為に巻き込まれた場合は、訴えることも手段の一つです。しかし相手は、犯罪行為に長けた集団・人物のため、人物を特定することも困難となっています。仮に特定できたとしても、被害額を全額戻してもらうことは難しいでしょう。告発には、多くの時間と手間、そして資金が必要となるため、断念する人も少なくありません。つまり、被害を受けても泣き寝入りすることが、大半なのです。

「詐欺行為に引っかかる人は無能」「自分は絶対に引っかからない」と思っている人もいるでしょう。連日、詐欺の手口や被害額がニュース等で取り上げられていることから、自分は大丈夫と思ってしまうのも当然です。しかしこれだけ公表されていても、令和2年11月までの11か月間で、詐欺行為のみの被害額は245億円にものぼっています。それだけ手口が巧妙化し、一般人では見抜きづらい状況になっているということです。

ストーカー被害

インスタグラムをきっかけに、ストーカー被害にあった事例も存在します。投稿した写真、複数のSNS媒体での発言から、住所や生活圏を割り出され、実際にストーカー被害にあったという人々が多数存在するのです。2020年6月、女性の大学を割り出し、誹謗中傷などの迷惑行為を繰り返したとして、30代の男性が逮捕されました。ストーカー被害など、犯罪行為が頻発する要因には、特定屋の存在も関係していると言えるでしょう。逮捕された30代男性が、女性の身分特定に活用したのも、この特定屋です。特定屋とは、インスタグラムなどのSNS媒体の情報を使って、特定の人物の情報を探り当てる人々のことです。1件当たり、1,500~10,000円程度で取引されています。特定屋以外にも、探偵などを活用し、多くの情報を収集した例も存在しました。

また、ストーカー行為は、インスタグラム内でも発生しています。2019年、1人の女性に向け大量にメッセージを送りつけたとして、会社役員の男性が逮捕されました。容疑は、ストーカー規制法違反の疑いです。他にも、卑猥な写真を一方的に送りつけたり、各SNS媒体に不適切な書き込みを行うなど、SNS媒体上でもストーカーなどの迷惑行為が頻発しています。日常的で一般的な投稿から、このような被害にあう事も珍しくありません。「自分は大丈夫」と安易に思い込むことなく、インスタグラムに潜む危険性について、理解しておきましょう。

傷害事件や殺人事件の事例も

インスタグラムのNG行動は、傷害や殺人事件に発展するケースもあります。2020年8月、1件の投稿をきっかけに、50人以上の若者による乱闘騒動が発生しました。インスタグラムに投稿した写真に写っている、恋人への批判ともとれる意見がきっかけです。「幼いね」という一見すると、批判にもとれないようなコメントをきっかけに、インスタグラムで口論が発生しました。その後、実際に会い、乱闘騒ぎへと発展します。文字だけのやり取りの中でお互いに誤解が生じ、それらを解消することができなかったため、逮捕者が出るほどの事件に発展しました。実際に対面していれば、表情や声のトーンなどで冗談か否か判断でき、防げた事件だったと言えるでしょう。インスタグラムだからこそ起こってしまった、傷害事件です。

海外では、インスタグラムの投稿から自宅を特定され、殺害されたという事件も発生しています。2020年2月、アメリカの人気ラッパーが何者かによって殺害されました。インスタグラムに投稿された自宅写真や近隣環境の様子により、特定及び殺害された可能性が高いと言われています。

インスタグラムを介した殺人事件は、日本でも発生しているのです。2019年11月、別居中の妻を、夫が殺害するという事件が発生しました。別居中の妻を取り戻すため、他人になりすまし、インスタグラムを介して妻と接触します。そこで現住所を聞き出すとともに、ホテルへ誘い出し、犯行におよびました。インスタグラムは、大勢と繋がることのできるツールですが、限られた情報でしかやり取りすることができません。限られた情報であることを、利用者すべてが認識し、相手への過剰な信頼感を排除していかなければならないのです。ここで紹介した傷害、殺人事件はいずれも防げた事件だと言えるでしょう。

