投稿されたInstagramのコメントを変更・編集する方法

コメントは変更できない?!ネガティブなコメントの正しい対処方法とは

Instagramを使い公式アカウントを運用したり、マーケティングの一環として、キャンペーンを実施する企業も少なくありません。その理由は、Instagramを活用することによって、多くのメリットを得ることができるからです。InstagramなどのSNS媒体が持つ、大きな拡散力及び影響力は周知の事実でしょう。他にも、普段直接触れ合うことが難しい、消費者とコミュニケーションをとれるというメリットも存在します。Instagramでは、フォロワーでなくとも、コメントを残すことができるのです。また、それらのコメントに、アカウント運営者である企業などが返信することも可能です。フォロワー同士がコメントを投稿し合い、スレッド式のコミュニケーションが誕生することもあります。

消費者のコメントや「いいね」などの反応は、LFR(Like Follower Ratio)やエンゲージメント、インプレッションの測定など、マーケティングで必要とされる分析に用いるため大変重要な数値です。また、消費者のコメントから、商品評価や企業への要望、トラブルの早期発見など様々な情報を得ることができます。さらにコメントを活用することにより、バズマーケティングなどの消費者間コミュニケーションを利用したマーケティングも実施することができるのです。

消費者のコメントには、多くの活用方法が存在するため、コメントを集められるInstagramというSNS媒体は優れた媒体であり、企業は積極的に消費者のコメントを集める努力が必要だと言えます。しかし、消費者のコメントは、良質な物ばかりではありません。見当違いなコメント、悪質でネガティブなコメントによるトラブルが多発しています。コメントが要因で、企業を窮地に追い込んだり、人命に危害を加える事件も頻発しているのです。企業は、コメントを集める努力はもちろん、悪質でネガティブなコメントへの対処法も身に着けなくてはなりません。自社を守り、そして自社を取り巻く消費者全てを守るためにも、Instagramに寄せられるコメントには慎重に対応しましょう

ネガティブなコメントは変更すればいい

前項の事実を知り、不適切なコメントやネガティブなコメントは、「変更すればいい」と考える人もいるでしょう。確かに、企業にとって不都合なコメントなのであれば、都合のいいコメントに変更すればいいだけの話です。しかし、Instagramのコメントは、容易に変更してはいけません。さらに、簡単に変更できるものでもないのです。InstagramなどのSNS媒体には、状況によって適切な対応方法が存在します。つまり、適切な対応方法を実施しなかった場合トラブルの引き金となるため、注意点・運用ポイントとも呼べる項目が多数存在するという事です。消費者から寄せられるコメント、企業として残すコメントの取り扱いもその1つです。

インスタグラムのコメントは変更できない

前項でもご紹介したように、Instagramのコメントは、容易に変更することができません。インターネットを使い検索すると、Instagramのコメントを「変更する方法」などがヒットするため、簡単に変えられると考える人も多いのでしょう。実際には、変更した状態に近い状況を作り出せるだけであって、「変更」とは異なる状態です。また、自身が残したコメントと、他者が自身のアカウントに残したコメントでは、対処法や変更方法が異なります。まずは、Instagramのコメントには、どのような対処方法が存在するのか、状況別にご紹介していきましょう。

自身が投稿したもの

まずは、自身が残したコメントの変更方法について、解説していきます。「自身が残したコメント」とは、他者のアカウントを訪れ、コメント機能を使用しメッセージを残したものです。相手や投稿への意見であったり、自身の率直な気持ちを残すことができます。コメントを投稿すると、Instagram投稿者に通知が行き、誰が残したメッセージなのか、どのタイミングで寄せられたコメントなのか、投稿者は把握することが可能です。

自身が投稿した後、コメントを変更したいと考える機会も少なくありません。例えば、他ユーザーから「コメントが不適切だ」という指摘があったり、自身のコメントが少数意見だという事が発覚するなどです。他にも、漢字や文言のミス、認識の間違いに気付き、コメントを変更したくなる場合があります。どのような理由であっても、1度投稿したコメントは、変更することができません。Instagramでは、フォロワー同士でコミュニケーションをとることができます。そのため、コメントに他ユーザーからコメントが寄せられたり、コメント欄で会話が成立する場合もあるのです。

このような機能があるため、途中でコメントを変更してしまうと、コミュニケーションが破綻してしまいます。そのため、自身が投稿したコメントは、投稿後変更することは一切できない仕組みとなっているのです。

