InstagramのDMの各種機能とビジネスでの使い方

InstagramのDMに実装されている機能を把握しよう

Instagramにはその他のSNSと同じようにDMと呼ばれる機能が実装されています。こちらの機能は普通に投稿して情報を発信したり、フォローしている人の投稿を見て情報収集したりする使い方をしている場合には、それほど使用頻度の高くない機能です。企業としてInstagramアカウントを運用する時はもちろん、個人の趣味としてプライベートでInstagramを利用している人でも、DMの機能を使ったことはないという人は多いのではないでしょうか。

しかし実は、このDMの機能は企業が情報発信の際にInstagramを活用する際に非常に役に立つ機能です。今までDM機能を使ったことはなく無駄な機能だとすら思っていた人も、今後はより効率的にInstagramをビジネス利用していくことができるでしょう。

では、実際にInstagramには2020年10月時点でどのような機能が実装されているのでしょうか。基本的には使い方や会議の時に便利なグループDMの使い方、そして使う際の注意点や疑問点など、ビジネスでInstagramを活用する上で覚えておきたい知識を一気に紹介していきます。

DMとは

DMとはそもそもダイレクト・メッセージ(Direct Message)を意味します。その名の通り、任意のユーザーに対してダイレクトにメッセージを送ることができるためInstagramを利用している人の中でも人気の高い機能です。DM機能を使えばInstagramを利用している人同士であればわざわざGmailなどのアプリを立ち上げなくても簡単にメッセージを交換し合うことができます。そのように効率的な活用ができるだけではなく、個人情報のやり取りなど他の人に見られたくないやり取りを、メールアドレスを交換しなくても行うことができます。たとえば、ネットで知り合った人と内緒の話をしたいけれどLINEのIDやメールアドレスなどの個人情報を教えるのは少し抵抗がある時などもInstagramのDM機能は役に立つでしょう。

Instagramに限らず、TwitterやFacebookのMessangerも含めて基本的にやり取りしているメッセージの内容は他の人に見られることがありません。さらに一対一のやり取りだけではなく複数人でDM機能を使うこともできるため連絡手段としても非常に優れています。実際、最近ではLINEの代わりにInstagramに投稿しながらDM機能を駆使してコミュニケーションを取っているという人も決して少なくはありません。

さらに、以前まではInstagramのDM機能はスマホのInstagramアプリからしか使うことができませんでしたが、2020年4月からはPCからもDM機能が使えるようになりました。これを契機に、ますますInstagramをビジネス利用している人は増えたと言われています。

InstagramにおけるDMの基本的な使い方

プライベートでInstagramを楽しむ際にも、Instagramをビジネス利用する際にも非常に便利なのがDM機能です。ですが、最近までPCからは機能が使えなかったこともあり、DM機能を使ったことがないという人も多いでしょう。そこで、ここではInstagramにおけるDMの基本的な使い方について解説していきます。

アプリを開きアイコンをタップ

まず、InstagramのDM機能を使うためにはFacebookのMessangerのように別個のアプリをインストールする必要はありません。DM機能を使いたい時は、Instagramのアプリを開いて紙飛行機のアイコンをタップもしくはクリックしましょう。2020年10月現在、タイムラインを閲覧できるホーム画面の右上に紙飛行機アイコンがあります。これがホーム画面ではなくプロフィール画面を開いていると、右上は「設定」に繋がるハンバーガーメニューになっているので、DM機能を使いたい時には必ずホーム画面から遷移するようにしましょう。

送付先を検索

DM機能を使う際には、メッセージを作成する前にまずは送付先を決定する必要があります。検索ボックスの下にデフォルトで現在フォローしているアカウントリストが表示されているので、そこから選択すると簡単に送付先を決定できるでしょう。ただし、フォローしているアカウントが多くて選択するのが難しいという場合は、あらかじめDMを送信したいアカウントのユーザー名(半角英数字)を覚えておいて、検索ボックスに入力する方が簡単に送付先を決定できる場合もあります。

また、InstagramのDMは自分がフォローしていないアカウントにも送ることが可能です。ただしこの場合はアカウントリストの中に希望するアカウントが表示されないので、最初から検索ボックスにユーザー名を入力して選択するようにしましょう。

「チャット」ボタンを押しメッセージ作成

DMの送付先を決定した後は、いよいよメッセージの作成に入ります。右上の「チャットボタン」があるので、それを押下するとメッセージの作成画面に遷移するでしょう。そこからは通常のメールやLINEと同じように文章を作成していくだけですので、送りたい内容を作成していきましょう。

