Instagramのアンケート機能の使い方とマーケティングへの活用事例

Instagramのアンケート機能が企業に与える大きすぎるメリットとは

写真投稿アプリInstagramには、様々な機能が存在します。24時間で消えてしまう「ストーリーズ」と呼ばれる機能が誕生し、ユーザーはこれまで以上にInstagramから目が離せなくなりました。「ストーリーズハイライト」という機能が誕生し、消えてしまうストーリーズを、何度も楽しめるという新しい遊び方が加わり、さらに活気づきます。自身の検索履歴を活用し提供される、おすすめ投稿が提示されることによって、飽きることなく利用することができます。

このように日々新しい機能、サービスが提供され続けているInstagramは、現在も多くの人々を惹きつけているのです。ユーザー登録者数も、増加し続けています。Instagramで追加される機能は、消費者ばかりにメリットがあるとは限りません。現在のInstagramは、多くの消費者が楽しむ媒体であり、多くの企業がマーケティングの場として注目する媒体でもあります。そのため、Instagramで提供されるサービスの中には、企業にとってマーケティング効果を促進するものもあるのです。マーケティングの可能性を広げ、大きなメリットをもたらすのが、「アンケート」と呼ばれる機能になります。

Instagramアンケートの特徴

Instagramに追加された、アンケート機能をマーケティングで活用するためには、アンケート機能の特徴をしっかりと理解する必要があります。ここからは、アンケート機能の特徴、可能な作業と、実施不可な作業等を具体的にご紹介していきましょう。

二択

Instagramに追加されたアンケート機能は、一般的な投稿で使用できるものではありません。アンケート機能を使用するためには、ストーリーズ機能を活用する必要があります。アンケートは、ストーリーズに表示させることができるものの、ストーリーズハイライトには設置できません。

また、アンケートの選択肢にも、ある程度の制約が存在します。まず、アンケートの回答は、2つしか用意できません。複数の回答を用意し、消費者の意向を詳細に知る術には不向きです。さらに、アンケートの回答では、文字数制限が設けられています。英数字であれば20文字、日本語であれば8文字です。そのため、簡潔に回答できるアンケートでなくてはなりません。

様々な制約があることから、使いにくい機能だと思う人もいるでしょう。しかし、工夫次第で様々な表記が可能です。回答文には文字制限が設けられているものの、別途テキスト機能を使用し、文字を追加することもできます。背景画像または動画を工夫し、画面全体を活用した、インパクトのあるアンケートも作成することができるのです。

表示時間

アンケートは、ストーリーズ機能の一部として、使用することができます。そのため、ストーリーズ投稿から24時間で、消えてしまうのです。投稿から23時間後、アンケート結果が届きます。現段階で、集計後のアンケートを保存しておくことはできません。アンケート終了後、結果を見せる方法もありますが、回答結果のみを保存しておく機能はまだ追加されていないのです。

アンケートに関する投票が行われたとき、管理者には随時プッシュ通知が送られてきます。また、それぞれの投票者、視聴者を確認することも可能です。

リンク設定

アンケート画面に、リンクを設定することも可能です。設定できるリンクは、Instagramに限定されていません。外部Webページや、動画サイト等を設定することもできます。しかし、それぞれの回答に、別々のリンクを設定することはできません。YESと回答した人、NOと回答した人それぞれを、別々の適したWebサイトへ誘導することはできないのです。

取り消しができない

1度投稿されたアンケートは、ストーリーズが消える24時間以内に、取り消しすることはできません。さらに、回答した内容を、変更することもできないのです。アンケートを設置したストーリーズ上で、視聴者とコミュニケーションをとることもできるため、修正や中止をしたい場合は、それらを活用してみましょう。

オーガニック投稿と広告の違い

アンケート機能は、企業が実施する広告にも添付することができます。しかし、一般人が行った投稿(オーガニック投稿)と、広告として行った投稿では、アンケート機能に違いがあるため、覚えておきましょう。

1つ目の違いは、アンケートの回答者を確認できない部分です。オーガニック投稿で実施されたアンケートでは、誰がどちらの回答を選択したのか知ることができます。しかし、広告で行ったアンケートでは、誰がどのような回答を選択したのか、知ることはできません。広告アンケートで知れる情報は、「総投票数」「各選択数」「投票割合」のみです。

