インスタグラム認証バッジの取得方法と条件は?取得することによる効果

インスタグラムの認証バッジを取ることでマーケティングで有利になる

インスタグラムを見ている時に、アカウント名の横に他のアカウントにはないマークを見かけたことがあるのではないでしょうか。それは「インスタグラムの認証バッジ」といい、企業がインスタグラムを使って情報発信などのマーケティング戦略を行う際には非常に重要になってくるものです。

インスタグラムで既に顧客に対して商品やサービスの情報を提供している企業も、今からインスタグラムのアカウントを作成しようと考えている企業も認証バッジの有無によってフォロワーからの信頼性が大きく変わることは知っておかなければなりません。インスタグラムの認証バッジを取得できる条件や取得の手順を知り、一刻も早くインスタグラムの認証バッジを取得しましょう。

インスタグラムの認証バッジとは

インスタグラムの認証バッジとは、アカウント名の横に付けられるものです。青地に白抜きで「レ点」のマークがついているのを見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。この認証バッジは基本的には企業アカウントや芸能人だけが無料で取得できるものです。この認証バッジがついていることで、どのフォロワーでもすぐに「公式に運営されているアカウントだ」ということが分かり、たとえアカウント名に「official」などの記載がなくても信頼性が高いアカウントであると判断されます。

しかしながら、この大きな効力を持つインスタグラムの認証バッジはほしいからといってユーザーが任意でつけたり外したりできるものではありません。また、たとえ公式アカウントであってもインスタグラム側が自動でつけてくれるものでもありません。

では、インスタグラムの認証バッジはどうすれば取得できるのでしょうか。また、インスタグラムの認証バッジを取得することでどういったメリットが期待できるのでしょうか。インスタグラムの認証バッジを取得するための条件や申請の手順、取得することで得られるメリットなどを知りマーケティング戦略に役立てていきましょう。

インスタグラムの認証バッジを取得するために必要な条件

既に触れたようにインスタグラムの認証バッジを取得するためにはインスタグラムの公式が発表している4つの条件を満たす必要があります。この条件を全て満たしていないと明らかに公式のアカウントが何度申請しても、その申請が受理されることはないでしょう。では、インスタグラムの認証バッジを取得するためにはどのような条件を満たす必要があるのでしょうか。公式で明示されている4つの条件を引用しながらそれぞれを満たすための方法を具体的に解説していきます。

アカウントが本物である

インスタグラムの認証バッジは単なる青いマークではありません。インスタグラムの公式側が「このアカウントは本物であり、投稿される情報は信頼することができる」ということを保証してくれるマークです。そのため、当然ながらインスタグラムに登録しているアカウントが本物でなければインスタグラムの認証バッジを取得することができません。

インスタグラムの公式サイトでは「実在の個人または登記されているビジネスや団体を表すアカウントである必要がある」という記載があります。そのため、いくらリアルな投稿であっても架空の人物の投稿では認証バッジを取得することはできません。また、仮に世界的に有名なものであってもドラマや漫画、小説などに登場する企業や団体がその世界観になりきって投稿している場合も、実在していない上に登記情報も確認できないため認証バッジを取得することはできません。

有名である

「インスタグラムの公式が認めている」というのが認証バッジの持つ意味ですので、当然ながら有名なアカウントじゃなければ認証バッジを取得することはできません。たとえばインスタグラムにはまっている個人が自分の身分を証明する書類など、後述する申請に必要な書類等を全て揃えて申請したとしても、そのアカウントが公式アカウントだと認められてインスタグラムの認証バッジを付与されることはあり得ないでしょう。

企業や団体ではなく個人がインスタグラムの認証バッジを取得するためには、本物であることはもちろん「インスタグラム公式が認証バッジを付与すべきと判断できるアカウントである価値」を持っていることも重要です。そのため、基本的には芸能人やモデル、非常に著名なインフルエンサーであるなどの条件を満たさないと個人がインスタグラムの認証バッジを取得することはほぼ不可能であると考えた方が良いでしょう。

独自性がある

インスタグラムの認証バッジを付与されるアカウントは「それ以外にはない唯一無二の情報を発信している」という価値も必要になってきます。インスタグラムの公式の説明文に「個人やビジネスごとに1つのアカウントのみが認証を受けられます。ただし、言語別のアカウントは例外です。」という記載がある通り、一般的には複数のアカウントで認証バッジを取得することはできません。