この画面では、テキストだけではなく写真や動画や位置情報など色々な情報を送ることができます。基本的にはテキストのやり取りに使われることが多いDM機能ですが、用途によって機能を使い分けられるということは覚えておいた方が良いかもしれません。

相手のプロフィール画面から送ることも可能

基本的には自分のホーム画面の右上に実装されている紙飛行機のアイコンから送付先を選択してメッセージを作成し、送付するのがInstagramにおけるDM機能の使い方です。しかし、フォロー数が多い人にとっては送りたいユーザーを探すだけでも手間がかかってしまうでしょう。

実は、そうした場合は相手のプロフィール画面から直接DM画面に遷移することも可能です。相手のプロフィール画面の右下にある「メッセージ」を押下すると、すぐにDMの作成画面に遷移することができるでしょう。タイムラインを見ていて誰かが投稿した内容に対してDMでやり取りをしたい時などは、この方法を覚えておいた方がスムーズに利用することが可能になります。

InstagramのDMをグループで利用する方法

先ほど紹介したように、InstagramのDM機能は一対一だけではなく複数人で同時に連絡を取ることも可能です。この機能を使うことによって、一対一でのやり取りよりも圧倒的に効率良く情報共有が可能になるでしょう。

複数人でのグループでInstagramのDM機能を利用したい場合には、まず一対一と同様にホームボタンから紙飛行機アイコンをタップし、右上のDM作成ボタンを選択します。その後、DMを送りたい宛先を全て選択してから「チャット」をタップするだけで一度に複数人に対してメッセージを送付することができるようになるのです。また、この複数人でのDMグループにはLINEと同じようにグループ名を設定することも可能です。従って、たとえば「プロジェクトAメンバー」や「いつものランチタイムメンバー」のようにグループ名を設定しておけば、誤って間違ったグループにDMを送付してしまうリスクを減らすことができるでしょう。

さらに、グループでのDM利用の際には非常に便利なビデオ通話機能を使うことも可能です。上限人数は2020年10月現在で4人までとなっていますが、この機能を使えばプライべートはもちろんビジネスシーンでのオンライン会議にも利用することができるでしょう。むしろ活発に意見交換が行われるタイプのオンライン会議の場合、5人以上が出席していても発言が飛び交い過ぎて誰が発言しているか分からなくなってしまうケースもあります。そのため、上限人数が設定されていることがビジネス利用の妨げになることはほとんどありません。企業としては、複数のインフルエンサーに対して最初に契約条件などを説明する際、一対一で何度も説明するよりは複数人のDMグループで説明してから、疑問点などを後日個人間のDMで受け付けた方が効率的に説明を行うことができるでしょう。Instagramをビジネスで利用する頻度が高い企業ほど、このInstagramのグループDMの機能は熟知しておく必要があります。

ただし、グループでDM機能を利用する際には既読マークがアカウント名で付与されることだけは注意しておかなければならないでしょう。すなわち、企業とインフルエンサーAとインフルエンサーB、インフルエンサーCのグループがあった際に、インフルエンサーAから至急の問い合わせがきたとします。その時に企業の担当者がメッセージを読んだにも関わらず反応をせずに放置してしまうと、インフルエンサーAからは企業が対応せずに既読スルーしていることがすぐに分かってしまいます。このような状況が続くと、「大切なことに対して誠実に対応してくれない信用できない企業」というマイナスイメージを持たれてしまうことは避けられません。確認に時間を要する場合であっても、いつまでに確認を終わらせて返答できるかなどを明言した方が良いでしょう。友達同士でLINEを使っている場合でも「既読スルー」が原因でトラブルになることは多いと言われていますが、Instagramをビジネス利用する場合にも同様に注意が必要です。

InstagramのDMの通知機能について

InstagramのDMには通知機能がついています。基本的には常にプッシュ通知をオンにしている人が多いと言われていますが、企業の場合はDMを公開しているとひっきりなしにDMが来たり、あるいは海外のインフルエンサーとやり取りをしていて時差が気になったりする場合は通知をオフにしたくなることもあるでしょう。

InstagramのDM機能で通知のオン・オフを切り替えるためには、まず自分のプロフィール画面を開きます。そこからハンバーガーアイコンをタップし、「設定」から「お知らせ」に移動することでプッシュ通知のオン・オフを変更することができます。「Directメッセージ」という項目があるので、DMだけ変更したい場合はその項目を変更すると良いでしょう。