Instagramアンケートの魅力

Instagramのアンケート機能の特徴、使用用途を理解していくと、それ程優れた機能のように感じられなかった人もいることでしょう。文字数制限や選択肢の制限など、企業がマーケティングとして活用するには、窮屈すぎると感じる人もいます。しかし、実際Instagramのアンケート機能を使用したマーケティング事例は存在しているのです。その理由は、アンケート機能に多くの魅力、企業側へのメリットが存在しているからです。ここからは、Instagramアンケートの魅力について、詳細にご紹介していきましょう。

視聴率・回答率の高さ

Instagramのストーリーズ、附属されているアンケート機能の魅力は、圧倒的な利用者の数です。多数存在するソーシャルメディアの中でも、Instagramは特に利用者の多い媒体でした。ストーリーズ機能、その他新しい機能が追加されるたび、新規顧客を増やし、現在も上昇し続けています。Instagramのストーリーズ機能は、1日に2億人以上もの人々が使用しているという調査結果も判明し、大きな注目を集めました。

こうした理由から、ストーリーズ内で行われるアンケートは、大勢の視聴及び回答が期待できるのです。回答率が高い理由は、他にも存在します。オーガニック投稿でアンケート機能を使用した場合、視聴者及び回答者を把握することができるのです。視聴しているものの、回答しないという状況は、既読スルーに似ています。既読スルーは、ソーシャルメディアを利用する多くの人々が避けようとする行動です。なぜなら、自身もまた何かしらのイベントを企画した時、参加してもらえないリスクに不安を感じてしまうからです。さらに、回答しないことを「批判されているのではないか」という被害者意識も働くため、人々はアンケート機能を見た時、積極的に回答します。

手軽

アンケート機能の回答数が2つという部分を、ネックに感じる人も少なくないでしょう。しかし、回答数が2つという少ない状態こそ、Instagramアンケートの魅力なのです。Instagramやその他ソーシャルメディアは、場所や時間を限定しない自由な使用用途が多くの人々を惹きつけています。どこでも、好きなものを手軽に楽しめるからこそ、地上波メディアよりも利用者、視聴時間が増加しているのです。このような特徴がある媒体をより活性化させるために、あえてメリットを潰す必要はありません。手軽さを無視し、文章を長くしたり、選択肢を増やしてしまうと、利用者は体感以上の負担を感じてしまいます。

また、選択肢が多いことは消費者にとって、必ずしもメリットではありません。「選択のパラドックス」という心理作用が働き、大きな苦痛を感じ、選択できない状況を作り出してしまうこともあるのです。消費者にとって、手軽に負担なく実施できるサービスだからこそ、視聴率及び回答率も高いと言えます。

自然な宣伝

アンケート機能を、ニーズ調査と認識している人も多数存在します。質問及び回答を工夫することにより、消費者の意図を知ることにも活用できるでしょう。しかし、アンケート機能は、ニーズ調査よりも、自然な宣伝に効果を発揮します。

アンケート機能では、選択肢を2つ提示することが可能です。この様子は、意識していなかった相手に、確実にどちらか一方を選ばせることができます。人間は、他者に与えられた情報よりも、自ら選んだ情報を尊重するのです。それが例え、選ばされた選択肢だったとしても、「自分が選んだもの」と認識し、意識していなかったものでも、愛着を感じたり、親近感を持つようになります

記憶

アンケート機能は、消費者に抵抗感を感じさせず、動作を実施させることができます。抵抗感を感じにくい理由は、アンケート機能が2択であり、大変手軽だからです。何かを単純に見せ続けるよりも、映像と共に小さな動作を加えることによって、より記憶に残りやすくなります。自社商品の知名度、認知度を向上させやすくなるのです。また、動作を通して、親近感や共感も高めることができます。このような好意的な感情により、購買行動にも繋げやすくなりますし、次に目にした同社の広告等にも、ポジティブな捉え方ができるようになるのです。