他者が投稿したもの

自身の投稿に多くのコメントが寄せられると、非常に嬉しい気持ちになります。企業が運営する公式アカウントであっても、多くのコメントが寄せられる状況は、大変好ましいものです。しかし、ほとんどの場合、ポジティブなコメントばかりではありません。投稿者にとってネガティブな情報であったり、根も葉もなく、根拠の分からないコメントが寄せられることも少なくないでしょう。このようなネガティブなコメントは、他ユーザーにも影響を与えてしまうため、可能であれば変更したいものです。

しかし、自身が残したコメントが変更できないように、他者が残したコメントもまた変更することはできません。いくら、Instagramアカウントを管理しているのが自分または自社であっても、他者が投稿したコメントの文言等を意図的に変更することはできないのです。前項と同様の理由から、アカウント管理者であっても、コメントの変更権限は与えられていません。Instagramは、誰でも参加できるインターネット社会であり、交流を目的とした媒体です。そのため、コミュニケーションを破綻させる行為は、極力できない仕組みとなっています。コメントの途中変更は、コミュニケーションを破綻させ、トラブルを引き起こすリスクも高めてしまうのです。

削除は可能

Instagramのコメントは、自身が投稿したものであっても、自身が管理するアカウントに寄せられたものであっても、変更することは不可能です。今後、変更機能が追加される可能性はあるものの、2020年6月時点では、新機能追加の発表はありません。変更できないのであれば、ネガティブなコメント、不適切なコメントは放置するしかないのでしょうか。自身の間違いを発見しても、修正することはできないのでしょうか。Instagramのコメントを変更することはできませんが、コメントを削除することは可能です。自身が投稿したものであっても、また自身が管理する垢運tのに寄せられたものであっても、他者に見えないように設定することができます。

自身が管理するアカウントに寄せられたコメント、自身が投稿したコメントは削除することができますが、他者が管理するアカウントで、他者が投稿したコメントを削除することはできません。どれだけ不適切なコメントであっても、何もすることはできないのです。そのため、コメント欄では度々口論が発生します。不適切なコメントを残した人物への批判と、コメント欄を私物化する批判者への批判など、大論争が巻き起こることも少なくありません。

削除による通知

Instagramのコメントを削除した際、気になることは「通知」です。コメントを削除した場合、それがコメント投稿者に通知されるのか否か、気になるところでしょう。通知された場合、「コメントが削除された」と再びコメントを残され、大きなトラブルに発展する恐れがあります。また、他者のInstagramで残したコメントを自ら消した場合、アカウント管理者に理由を求められる場合もあるため、手間となってしまうでしょう。

結論から言うと、Instagramのコメントを削除しても、通知されることはありません。自身が管理するアカウントのコメントを削除しても、自身が残したコメントを削除しても、コメント投稿者やアカウント管理者に通知されることはないのです。しかし、コメント投稿者が自らのコメントが残っていないことに、気付く恐れもあります。アカウント管理者が、コメント数の変動に気付き、コメント削除を知る恐れもあるのです。1度投稿したコメント、投稿されたコメントは削除することはできても、投稿された事実を消すことはできません。スクリーンショットなど、画面の写真を残されていた場合、文言がそのまま残ることもあるため、削除したからといって全てのトラブルを回避できたとは限らないのです。

削除の取り消し

Instagramのコメントは、削除してしまった場合元に戻すことはできません。そのため、間違ったコメントを消してしまわないように、注意しましょう。裏技とは言えないほどのものですが、削除したコメントを戻す方法も存在します。

コメントを削除した直後、「コメントが1件削除されました」という文字か、赤く表示されます。その文字をタップすることにより、削除を取り消すことが可能なのです。しかし、表示される時間は、削除後1~3秒程度となっています。考えているうちに、文言は消えてしまうため、優れた方法とは言い難いでしょう。このチャンスを逃してしまうと、削除したコメントは一生元に戻すことはできません。戻す方法があると認識するよりも、削除した場合元には戻せないと認識し、慎重に行動するほうが得策でしょう。

スレッド式コメントの削除

Instagramでは、他者のコメントに、さらにコメントを投稿することができます。コメント欄がシンプルになるため、積極的なコミュニケーションを行う場合や討論を行う際、好まれる方法です。このようなコメント方法を、スレッド式コメントと呼びます。アカウント管理者は、スレッド式コメントであっても、削除することが可能です。また、スレッド式コメントの発端者、つまり最初にコメントを投稿した人物であれば、同様に削除することができます