インスタグラムの危険性を高めるNG行動7選【大人編】

インスタグラムの間違った使い方、アカウント管理者の言動により、想定外のトラブルに見舞われることが理解できたでしょう。現実世界への大きな影響を考え、インスタグラムの活用方法及び自身の言動には細心の注意を払わなければならないのです。インスタグラムを安全に、トラブル少なく活用するためには、慎重に行動しなければならないものの、過剰に怯え距離をとる必要はありません。危険性を高める言動さえ、適切に把握しておけばいいのです。ここからは、インスタグラムの危険性を高めるNG行動について、解説していきましょう。

建物・音・天候

注意するべき1つ目の行動は、投稿する写真の内容です。これは、多くの場面で、注意喚起が行われている事柄でしょう。しかし、守られていないことから、前項でご紹介したような、個人情報流出によるトラブルが現在も発生しています。今一度、どのような写真を注意しなければならないのか、ご紹介していきましょう。

まず、生活圏の建物や備品等が映り込んだ写真です。映り込んだ特徴的な建物、設置物等により、生活圏が把握されてしまう恐れがあるため、注意しましょう。「自宅付近」などの情報を記載しなくても、頻繁に登場する建物、類似する風景が度々登場すれば、生活圏であることが容易に想像できてしまいます。音や天候も、居住区を割り出す情報の1つとなってしまうため、注意しましょう。多くの人々が積極的に活用するストーリーズでは、現在の様子をライブ配信することも珍しくありません。その際、駅のアナウンスが入り込んだり、特徴的な天候だった場合、個人情報が特定されるきっかけとなります。ストーリーズの危険性は、今現在の場所が特定されてしまう部分です。特定者は、その場に出向くこともできます。直接接触する行為は、トラブルの危険性を格段に高めてしまうため、細心の注意が必要なのです。

投稿する写真の内容は、ユーザーを加害者にもします。他人が映り込んだ写真、著作権の存在するキャラクターや関連情報を掲載した場合、侵害行為に接触する恐れがあります。投稿の削除で済まされることもありますが、掲載発覚が遅れ、多くの損失を出した後損害賠償と共に、削除依頼が届くことも十分イン考えられるため注意しましょう。また、飲食店や商業施設など、名称が特定できる画像と共に、誹謗中傷を行えば、名誉棄損罪や偽計業務妨害に接触する恐れがあります。他者も同じような事をやっているから「安心」ではなく、モラルとルールを理解した投稿が必要です。

位置情報設定の使い方

インスタグラムでは、位置情報を提供し、関連サービスを受けることができます。近くにある飲食店や観光名所を提案してくれたり、自身の投稿を他者に、位置情報と共に分かりやすく提供することも可能なのです。位置情報設定をONにしておくことで、地域関連からの流入が見込めます。全く接点のなかった人物が、位置情報からアカウントを訪問する場合もあり、フォロワーやいいねの増加が期待できるでしょう。

フォロワーやいいねを増やしたいからといって、また他者にわかりやすい情報を提供したいからといって、位置情報ONの投稿を頻繁に行うのは危険です。旅先や出張先など、生活圏外であれば危険性は下がりますが、それでも安全性の高い行為ではありません。位置情報の掲載は、投稿ごとに設定することができるため、位置情報を設置して問題ない投稿と、問題のある投稿を選別し、正しく活用してみましょう。

ちなみに、初期段階で位置情報がONになっているということはなく、投稿ごとに位置情報の提供有無を確認されます。以前は、フォトマップと呼ばれる位置情報の提供機能が、初期段階でONになっていたため、知らずに投稿し関連トラブルが頻発していました。自分や他人のフォトマップも自由に見ることができたため、生活圏が把握されたり、公開したくない情報が出回るなど、危険性も高かったと言えます。しかしフォトマップサービスは、2016年12月をもって終了となり、現在はスポットを選択しなければ、位置情報が提供される恐れもありません。