ただし、2020年10月時点ではその「お知らせ」の画面でDirectメッセージの他にもメッセージリクエスト・メッセージ・グループリクエスト・ビデオチャットなど各種機能の通知のオン・オフ設定を変更できます。その他にも色々な機能の現状を確認することともできるので、ビジネスでもプライベートでもInstagramを利用していて困ったことがあれば、まずはプロフィール画面のハンバーガーアイコンから確認する癖をつけると利便性が高まるかもしれません。

InstagramでDMを使う時の注意点

複数人に対して一斉に発信が可能で、他のフォロワーには見られることなく特定の人と秘密裏にやり取りできるのがInstagramのDM機能のメリットです。通知のオン・オフも自在に設定できるため、今やInstagramは単なる情報発信や情報収集の道具としてのみ使われるだけではなく、重要なコミュニケーションツールになっているといっても過言ではないでしょう。

しかし、DM機能以外にも様々な機能が実装されているのがInstagramの特徴です。そのためInstagramを利用する際には知っておかなければならない注意点も複数存在しています。ここでは、InstagramでDMを使う際に特に認識しておきたい注意点について解説していきます。

ストーリーズでコメントを送る場合

Instagramの機能としてはInstagramストーリーズが非常に人気の高い機能です。ストーリーズは24時間限定で動画を配信できるため、フォロワーに対してプレミア感を与えながら情報を提供することができます。企業としても、情報価値を高めるためにあえてInstagramストーリーズを使っているというケースも少なくはないでしょう。

このストーリーズは、実は一方的に配信を視聴するだけではなくストーリーズを配信している相手に対してコメントを送信することができます。ですが、実はこのコメントは相手にDMとして通知されるようになります。すなわち、自分としてはリアルタイムで単にコメントしているだけのつもりが、相手にとっては長時間残るコメントになるのです。そのため、視聴している時に無意味なコメントを大量に送ってしまうと悪質なフォロワーだと認識されてブロックされてしまうリスクが高まるでしょう。特に企業名のアカウントの場合は、Instagram上のブロックに留まらず企業のイメージ自体を悪くしてしまう恐れがあるので注意が必要です。

また、企業のInstagramアカウントを運用しているとストーリーズを視聴するだけではなく配信する立場になることも多いでしょう。その場合、後からDMをチェックして配信中に受け取ったコメントをしっかりチェックすることをおすすめします。基本的には視聴者からの応援コメントが多いかと思いますが、なかには価値のあるコメントが紛れ込んでいる場合もあるのでしっかりチェックしましょう。

ストーリーズでユーザー名を載せる場合

ストーリーズに関連する注意点としては、自分以外のInstagramアカウントのユーザー名を載せる際にも注意が必要です。Instagramストーリーズで特定のユーザー名を載せることによって、相手のDMに「ストーリーズであなたについて書きました」という通知が送られてしまいます。すなわち、誰か特定の企業やインフルエンサーについてストーリーズで言及する場合には、あらかじめ相手から承認をもらっておかなければなりません。

相手に内緒でストーリーズで言及して驚かせよう、などと思ってしまうと、相手側も急に通知が来て不快な思いをしてしまう恐れがあります。インフルエンサーとの契約において事前に言及する可能性を説明している場合はそれほどリスクは高くないとはいえ、やはり事前に一言伝えておいた方が無用なトラブルを避けることができるでしょう。相手が企業の場合でもインフルエンサーの場合でも、注意して使いたい機能の一つです。

ストーリーズのシェアを拒否することも可能

Instagramのストーリーズは、DM機能を使って任意の誰かにシェアすることも可能です。すなわち、ある企業のフォロワーAが企業をフォローしていないBに対してDMでシェアをすれば、Bも簡単にそのストーリーズを視聴することが可能になります。これはストーリーズを拡散したい時には非常に有効な機能ですが、一方で企業側が普段からフォローしてくれているフォロワーにだけプレミアムな情報を配信したい時には悩ましい機能になってしまいかねません。せっかく期間限定公開で貴重な情報を配信しても、あっという間に世界中に拡散されてしまう恐れがあるでしょう。

そのような時には、事前にストーリーズをフォロワー以外に見られないように設定をしておくことでDM機能を使った拡散を防ぐことが可能になります。「設定」から「プライバシー設定」をタップし、「ストーリーズ」から「メッセージとしてシェアすることを許可」という項目をオフにすれば意図しないシェアを防ぐことができるでしょう。当然ながら、この機能をオフにすることで拡散力が落ちてしまうことは避けられませんが、プレミアム感を高めることでフォロワーからのエンゲージメントを高める効果は期待できます。配信する内容や企業アカウントのフォロワー数などに応じて臨機応変に設定を変更すると良いでしょう。