スレッド式コメントを削除した場合、連なった全てのコメントが消えてしまいます。InstagramやSNS媒体では、他人のコメントを勝手に削除する、投稿を勝手に利用する行為は、非常に嫌がられるため、コメント発端者であっても、注意が必要です。

また、コメント発端者であっても、スレッド式コメントを選択して削除することはできません。自身のコメントにたいして、批判的な人物のコメントのみを消すという行為は、できないのです。コメント発端者であれば、連なったコメントまで消すことができ、スレッド式コメントに投稿した人物であれば、自分の投稿したコメントのみ削除できるということになります。アカウント管理者であれば、コメント発端者同様の行為ができますが、連なったコメントを好き嫌い、または何かしらの基準で選択し削除することはできません。

Instagramのコメントを削除するリスク

Instagramに寄せられるコメントは、変更することはできなくても、削除することは可能です。そのため、不適切だと感じた場合、削除することも選択肢の一つだと言えます。しかし、いくら不適切と感じても、ネガティブな情報だと思っても、削除することがベストな対応とは限りません。コメントを削除することにより、他のデメリットが生じる恐れもあるのです。ここからは、Instagramのコメントを削除した場合に生じるリスク、考えられるデメリットについて、ご紹介していきます。

炎上・再炎上

Instagramに寄せられたコメントを削除した場合、コメントを残したユーザーに通知が行くことはありません。しかし、再び投稿を確認した時、自身のコメントが削除されていたことに気付く恐れがあるのです。その場合、コメントが削除された旨を投稿するユーザーも少なくありません。ネガティブな情報であっても、敢てコメントを残し、それを再び確認するという行為は、何かしらの反応を待っているのであって、独自の正義を執行している場合もあります。つまり、炎上などのトラブルに発展する確率が、非常に高いのです。

このような場合、コメントを削除した理由がどれほど真っ当であっても、理解してもらうことは難しいでしょう。長らく、押し問答が続く恐れもあります。また、押し問答から、さらに大きなトラブルに発展し、再炎上となってしまう可能性もあるので注意が必要です。他ユーザーが参戦し、口論に発展する恐れもあるのです。平和的利用を望むユーザー、面倒ごとを避けたいと考えるユーザーは、アカウントと距離を置こうと考えたり、フォローを外してしまう恐れもあります。

コメントの肯定

コメントを削除するのは、企業にとってネガティブな情報が記載されている場合だけとは限りません。他ユーザーを不快にさせるものであったり、他者を危険にさらす思想など、様々な理由が存在します。しかし、全ての人が、このような事実を理解しているわけではありません。コメントを消すイコール、企業にとって望ましくない情報と捉え、掲載されたコメントの肯定とみなされることもあるのです。また、非常に極端な捉え方をされる恐れもあります。それらを後から説明しようとしても、コメントを削除してしまったため、詳細に説明することはできません。時系列で解説することも難しくなるため、削除した理由をわかってもらうことは非常に難しいのです。

視聴者へ不信感を与える

どれほど真っ当な理由があってコメントを削除したとしても、全てのユーザーに理由を理解してもらうことは難しいでしょう。大勢が利用するInstagramには、実に様々な考え方が存在します。安全だと思っていた人物、場所が炎上したり、些細なことが批判の対象となることも珍しくないのです。コメントの削除では、コメントを投稿した人物が、トラブルの発端になる場合が多々あります。その際、アカウント管理者は、個別に対応しなくてはなりません。DM機能や、別途ツールを用いてやり取りを行えれば、他ユーザーへ不要なやり取りを見せることもなくなり、不快感を与える恐れもないでしょう。

しかし、トラブルを起こす発端者の多くは、自身が正しいことを主張したいと考えていますし、大勢を巻き込んで道連れにしたいという思考を持っています。そのため、大勢が利用するコメント欄で、やり取りを行おうとするのです。コメント欄でお互いの主張を言い合ってしまうと、他ユーザーに不快感を与えてしまいます。やり取りを眺めているうちに、コメント主だけではなく、アカウント管理者にも不信感を抱いてしまう恐れがあるのです。