一貫性の原理

アンケート機能では、「一貫性の原理」と呼ばれる心理作用を活用し、マーケティング効果を高めることができます。一貫性の原理とは、「YES」と答えられる質問を繰り返し、消費者の欲求を最大限に高める方法です。アンケート機能で用意する2つの回答は、必ずしも対にする必要はありません。遊び心を加えたように見せかけ、「YES」「はい」と同じ意味の言葉を使用しても問題ないのです。「綺麗になりたいですか?」という質問文に加え、「はい」と「心からそう思う」という回答を用意しても問題なく、一貫性の原理を上手く活用したマーケティングだと言えます。

バンドワゴン効果

アンケート機能を使用する際、バンドワゴン効果を活用し、消費者の好みを変更させることもできます。バンドワゴン効果とは、表示する文言等により、人の心理を誘導する方法です。「最も売れている」「大人気」といった表示に心を動かされ、実際に購買行動を起こしてしまう心理状況を意味しています。

自分自身が「欲しい」「魅力的だ」と感じていなくても、大勢が欲しているという理由から、購買行動を起こしてしまう現状のことです。自社商品を2つ提示し、アンケートを実施した場合、どちらか一方が割合として高くなります。もし、自分が選んでいない商品の割合が高かった場合、その商品が気になり、強い欲求を感じるようになるのです。仮に、自分が選んだ商品の方が割合が高かった場合、自分の意見が肯定された幸福感を感じることができ、商品にこれまで以上の信頼感を寄せるようになり、積極的な購買行動を起こしやすくなります。

Instagramアンケート活用事例

前項でご紹介したように、Instagramアンケート機能には大きな可能性があり、その可能性は活用方法の工夫によって引き出すことができるのです。ここからは、Instagramアンケートの実際の活用方法について、具体的にご紹介していきます。これから紹介する方法によって、どような効果が得られるのか、具体的に解説していきましょう。

単純調査

最も一般的な使用方法は、単純調査です。自社や商品に関する、単純なアンケートを実施します。単純調査のメリットは、単純な質問事項に関する、多くの回答を得られる部分です。前項でもご紹介したように、Instagramアンケート機能を利用している人々の人数は、大変膨大であり、視聴率及び回答率は非常に高くなっています。大勢の人々が参加した、信頼に値するアンケート結果を手に入れることができるのです。

また、知名度及び認知度の向上にも活用することができます。自社商品を知っているか、否かという自虐的なアンケートが話題となったこともありました。Instagramアンケートは、単純な市場調査という保守的なデータ収集だけではなく、企業側の積極的なアプローチにも活用することができるのです。

外部ツールへ誘導

アンケート実施画面には、様々なリンクを設置することができます。自社商品購入ページや、外部の自社管理ツールを設定しても良いでしょう。消費者はアンケートに注目しているため、リンクが設置されていても嫌悪感を抱きにくくなっています。そのため、購入導線を整備しておけば、購買行動を促すこともできるのです。外部ツールへより自然に誘導するために、アンケート内容や背景画面にも、こだわってみましょう。視覚から与える情報には、様々な意味を持たせることができます。意図的に選択させたり、誘導することもそれほど難しくはないのです。マーケティングでは、消費者を動かすためのデザイン、視覚刺激を心がけましょう

商品・サービスへの反映

アンケート結果の使用方法によって、マーケティング効果を高めることもできます。アンケートで得た情報を、自社商品やサービスに反映させる方法です。消費者の意見を、商品またはサービスに反映させることにより、消費者は会社や商品そのものに共感を持ち、強い信頼を寄せます。共同意識を持ちやすくなり、購買行動も積極的になりやすいのです。また、アンケートに答えるという動作に、意味を持たせることができ、より多くの回答や別途意見を集めやすくなります。

商品またはサービスに、アンケート結果を反映させた際は、「アンケート結果に基づき」「反映」など、アンケートを役立てたことが分かる文言を添えても良いでしょう。消費者の自尊心を満たすことができ、マーケティング効果を高めることができます。

ギフト

アンケートを1つの企画と捉え、参加者にギフトを送る方法もあります。ギフトに関する制約は、特にありません。しかし、アンケート実施方法によって、回答者を把握できない場合もあります。その場合は、リンクを設置し外部ツールへ誘導、別途集計を行うなど、工夫が必要です。