Facebookとの連携

インスタグラムは、Facebookと簡単に連携することができ、様々なメリットを得ることができます。例えば、投稿のシェアです。どちらか一方に投稿した場合、簡単な操作でもう一方のSNSにも、同じ投稿を掲載することができます。複数のSNS媒体を活用している人、企業アカウントとして利用している人にとっては、非常に便利な機能です。他にも、Facebookでの交友関係がインスタグラムに反映され、見つけやすいというメリットがあったり、Facebookからインスタグラム運用・管理ができるなど、優れたサービスを受けることができます。2つのSNS媒体を上手く連動させることにより、フォロワーの増加や、異なる層へのアプローチも可能となり、影響力の向上も期待できるでしょう。

しかし、Facebookはインスタグラムと違って、登録する際個人情報が必要となります。匿名性の高いインスタグラムと違い、現実世界とより近いSNS媒体なのです。そのため、連動したことにより、より多くの個人情報が放出されることになります。インスタグラムに投稿した写真と、Facebookの個人情報を紐づけられるようになるため、悪用したいと考える人に、個人的で詳細な情報を提供してしまうことになるのです。情報管理を徹底しているという人、どちらも実名等で運用している人にとっては、連携機能はおすすめできますが、それ以外の人にとっては注意が必要となります。

2段階認証未設定

インスタグラムのアカウント乗っ取りは、深刻な問題となっています。写真や個人情報など、他人に管理されたくないものが流出したり、犯罪行為に使用される場合もあるのです。インスタグラムは、ユーザーネーム(ID)と、パスワードという2つの情報を使用して、ログインを行います。しかし、ユーザーネームは、誰でも知ることができるため、実質パスワード1つが判明すれば、簡単に乗っ取ることが可能なのです。

このようなトラブルを防ぐため、インスタグラムには二段階認証というものが設置されています。二段階認証は、「ログインセキュリティ」画面で設定することが可能です。二段階認証を設定すると、ログインの際、ユーザーネームとパスワードの他に、認証コードが必要となります。認証コードは、一般的に電話番号経由のSMSで取得します。電話番号の登録を行わなくても、推奨アプリで取得することが可能なため、セキュリティを重視する場合は、アプリの活用を考えてみましょう。

二段階認証設定を行うと、リカバリーコードというものが同時に発行されます。携帯電話に何かトラブルが生じ、認証コードが受け取れない場合に必要となるため、どこかに残しておきましょう。二段階認証設定は、自身がログインする際手間が増えてしまうため、積極的に活用されているとは言えません。しかし、自身へのトラブルはもちろん、アカウントのフォロワーを守るためにも、是非設定しておきましょう。

URLの表示

インスタグラムのプロフィール欄やコメント欄に設置されているURLから、様々な外部サイトへ移動することができます。サイトを探したり、特定の商品を検索する手間が省けるため、URL設置は非常に便利な機能です。しかし、設置されているURL全てが、安全性の高いものではありません。ウイルス感染や、偽サイトへの誘導など、トラブルに巻き込まれる可能性の高いURLも存在するのです。

残念ながら、これらを100%見抜く方法はありません。偽サイトは本物のように、巧妙に作りこまれていますし、実際に被害にあって初めて偽サイトであることに気付けるのです。防ぐ方法は、信頼できない相手が掲載するURLを安易に開かないことです。そして、赤の他人を安易に信用しないことが、必要でしょう。限られた情報の中で、人はいくらでも偽りの姿を作り出すことができます。その情報を鵜呑みにしてしまうと、大きなトラブルに発展する場合があるのです。

また、URLを掲載している本人でさえ、偽サイトであること、また不適切なURLであることに気付いていない場合もあります。インスタグラムをはじめSNS媒体は、簡単に他者が発信する情報を拡散・シェアすることが可能です。中身を確認せず、犯罪行為に加担してしまう恐れもあります。その場の感情でURLをクリックせず、正当なものなのか、確認してみましょう。検索をかければ、既に被害に合っている人の情報も、間違いやすい偽サイト情報も、見つけることが可能です。時間短縮、手間削減にばかり踊らされず、セキュリティ意識を高めておきましょう。