その他にもシェアされたものをさらにシェアするような、いわゆる「再シェア」を禁止したり、Instagram内でのシェアは可能でもFacebookへと連携してシェアすることだけを禁止するなどの細かな設定も可能になっています。定期的にInstagramストーリーズを配信している企業は、今一度この部分の設定を見返してみるのも良いのではないでしょうか。

「消えるメッセージ機能」もあり

InstagramのDMには他のSNSにはない面白い機能も実装されています。「消えるメッセージ機能」という機能名を耳にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。この機能は、その名の通り相手が閲覧した時点で消える写真や動画を送ることができる機能です。「1回表示」を選択すれば1回再生した時点で消えますし、「リプレイ許可」を選択すると2回再生することでメッセージや写真・動画が削除されます。もちろん通常のメッセージのように消えないDMを送りたい時には「チャットに保存」を選択することで、消えずに残るDMを送信することが可能です。さらに、消えるメッセージ機能を使って送られたメッセージは、スクリーンショットを撮って保存しようとした時点で相手に通知が送られるため、基本的には相手にバレずにメッセージを保存しようとすることはできません。

企業としてInstagramのDM機能を活用する際、この消えるメッセージの機能を使う機会はほとんどないでしょう。しかし、プライベートでInstagramのDM機能を頻繁に使っていて友達に対して「消えるメッセージ機能」を使う癖がついている人は注意が必要です。企業のアカウントから「消えるメッセージ機能」を使ってDMを送信してしまうと、悪い内容が送られてきていると勘違いされてしまう恐れがあります。もちろん実際に談合や裏金といった内容を送ったわけではなくても、悪い印象を抱かれてしまうことは避けられません。DM機能を使い慣れている人こそ、注意してInstagramアカウントを運用する必要があります。

DMに関するよくある疑問点

多機能なInstagramの中でも、DMは特にストーリーズのシェアや消えるメッセージ機能といったように、他のSNSではあまり実装されていない機能が実装されている独特な仕様を持つDMです。そのため、使っているうちに機能が分からなくなってしまうこともあるでしょう。

ここでは、InstagramのDM機能に関してよくある疑問点を4つ紹介し、それに対する答えを解説していきます。DM機能を利用していて疑問点が出た人は、このポイントを確認してみてください。

テキスト以外の送信に関して

先ほど、InstagramのDMでは文字以外にも写真や動画、位置情報や消えるメッセージなど様々な情報を送ることができます。その他にも、テキストだけではなくボイスメッセージやスタンプ、あるいは「いいね」などを送ることができる他、投稿やストーリーズをシェアしたりライブ配信を送付することもできます。そのため一般的なコミュニケーションをとる上ではInstagramのDMで十分に事足りると感じる人も多いでしょう。

特に位置情報のシェアはビジネス上の打ち合わせの際に非常に役立ちます。大企業であれば大きな自社ビルなどを持っているため打ち合わせの時に先方から来社してもらいやすいと言われていますが、最近増えているD2Cを始めとして比較的規模の小さい企業の場合は相手が訪問する際に迷ってしまう恐れがあります。そんな時、位置情報を事前に共有しておくことでスムーズに打ち合わせまでの訪問を行うことが可能になるでしょう。

また、それ以外にも特定のフォロワー限定でシークレットセールを開催する場合などはDMを使って位置情報を送ることで特別感を演出することもできます。もちろん、顧客が登録している住所に対してダイレクトメールを送付して招待状とすることもできますが、DMを使えば印刷等のコストを削減して案内を出すことが可能になります。送付した招待状を入場券とする場合でも、ダイレクトメールの持参をお願いするよりはスマホで簡単に取り出せるInstagramのDM機能を使った方がフォロワーの利便性を向上させることもできるでしょう。双方にとってメリットとなるので、こうしたDM機能の活用方法を覚えておいても損はありません。

フォローしていないアカウントへの送付

DM機能を利用している人がビジネスに限らずプライベートでも気になる点として、自分がフォローしていないアカウントに対してDMを送付できるのかという点だと言われています。これは、結論から述べるとたとえ自分がフォローしていないアカウントであってもDM機能を利用することができます。これは相手が非公開にしているアカウントであっても変わらず、通常通りDMを送信することは可能です。