消費者は、無意味な言動や、無償による提供を避ける傾向があります。手軽であっても、アンケートに答えるという行動を「避けたい」と感じる人もいるのです。ティッシュや割引券をもらえるとしても、ギフトが自身の提供するものに見合わないと感じれば、受け取らないことも珍しくありません。つまり、消費者に何かしらの言動を実施してほしい場合は、それ相応の見返りを用意しておく必要があるのです。見返りは、物品でなくても問題ありません。前項でご紹介した、商品やサービスへの反映も、消費者に対する見返りとなります。

Instagramアンケート成功事例

ここからは、実際に成功を収めた、Instagramアンケート事例について、ご紹介していきます。それぞれのマーケティングで優れている部分、成功した要因など、詳しく解説していきましょう。

ウォーキング・デッド:我らの世界


NextGamesが実施した、新作ゲームに関するアンケートは、Instagramのアンケート機能の可能性を世に広めたマーケティングだと言っても、過言ではありません。等アンケートでは、ゲーム内に登場する敵を2種類表示し、「どちらを先に倒す?」というアンケートを実施しました。ゲームをする際、誰でも1度は考える問であったため、宣伝色が薄く、大きな話題となったマーケティングです。Instagramのアンケート機能のかいもあり、アプリのインストール件数は、約40%も増加しました。

トイストーリーキャラクター人気投票


「どちらが好き」という選択肢ではなく、「どちらに似ている」という問いかけにより、消費者に想像及び視聴を促したのが、人気アニメであるトイストーリーのPRアンケートです。アニメに登場する、性格が正反対のキャラクターを出演させ、「どちらに似ているか」と視聴者に問いかけます。問いかけられた視聴者は、これまで見たことのあるトイストーリーの話を思い出したり、キャラクターの特徴を思い浮かべ、回答を投稿するでしょう。

このように、視聴者自身に多くの事を考えさせたのが、等マーケティングのポイントです。簡単なアンケートは、多くの回答を集めやすいものの、記憶に残りにくいという弱点が存在します。しかし、トイストーリーのマーケティングでは、簡単な質問だったにもかかわらず、消費者に多くの事を考えさせたり、視聴したいという意欲を生み出すことに成功しました。さらに、自らキャラクターを選択したことにより、親近感や愛着を感じやすく、さらに購買行動を刺激したと言えます。

SUNTORY/suntory_jp

 

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食料品や飲料品を扱うサントリー社が実施したアンケートは、インスタ映えにこだわる若年層の女性をターゲットにした、特徴的なものでした。自社飲料商品を使い、2つのインスタ映え投稿を提示します。そして、どちらの写真撮影方法を真似てみたいか、視聴者に問いかけました。

このアンケートにより、写真撮影に使用した、自社飲料品を自然にPRできます。また、好まれる写真の特徴も知ることができたため、次回活用することもできるのです。

My favorite cocktail


個性的なアンケートを実施したのが、受賞歴のあるバーテンダーです。Instagramのアンケート機能を活用するのは、大手企業ばかりではありません。大きな影響力を持ち、インフルエンサーとして活躍していきたいという個人も、Instagramでマーケティングを実施しています。

等マーケティングの優れた部分は、アンケート機能を活用しているにも関わらず、質問文が掲載されていなかったところです。自身が作成、撮影したカクテル写真を活用し、「good」と「bad」の絵文字を表示させました。写真が魅力的だと感じれば「good」に投票し、魅力的ではないと感じたら、「bad」へ投票します。等アンケートは、自身の作成したカクテルの知名度を上昇させただけではなく、Instagramの登録者を増加させる際も役立ちました。アンケート画面の下部に、カクテルの作成方法が知りたい人はという文言を添えて、自身のInstagramリンクを添付したのです。「投票」という行為に抵抗を感じることはあっても、「Instagramを見る」という行為に抵抗を感じる人はそれ程多くありません。このように、人々の特徴を上手く活用し、オリジナリティ溢れる方法を実施した、魅力的なマーケティングだと言えます。

Burger King


アンケートで得た回答を、すぐに自社商品に活用し、消費者との信頼関係を向上させたのが、Burger Kingです。Burger Kingは、ストーリーズのアンケート機能を活用し、ハンバーガーに使用する最も好きなトッピングの材料を調査しました。好きなトッピングに関するアンケートは、複数回行われます。