Instagramのコメントを残すリスク

Instagramに残されたコメントが、例えどれほど不適切だったとしても、削除して解決するものとそうではない場合があります。削除する際は、前項でも解説したように、生じるリスクを考えながら対応しなければなりません。コメントを削除することによってリスクが生じるのであれば、不適切であっても「残しておけばいい」と考える人もいるでしょう。しかし、Instagramの不適切なコメントを残していた場合、削除した場合と異なるリスクが生じます。ここからは、Instagramの不適切なコメントを残した際発生するリスクについて、ご紹介していきましょう。

炎上

不適切なコメントを残しておいた場合、不快に思った他ユーザーが、コメント主に抗議することがあります。冷静な話し合いで終われば、大きなトラブルには発展しません。しかし、「不快な思いをさせられた」という大義名分があるため、コメント主に対する指摘では口調が荒くなる傾向があります。そのため、コメント主と他ユーザー間で、口論になってしまう恐れがあるのです。少人数の言い争いであれば、沈静化も早いのですが、参加人数が増えた場合、炎上に発展してしまいます。

炎上を鎮火させることは容易ではありませんが、それ以外にもリスクが発生する可能性があるのです。知名度を持ってるアカウントが炎上した場合、それらがネットニュースで取り上げられることも少なくありません。その際、詳細情報は掲載されず、「炎上」というネガティブな要素のみ拡散されてしまうため、イメージ低下につながる恐れもあるのです。また、ネットニュースでは、正しい情報ばかりが記載されるわけではありません。憶測や可能性の段階で、断定的な書き方をされることも多々あり、間違った印象や情報が大勢に広がってしまう恐れもあるのです。

コメント欄が荒れる

不適切なコメントの放置は、炎上騒動を発生させ、コメント欄が荒れる可能性を高めます。しかし、たとえ炎上騒動が発生しなかったとしても、不適切なコメントを残しておくことによって、コメント欄が荒れるなど「質」が低下してしまう恐れがあるのです。ゴミが捨てられている場所には、いつまでも多くのゴミが捨てられるように、不適切なコメントがいつまでも残っているコメント欄には、積極的に不適切なコメントが残されるようになります。

その理由は、「不適切なコメントを残しておいてもいい」と感じさせてしまうからです。不適切なコメントに対して、迅速に対応する企業のコメント欄や、「提訴」「報告」など、毅然とした態度を示すコメント欄には、不適切なコメントは記載されません。そればかりか、少しでも不審な投稿が見られると、他ユーザーから報告があがるようになるのです。

フォロワー離れ

不適切なコメントの放置は、管理が行き届いていない印象を与えます。管理が行き届いていない状況は、フォロワー離れを引き起こしてしまうのです。InstagramなどのSNS媒体は、非常に身近な存在であり、場所や時間を問わず接することができます。しかし、毎日そればかり眺めているわけではありませんし、タイムリーに全ての対応にあたれるわけではないのです。このような当たり前と思われることさえ、当たり前に想像できない人々も存在するのです。

不適切なコメントを見つけた他ユーザーが、アカウント管理者に内容を報告します。その対応が少しでも遅ければ、不信感を持ってしまいます。また、アカウント管理者の判断によって対応したにもかかわらず、それが報告者の意図と反した場合は、アカウント管理者にも不満を募らせてしまうのです。コメントの放置によって、フォロワー離れを引き起こしたり、アカウント管理者への不信感により、報告者が「荒らし」に代わってしまうことも少なくありません

価値の低下

悪質なコメントの放置によって、気分を害するユーザーも少なくありません。本来、多くの情報を仕入れることのできる、魅力的なSNS媒体であるInstagramで、気分を害されたと憤る人も多いのです。そして、その状況を改善しない企業に、大きな不満を寄せるユーザーも存在します。クレーム対応などと同じく、クレームの元を排除することも重要ですが、クレームへの企業の対応も重要なのです。たとえ完璧な対処をしてもらえなかったとしても、自分の意見に真摯に向き合ってくれたという事実が、消費者の心を掴みます。

Instagramのコメント放置は、消費者に向き合っていない印象を与え、訴求力や企業の価値を著しく低下させる恐れがあるのです。企業側は、対応するに値しないコメントだと思い放置していたとしても、消費者にその意図が伝わっていなければ、「管理不行き届き」と認識されてしまいます。