直接会う

インスタグラムやSNS媒体の利用中、最も危険な行為が直接会うことです。インスタグラムは、趣味や価値観など、たとえそれらがマイナーな事柄であっても、同じように捉えている人物と、必ず出会うことができます。それ程、多くの人々が利用している媒体なのです。これまで、他者と共有できなかった人々にとって、非常に喜ばしい状況であり、一瞬で親近感・信頼感を持ってしまうのも納得できます。しかし、直接会う行為は、心身を危険にさらす行為です。

どれほど多くの事柄を共有できたとしても、100%安全な相手など存在しません。出会ってから期間が短かったり、SNS上という限られた場所であれば、なおさらです。相手の情報も、そして共有している事柄も、本当である保証はどこにもありません。実際に会ったことにより、性被害にあったり、前項でご紹介した乱闘騒ぎに発展することもあります。

SNSを介して、交際に発展したり結婚した例も、少なからず存在しています。しかしそれは、圧倒的に多い数ではありません。何かしらの被害にあった件数の方が、圧倒的に多いのです。どうしても、直接対面したい場合は、人数や接触場所、時間帯を工夫してみましょう。できるだけ人目につく場所、また1対1で接触しないことが望ましいと言えます。さらに、接触することを、第三者に伝え情報共有しておくことも重要です。自身の安全を守るためにも、不要な接触を避け、会う際は安全性を考慮した対策をこうじておきましょう。

インスタグラムの危険性を高めるNG行動6選【子ども編】

携帯電話を与える年齢、インスタグラムなどのSNSを利用させる年齢は、年々低年齢化しています。そのため、経験の少ない子どもたちが、インスタグラムでのトラブルを引き起こすことも珍しくありません。子どもがNG行動をとった場合、それは子ども間で収束する話ではなくなります。親や学校を巻き込んだり、就職等にも大きく影響することになるのです。ここからは、子ども向けインスタグラムの危険性を高めるNG行動を、ご紹介していきましょう。

子どもの写真掲載

顔がはっきりわかる写真掲載は、子どもであっても避けなければなりません。また、実の親であっても、気を付けなければならないでしょう。オーストラリアでは、幼少期の写真をSNSに公開されたとして、娘が両親を訴える事件が発生しています。肖像権侵害や、プライバシー侵害を訴えてのことです。「容姿が変わっているため当人を特定できない」という言い分も見られましたが、Facebookや連携したInstagramであれば、関係性はもちろん、当人を特定することも容易でしょう。両親は、撮影した自分たちにこそ「著作権がある」と主張していましたが、娘のあらゆる権利を持っているのは、娘である本人です。このようなトラブルは、いつ日本で発生しても、不思議な事ではありません。

子どもの写真掲載は、デジタル誘拐に繋がる恐れもあります。デジタル誘拐とは、掲載された子どもの写真を、あたかも自分の子どもであるかのようにSNSに掲載することです。他人の子どもを自分の子であるかのように、偽って掲載するのですから、他者を騙そうという悪意が存在します。例え、悪気のない行為であったとしても、自身の子どもの写真が他者の手で管理されることは、気持ちのいい状況ではありません。子どもの写真を掲載する際は、こういったリスクが存在することを、理解しておきましょう。

インスタ蝿(ばえ)

子どものインスタ映えを求める過激な行動は、親を悩ませる大きな事柄だと言えます。SNSには、多くの情報が日々掲載されているため、他者と異なる行動をしなければ、大勢に関心を示してもらえません。そのため、年々行動がエスカレートしているのです。このように、インスタグラムで注目を集めたいがために、過激な言動をとってしまうことを「インスタ蝿え」と呼びます。Twitterなどでは、「バカッター」という呼び方もされ、どちらも批判的に受け止められています。