ただし、受け取った側は自分のフォロワーから送られてきたDMとは違いフィード上で新着通知が出ることはありません。通常とは違いメッセージのリクエスト一覧に表示されるだけになるので、注意が必要です。特にSNSキャンペーンなどを行い、その当選者に対してDMを使って通知をする場合、事前に当選発表日時などを明記した案内をしておいた方が親切となるでしょう。

さらに、DMは自分がフォローしていないアカウントに対しても送ることはできますが、送られた側はその後のメッセージの受け取りを拒否することも可能です。すなわち、フォローしていないアカウントに対して急にメッセージを送ってしまうと、すぐに拒否されてしまう恐れがあります。企業アカウントとして公式バッジを取得している場合であればそれほどリスクは高くありませんが、やはりインフルエンサーの勧誘などを行う際には事前にコメント等でコミュニケーションをとってからDMの送付を行う方が良いでしょう。

既読の有無について

グループでのDM使用の場面でも簡単に触れましたが、InstagramのDMを使った場合でもLINEの利用と同じように既読がついてしまいます。「既読スルー」が長くなると、プライベート利用でもビジネスシーンでも予期せぬトラブルとなってしまう恐れがあるので避ける方が良いでしょう。

特にSNSキャンペーンの当選者に対してDMで景品の送付先を問い合わせるような使い方をする場合、相手から連絡先が送られてきた場合に長時間既読スルーをしてしまうと不信感を抱かれてしまう恐れがあります。連絡の内容にもよるので常に即座にレスポンスをするのが正しいと一概に言えるわけではありませんが、基本的には迅速に対応する方がスムーズにコミュニケーションを行うことができます。

また、既に紹介した通りグループでDM機能を利用している場合には既読はアカウント名でつくことになります。レスポンスが遅れてしまった時に「メッセージを見ていなかった」等の嘘をついてもすぐにバレてしまうので注意しましょう。LINEのグループLINEの場合は単なる既読数で表示されますが、InstagramのDM機能の場合は異なるので覚えておかなければなりません。

削除はできるのか

既読機能が実装されているInstagramのDM機能は、基本的にLINEと同じような仕様と認識して使うことができます。そのため、Instagramを使ったことがないという人も普段からLINEを使っているのであればDMに関してはそれほど戸惑わずに使いこなすことができるでしょう。LINEとほぼ同じ機能を持っているため、InstagramのDM機能でも送信した画像やメッセージを取り消すことが可能です。削除したい画像やメッセージを長押しすることで削除するかどうかを選択できるので、間違った画像やメッセージを送ってしまった場合は迅速に削除しましょう。

取り消したい画像やメッセージを相手がまだ見ていなくて既読がついていない状態であれば、相手にいかなる通知を送ることなく取消を行うことが可能です。LINEの場合はメッセージを取り消したことが相手に通知されてしまうため、この点はInstagramのDMの方が使い勝手が良いと感じる人も多いのではないでしょうか。

ただし、相手が既にDMを確認して画像やメッセージを見てしまっている場合は話が別になってきます。もちろんメッセージ自体を取り消すことはできますが、相手が既に認識してしまっているため、逆に削除したことによって相手に不信感を与えてしまう恐れがあるでしょう。友達相手に間違って本人への悪口を送ってしまい既読がついた後で消した場合のように、相手を嫌な気持ちにさせてしまう恐れがあります。もちろんそうしたマイナスイメージの強いメッセージだけではなく単なる送信ミスの可能性の方が高いでしょう。ただし、既読がついてから送り間違いに気付いた場合は、黙ってメッセージを削除して間違い自体をなかったことにするのではなく、相手に謝罪メッセージを送ってしっかり対応する方が推奨されています。

InstagramのDMが活躍する場面

InstagramのDM機能はビジネスシーンで社内の打ち合わせに活躍するだけではなく、社外の人とのやり取りなど色々な場面で活躍します。もちろん、Instagramを使って行われることが多いインフルエンサーマーケティングなどのマーケティング戦略でも活躍する場面は多いでしょう。では、特にどのようば場面で企業のInstagram運用担当者はDM機能を使うことが多いのでしょうか。主にDM機能が使われる3つの場面を紹介していきます。