Instagramに投稿されたコメントへの正しい対処法

Instagramに寄せられる不適切なコメントは、削除した場合も、放置し掲載し続けた場合も、リスクが発生します。発生するリスクは、全く非がなかったとしても、アカウント管理者にデメリットをもたらす恐れがあるのです。それでは、Instagramに寄せられる不適切なコメントは、どのように対処したらいいのでしょうか。ここからは、自身のInstagramに投稿された、不適切なコメントに対する正しい対処法を、順を追って解説していきます。自身が不適切なコメントを残してしまった場合にも、応用することができるため、しっかりと理解しておきましょう。

内容を正しく理解する

Instagramに寄せられたコメントに、適切に対処するためには、コメントの内容を正しく理解する必要があります。「正しく」とは、コメント投稿者が何を伝えたいと思っているのか、また何に強い反発を感じているかなど相手の気持ちを理解する必要があるのです。相手の気持ちを正しく理解するためには、複数回やり取りを行わなければなりません。積極的に、コンタクトをとってみましょう。

コメント投稿者に、強い心情がなかったり、憤りがなければ、こちら側のコンタクトに反応することもないため、トラブルを未然に防ぐことができます。複数回やり取りを通し、話を聞いてもらったことに安心する人もいるため、やり取りの中で状況を正しく見極めておきましょう。話を聞いている段階で、こちら側、つまりアカウント管理側の主張を伝えるのは避けるべきです。話を聞いてもらえなかったこと、また自身が強く批判されていると感じ、強い反発を受ける可能性があります。状況を正しく理解できるまで、聞き役に徹しましょう。

迅速に対応

Instagramに寄せられたコメントが、明らかに不適切なものだった場合は、アカウント管理者として適切に対処しなければなりません。もちろん、批判やお叱りなど、1つの意見として尊重できるものは、この場合の対象外です。

コメントが投稿されてから内容を判断し、その後対応するまで、それほど長い時間をかけてはいけません。可能であれば、3~5日程度で何かしらの姿勢を見せる必要があります。その理由は、SNS媒体が非常にスピーディーな媒体だからです。投稿されたものは、コメントであってもあっという間に広がっていきます。そして、ネガティブなものほど、早急に広がってしまうのです。「コメント放置のリスク」でも解説したように、コメント欄が荒れたり、大炎上しネットニュース等に取り上げられてしまう恐れもあります。

正しく内容を理解した後は、何かしらの方針が決まる前に、コメント投稿者及び他ユーザーに分かる形で、情報を発信しておきましょう。例えば、「検討中」「協議中」などです。コメントを受け取ったことがわかるように、「ご意見ありがとうございます」などの文言でもかまいません。アカウント管理者の情報を発信する際は、他ユーザーにも分かる形というのが、ポイントでもあります。対応している姿を見せることにより、他ユーザーやフォロワーの信頼感を損ねることがありません。トラブルによる、フォロワー離れも防ぐことができます。

削除の前に

不適切なコメントは、削除しても仕方がありません。必要であれば、他ユーザーに見せないように対処することも重要なのです。しかし、何の情報も発信しないまま、削除してはいけません。アカウント管理側がコメントを削除する前に、いくつかの行動をとる必要があります

1つ目は、コメント投稿者に削除を促すことです。その際、どのような理由から削除が必要なのか、きちんと説明しましょう。コメント投稿者を責めるのではなく、それらを見た他ユーザーがどのように感じるのか、またそのコメントを表示させたままではどのように見られるのかなど、コメント投稿者のデメリットを伝えるようにしてください。2つ目は、複数回やり取りを行うことです。前項の内容と類似しますが、コメント投稿者から反応があった場合は、削除の前にコミュニケーションをとり、最も適切な方法を模索しましょう。

3つ目が、削除です。コンタクトをとっても反応が見られなかった場合、話し合いを行っても分かり合えない場合は、コメントを削除します。分かり合えるまで話し合う事は、時間や人件費を割くだけになってしまうため理想的ではありません。対処まで時間がかかってしまうと、他ユーザーへ悪影響を与える恐れもあるため、コミュニケーションも3~5日と期限を決めて行います。コメントを削除した後は、削除した経緯をコメント欄に残してもいいでしょう。ネガティブな事柄であっても、オープンに対応する様子を、他ユーザーに伝え信頼を高めることができます。