具体的な行動としては、掲載する写真の美しさを求めて、立ち入り禁止場所に侵入する、企業側が想定していなかった使い方をするなどです。落とした商品を、そのまま鍋・まな板に戻してその様子を公開するなど、一時期多くの事案が公開されていました。重大なことは、実行している人に、罪悪感がないという事です。「犯罪を犯している」「悪いことをしている」という認識が持てれば、それらを世界中に公開するようなことはしません。彼らにとって、インスタグラムという遊び場で利用する写真は、「遊び」「冗談」の延長線上であり、謝って済む問題なのです。しかし現実世界では、謝って済む問題ではありません。店側の信頼を傷つけ、売り上げ減少または株価暴落など、損害を与えた場合、損害賠償請求や業務妨害などで訴えられる可能性があります。店側の備品を、想定外の使い方をした場合、器物破損罪に該当します。

金銭的負担がのしかかるだけではなく、刑事罰として逮捕される可能性も十分にあるため、子どものインスタ蝿え行動には、十分気を付けなければなりません。では、どのようにして防いでいけばいいのでしょうか。答えは、「見ている」ことを伝えるです。インスタグラムの投稿が、社会基準からかけ離れていた場合、どういった理由で実施してはいけないのか説明しましょう。この時、感情論や固定概念で評価してはいけません。一般常識、社会でのルールと照らし合わせ、優れているか否かを説明しましょう。日常的なルールの説明が、子どもにモラルや社会の様子を定着させます。

買い物

インスタグラムでは、他者の投稿からでも、容易に買い物することができます。それは、子どもであっても同様です。支払い能力のない子どもの買い物は、当然親が支払うことになります。過去には、子どもが高額アプリを購入した例や、定期購入を申し込み、解約できなかった例など、子どもの買い物をめぐるトラブルが頻発しています。高額な商品だった場合、請求金額で気付くこともできますが、少額な商品であれば、明細を確認しなければ見つけることが難しくなってしまいます。

インスタグラムを子どもに与える際は、こういった買い物に関する認識のすり合わせも行っておきましょう。購入後返品できる商品は、それ程多くありません。トラブルを未然に防ぐためにも、子どもとのコミュニケーションが必要なのです。

ストーリーズ利用

インスタグラムのストーリーズ機能は、約70%もの人々が積極的に活用している機能です。24時間で消えるという特徴から、ひどく個人的な情報も、安易に掲載しがちになっています。例えば、クラスメイトや友人への批判であったり、個人情報が特定できる場所での配信などです。こういった情報がきっかけで、いじめに発展するケースも少なくありません。ストーリーズ投稿そのものは、24時間で消えてしまいますが、それらを保存したり、拡散することも可能です。インスタグラムの投稿は、遊びであっても、発生させる事柄は現実世界に大きく関わってくることなど、危険性を十分に伝えておきましょう。

掲載情報の心身的影響

インスタグラムの投稿、コミュニケーションをとるフォロワーの意見は、時に両親や友人など身近な存在よりも、当人に影響を与える場合があります。2017年11月、ロンドン在住の女児14歳が自殺しました。彼女のインスタグラムを確認したところ、不安や落ち込みなど、ネガティブな投稿検索が多数見つかります。自傷や自殺など、等事件と関連性の強い投稿検索も、見つかりました。2017年、日本で発生した座間9人殺害事件でも、SNS媒体が利用されています。

インスタグラムなどのSNS媒体は、当人が見たい情報だけを集めることが可能です。それは、ポジティブなものであっても、ネガティブなものであっても同様です。ネガティブな投稿検索、その意識を共有できる情報を見続ければ、事態は急速に悪化していくでしょう。簡単に不安を解消できる情報を入手した場合、踏みとどまっていた事態が進んでしてしまうこともあります。子どものインスタグラム利用を、完全に把握することはできません。しかし、どのように利用しているのか、どういったコミュニティを形成しているのか、親として理解しておく必要があります。子どもの「自由」を守るだけではなく、親としての「責任」ある行動が求められているのです。

インスタグラムの安全性と危険性を理解して快適なインスタライフを!

インスタグラムは、扱い方ひとつで、影響力を持つインフルエンサーになることも、その真逆の存在になることも可能なツールです。多くの人々が、安心し楽しんで活用するために、インスタグラムの危険性についても、認識しておきましょう。自分や家族、友人の安全を脅かさないためにも、危険性を高めるNG行動を徹底的に排除し、楽しいインスタライフを送ってみてください。