そして、全てのアンケート結果を集計し、最も人気の高かった上位3つの食材を使った、期間限定の新商品を発売しました。新商品だったことから、注目されたという部分もありましたが、アンケートに参加したユーザーたちも、自らの意見が反映された商品の発売を大いに喜び、積極的な購買行動を起こし、大盛況だったようです。

また等マーケティングは、アンケートに参加した1人1人にギフトを用意したことも、話題となり、再び大いに盛り上がりました。用意したギフトとは、オリジナルワッパーを無料で受け取ることのできる、クーポン券の発行です。このように、消費者1人1人を大切にしたことにより、メディア等で一切広告を打ち出さなかったにも関わらず、1日で3万枚以上のクーポンが利用され、Instagramアカウントのフォロワーも、10%増加という大成功を収めました。

Instagramアンケートの注意点

Instagramのアンケート機能を使用したマーケティングには、様々な成功事例が存在します。実施したマーケティングによっては、収益を格段に伸ばしたものや、知名度及び認知度の向上に成功し、第一線商品として知られるようになった企業もあるのです。このような事例のように、Instagramのアンケート機能を大いに活用するためにも、ここでは注意事項についてご紹介していきます。注意点を確認後、対応策や実施方法を精査し、クオリティの高いマーケティングを実施してみましょう。

回答者を選択することはできない

Instagramアンケート機能の注意点は、回答者を選択できない部分です。アンケートを見たすべての人が、自由に参加・不参加を選択することができます。そのため、インフルエンサーなどの影響力を持つ人に参加してほしいと思っていても、意図的に選択することは難しいのです。

しかし、アンケート機能を活用し、大きなマーケティング効果を得るためにも、インフルエンサーの起用は重要な要素だと言えます。そこで、おすすめなのが、インフルエンサーマーケティングの専門企業に依頼する方法です。インフルエンサーマーケティングの専門企業であるコラボマーケティングでは、多くのインフルエンサーを取り扱っています。そのため、Instagramのストーリーズやアンケート機能を使ったマーケティングに起用する適切な人材を選択し、大きな効果を上げることが期待できるのです。

インフルエンサーを起用することによって、アンケートが拡散され、参加者が少ないというリスクも回避することができます。より多くの人々に、マーケティングを見てもらうためにも、インフルエンサーの起用を検討してみましょう。

リターゲティング

Instagramアンケートでは、得た回答を利用して、リターゲティングすることはできません。回答した内容に応じて、外部ツールへ誘導したり、どちらか一方の回答者に向けて、マーケティングを実施することもできないのです。Instagramアンケートは、消費者主体のマーケティングではありません。そのため、消費者の回答によってマーケティングを変更するのではなく、アンケート機能によって集まった注目を活用したマーケティングを、実施する必要があるのです。

回答結果

Instagramアンケートは、回答者及び回答結果を操作することはできません。そのため、アンケート結果が必ずしも、企業にとって望ましいものになるとは限らないのです。しかし、前項でもご紹介した通り、ある程度回答者を限定したり、指定することができます。理想とする消費者層に適したフォロワーを抱える、インフルエンサーを起用する方法です。この方法であれば、回答者をある程度絞り込めるため、回答結果も予想することが容易となります。

また、どのような割合になっても、企業にとってメリットとなるアンケートを実施するのもおすすめです。Instagramのアンケート機能の見本とも言えるマーケティングとして、株式会社明治が実施した、きのこの山・たけのこの里国民総選挙というものがあります。どちらも、自社商品だったことから、どのような投票結果となってもメリットがあるアンケートでした。さらに、それぞれ有名人の党首を設定し、拡散及び話題性も徹底したマーケティングです。このアンケート型マーケティングにより、認知度の向上はもちろん、売上高も上昇しました。このように、どのような回答になった場合でも、自社にとってメリットをもたらす企画を実施してみましょう

Instagramアンケート機能を活かすポイント

ここからは、Instagramアンケート機能を活かすポイントについて、ご紹介していきます。前項でもご紹介したように、Instagramのアンケート機能には、デメリットも存在しているのです。そのため、正しい工夫や方法を実施しなければ、企業にとって大きなリスクにもなってしまいます。これから紹介するポイントに注意し、効果的な活用を行ってみましょう。