削除した理由を明示

不適切なコメントを削除した後は、削除した旨をコメント欄に残しておきましょう。どのような理由によって削除したのか、また削除に至るまでどのようなやり取りを行ったかなど、短い文章でかつ分かりやすく記載しておきましょう。コメント削除の経緯を残しておくことにより、後々食い違いを防ぐことができます。また、今後同様のトラブルを未然に防ぐための抑止力にすることもできるのです。

コメントを削除した旨の記載表示には、期限を設ける必要はありません。しばらく表示させ、消すといった処置は必要ないのです。本来、Instagramのコメント欄の変更は、どのような理由があっても好まれるものではありません。他ユーザーを混乱させる恐れがありますし、文字のみでやり取りするユーザーにもどかしさを感じさせてしまうからです。そのため、1度掲載したコメントは、よほどの理由がない限り消す必要はありません。

最終手段

コメントの削除により、トラブルが解決した場合は問題ありません。しかし、コメントの削除だけでは終わらないケースも、多発しているのです。何度も悪質なコメントを書き込んだり、根も葉もない噂を広げるなど、トラブルが続く場合もあります。管理しているInstagramアカウントが荒らされるだけではなく、その他のSNS媒体でも同様の言動を行ったり、アカウントを利用している他ユーザー、フォロワーに不適切な発言をする場合もあるのです。

コメント以外の悪質な行動が見られた場合は、数回の警告が必要になります。それでも言動がおさまらない場合は、名誉棄損などの提訴も考える必要があるでしょう。しかしそれらは、最終手段です。消費者の提訴は、企業にとってもデメリットとなります。明らかに企業側が被害者だったとしても、「提訴」「消費者とトラブル」という情報だけが積極的に発信されてしまうため、企業にネガティブなイメージが定着してしまうのです。そうならないためにも、悪質なコメントを残す人物は、早期発見及び対処が必要になります。

Instagramに投稿されたコメントへの不適切な対処法

ここでは、不適切なコメントが残された場合、絶対にやってはいけない対応について、ご紹介します。まずは、「謝罪」です。「貴重な意見」をもらったことへの「感謝」は伝えてもいいのですが、会社としての方針がまとまるまで、「謝罪」はしてはいけません。謝罪をした場合、コメントの内容を認めたと受け取られる恐れがあります。次に、注意するべきことは、「反論」です。どれほど口汚く罵られても、全くのデマを記載されたとしても、感情的になって反論してはいけません。

大手企業、クレーム対応部署が存在する企業等であれば、このような対応は当たり前と考えるでしょう。しかし、クレーム対応に不慣れな企業、事業者は、感情的に対応してしまい後々大きなトラブルに発展させてしまうケースもあるのです。3つ目の不適切な対応は、コミュニケーションをとらず、突然の削除です。突然の「告訴」「警告」などの文言も、避けるべきでしょう。本来、被害者であるはずのアカウント管理者が、加害者のように受け取られる恐れがあります。他にも、SNS媒体を活用したマーケティングでのクレーム対応には、多くの注意点が存在するため、トラブルが発生する前に、理解しておく必要があるでしょう

インスタグラムのコメントと適切に向き合おう!

これからのマーケティングでは、InstagramなどのSNS媒体を積極的に活用していかなければなりません。2020年に発生したパンデミックによる生活習慣の大きな変化、インターネットのさらなる進化により、SNS媒体を活用したマーケティングは、必須事項なのです。しかし、互いに顔を見合わせないコミュニケーションには、驚くほど多くのトラブルが存在します。文字だけのやり取り、写真や動画など作りこまれたものだけのやり取りでは、お互いの真意を読み解けず、不要なトラブルに発展するケースが非常に多いのです。

また、SNS媒体が急速に発展したことから、関連するトラブルへの対応方法が追い付いていない現状もあります。そのため、企業は大きなデメリットを抱えながら、InstagramなどのSNS媒体を活用したマーケティングを実施していることになるのです。大きなデメリットを排除し、リスクの少ないマーケティングを実施するのであれば、マーケティングの専門企業である「コラボマーケティング」に依頼してみましょう。InstagramなどSNS媒体を使用したマーケティングの実績を多数持っていることから、トラブルに対する知識や対応策も深く理解しています。また、トラブルを未然に防ぐ方法や、リスクの少ないマーケティング内容なども提示してもらうことができるのです。不安を抱えたままマーケティングを実施するのではなく、1度専門企業に相談してみるといいでしょう。