SNSキャンペーン

InstagramのDM機能が最も使われる場面といえば、やはりSNSキャンペーンです。SNSキャンペーンとは、多くの場合企業のアカウントをフォローして該当する投稿に「いいね」やコメントをつけることで企業が設定した景品があたるキャンペーンです。企業の人気商品のこともあればAmazonなどのギフトカードのこともあり、Instagramを日常的に活用している人であれば参加したことがあるという人も多いでしょう。

このSNSキャンペーンは、Instagram側が主催しているわけではないため当選者に対して企業が直接景品などを送付することになります。そのため当選者の住所や連絡先、本名といった個人情報が必要になりますが、その際にDMの機能が活躍することはもはや言うまでもないでしょう。

企業が当選者のアカウントをフォローしていなくても当選した旨とDM景品の送付に必要な個人情報を回答するように連絡できるため、わざわざ企業のECサイトなどに会員登録をしなくても景品を受け取ることができ、フォロワーの利便性が非常に高くなります。せっかく消費者の需要を掴んだ良いSNSキャンペーンを開催することができても、景品の送付に企業独自のサイトへの会員登録を求めてしまうと、たとえ登録が無料であっても良いイメージは抱かれません。そのため、そうした操作を避ける上でもInstagramDM機能を利用して個人情報のやり取りを行っている企業は多いと言われています。

インフルエンサーの勧誘

企業がインフルエンサーマーケティングを行う際、最もコストを抑える方法はインフルエンサーを直接勧誘する方法です。気になるユーザーを見つけた時、コメントでインフルエンサーとしての勧誘をしつつ詳細な条件をDMで打ち合わせるというケースは非常に多いでしょう。先ほど紹介したように急にDMを送ってしまうと不審な企業としてブロックされてしまうことがありますが、コメントで契約における金銭面などのクリティカルな内容を話すことは歓迎されません。そのため、一度コメント欄を通じてお互いの存在を認識した後はDMでのやり取りが多く行われます。

DMではテキストメッセージが送れるだけではなく、画像や動画などを送信することもできます。そのため契約書面を事前に画像で送付して合意が取れてから実際にインフルエンサーの住所に送付して押印をもらうこともできますし、Web上だけで契約を完結させるということもあるでしょう。また、投稿してほしい動画のイメージがある場合も、Webサイトに遷移することなく動画を送信することで簡単にイメージを伝えることができます。

もちろん、双方向のやり取りができるのがInstagramのDM機能ですので、詳細な打ち合わせはボイスメッセージ機能を使って行うこともできるでしょう。最近ではzoomやGoogle Meetの機能を使う企業も多いと言われていますが、やはりInstagram上で活躍するインフルエンサーとの打ち合わせであればInstagramのDM機能を使うのが最もスムーズです。

複数のインフルエンサーとの打ち合わせ

こちらも既に紹介した内容ではありますが、InstagramのDM機能を使うことで複数のインフルエンサーと同時に打ち合わせることが可能になります。グループDMの機能を使うことで、zoomやSlackなどと同様に打ち合わせを進めることができるでしょう。

特に一つの商品やサービスに対して複数のインフルエンサーを起用する場面では、同時に説明を行って質問を募る方が時間的なコストを削減することができます。もちろん契約金額や契約期間などの細かな情報はグループでのDMではなく一対一のDMで行うべきですが、簡単な内容説明などはグループDMの機能を使う方が良いでしょう。複数のインフルエンサーを同時に起用する際にも、InstagramのDM機能は活躍してくれるのです。

InstagramのDM機能を使いこなしてビジネスを円滑に行おう

ここまで紹介してきたように、InstagramのDM機能は社内での打ち合わせはもちろん社外の人との打ち合わせや位置情報の共有などに非常に効果を発揮します。今まではLINEやSlackなどを使っていたという人も、普段からInstagramを活用しているのであればInstagramに一本化してもそれほど支障はないでしょう。

しかし、インフルエンサーの勧誘に関してはDM機能があるからといって簡単にできるわけではありません。もちろん交渉などにDMを使うことで利便性を高めることはできますが、基本的にインフルエンサーマーケティングの最大の難点は企業のブランドイメージに合うインフルエンサーを選定する点にありますので、交渉の前段階で躓いてしまうケースが多くなるでしょう。

そのような場合、直接勧誘よりもコストはかかってしまいますがインフルエンサーマーケティングの専門家に相談することをおすすめします。トリドリマーケティングであれば、既に契約している多数のインフルエンサーの中から企業のイメージに合うインフルエンサーを紹介させていただくことも可能です。もちろんご紹介だけではなく起用方法に関しても提案させていただきますので、ぜひご検討ください。