多くの人に見てもらう

Instagramアンケート機能を活用したマーケティングを成功させるポイントは、アンケートそのものを多くの人々に見てもらうことです。Instagramのアンケート機能は、回答した人数が表示されないため、回答者が少ないからといって、企業・商品イメージを低下させる心配がありません。それよりも、広告としての効果を果たすために、多くの人々に見てもらう必要があるのです。大勢にアンケート実施を知ってもらう方法としては、自社HPやアカウントで紹介を行う方法と、インフルエンサーを起用するという方法があります。インフルエンサーを起用する場合、費用がかかってしまいますが、大勢の目にとまることはもちろん、積極的な参加者も増加するため、大きなメリットを得ることができるでしょう。

しかし、インフルエンサーの印象が、自社商品と適さなかったり、これまでの活動内容が、自社のイメージを低下させる恐れもあります。そのため、インフルエンサーを起用する際は、プロの意見を取り入れる必要があるのです。インフルエンサーを起用する際、何か不安ごとがあれば、専門企業であるコラボマーケティングに相談してみましょう。

表示

ソーシャルメディアで実施するマーケティングは、簡単なものでなくてはなりません。なぜなら、ソーシャルメディアの特徴であり、利点だからです。質問や回答には、文字数が設けられていますが、背景やテキストを活用し、それ以上の情報を表示することもできます。しかし、質問文や回答文は、簡潔でなくてはなりません。多すぎる文字、折り返しの文章は、読まれることが少なく、参加者も減少してしまいます。不可解過ぎる内容も、消費者にとってストレスになってしまうため、逆効果です。

このように、アンケート表示画面は大きな影響力を持つことを理解し、マーケティングを実施しましょう。表示画面の色味や文字の大きさ、背景画面などに、視覚効果を盛り込むことによって、望んだ結果を手に入れることも可能です。様々な知識を活用し、多くの消費者を惹きつけてみましょう。

ユーモア

アンケート機能を活用したマーケティング成功事例に共通する点は、ユーモアです。「アンケート」という固定概念に囚われず、質問事項を記載しなかったり、自社商品を敢てアピールしなかったりと、それぞれに個性的なアンケートを実施しています。Instagramでのマーケティングが注目されるようになり、アンケート機能を活用する企業も、日々増加しています。その中に埋もれないためには、消費者が惹かれるオリジナリティ溢れるアンケートを実施する必要があるのです。また、消費者が楽しめるアンケートを実施することにより、次回のアンケートへも積極的に参加してもらえるようになります。他社にはない、自社オリジナルのアンケートを実施し、大きな話題を作ってみましょう。

アクション

アンケートへの回答は、簡単で手軽な動作ではあるのものの、お礼として何かしらアクションを、消費者へ返すようにしてみましょう。回答したにもかかわらず、報告や反映が見られなければ、回答することが無意味な行動だと感じるようになってしまいます。企業や商品にネガティブなイメージを持ちやすくなったり、アンケートを見ても「参加したい」と思えなくなってしまう恐れがあるのです。Instagramなどのソーシャルメディアを活用したマーケティングでは、消費者と共に企画やマーケティングを作り上げる必要があります。消費者に受け入れられれば、二次拡散や顧客獲得など、多くのメリットが得られるのです。成功事例でもあったように、消費者1人1人を大切にできるような、魅力的な企画・ギフトを実施してみましょう。

アンケート機能を上手に活用し多くのメリットを手に入れてみよう

アンケート機能を活用する際は、アンケートの内容と、正しい拡散を心がけましょう。拡散するには、インフルエンサーの起用がおすすめです。Instagramアンケート機能でのマーケティングに限らず、ソーシャルメディアを活用したマーケティングでは、インフルエンサーが大きな力を発揮します。拡散だけが重要ではないものの、拡散が大きな鍵を握っているのです。インフルエンサーの起用に関する疑問があれば、「コラボマーケティング」に相談してみましょう。具体的な解決策、サポートを受けることができます。専門企業のサポートを受け、インフルエンサーマーケティングを成功させていきましょう。