たとえば、どんなに有名な芸能人であっても「日常の出来事を投稿するアカウント」と「テレビなど、メディアへの出演情報などを投稿するアカウント」を分けて作成することは可能ですが、そのどちらにも認証バッジを付与することは規約上できません。Twitterであれば「芸能人のスタッフが運用している出演情報を紹介するアカウント」を作成できることもありますが、現時点ではインスタグラム上にそのようなアカウントを作成して認証バッジを取得することは困難だと言えるでしょう。

同様に、よくあるアカウントとして「芸能人の〇〇が発言した過去の名言集」などのアカウントをファンが作ることもあります。こちらのアカウントも本人ではないだけではなく、単に他の雑誌やメディアなどの発言をまとめたものだと認識されるので、どれほど芸能人本人が認証バッジをつけたいと願って申請したとしても、認証バッジが実際に付与されることはまずないでしょう。

ただし「言語別のアカウントは例外です。」という記載通り、言語が違うアカウントである場合は同一の個人や団体であっても複数のアカウントで認証バッジを取得することは可能です。その場合は「〇〇(芸能人の名前や企業名)_japan」のように、アカウント名で投稿する言語が分かりやすいようになっている場合がほとんどです。

また、世界的に有名なメーカーであるNIKEは「NIKE」本体の他にも「NIKEfootball」や「NIKEsportswear」といったジャンルごとのアカウントを持ち、その全てに認証バッジがついています。しかしながらこれらはNIKE自体がアカウントを分けているのではなくブランドごとに違う団体が申請していると見なされているので、特に違反行為をしているわけではありません。

 

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むしろ、それぞれのブランドで独自性が認められているということで、NIKEのブランドバリエーションの豊富さが分かる例外的な事例だと言えるでしょう。

完全である

この「完全である」という記載は、他の「本人である」や「独自性がある」と比べて分かりづらい内容だと感じる人も多いのではないでしょうか。しかしインスタグラム公式の説明文を見ると「アカウントが公開されていて、自己紹介、プロフィール写真、1つ以上の投稿がある必要があります。」という記載があるので、意味を理解するのはそれほど難しいことではないでしょう。

すなわち、どれほど世界的に知られていてファンからアカウントの作成が望まれているほどの人気がある芸能人や企業であっても、アカウントを新規に作成して何も設定が完了していない段階では、認証バッジを申請しても認められて付与されることはありません。身分を証明する書類を不正に手に入れた悪意のある人物が申請している可能性や本物であっても投稿する内容に悪意がある可能性を排除するために、インスタグラム公式も作成時点で認証バッジを付与することはできないでしょう。

そのためインスタグラム公式に「認証バッジを付与する価値がある」と認めさせるためにも、プロフィール写真等の設定をする必要があります。芸能人であれば自分の顔写真、企業で言えばブランドロゴなどユーザーに対しても分かりやすい画像にしておくことでフォロワーも増えやすくなり「有名である」という条件も満たしやすくなるでしょう。自己紹介文やプロフィール写真はのちほど無料で変更することも可能ですが、早期に認証バッジを取得することも目指すのであればアカウントを作成する前にあからじめ用意して固定した方がファンに分かりやすくすることができます。

インスタグラムの認証バッジの取得方法

前述した通り、インスタグラムの認証バッジはアカウントを単に運用しているだけでインスタグラム公式から自動的に付与されるわけではありません。上記の4つの条件を満たしていることは最低限の条件として、さらに自分たちでインスタグラムの認証バッジを取得するために申請することが必要です。

では、インスタグラムの認証バッジを取得するためにはどのような手順で申請すれば良いのでしょうか。ここでは申請する際に知っておきたい申請フローや必要な書類、さらに万が一却下されてしまった場合の対応策についても解説していきます。

本人確認書類を用意する

まずはアカウントが間違いなく本人によって運用することを証明しなければなりません。そのためにも本人確認書類を用意しましょう。個人であれば運転免許証やパスポートを用意する必要があります。日本人の多くは持っていませんが国民識別カードなども本人確認書類として使用することができるでしょう。できれば顔写真がついている身分証明賞の方が信頼度は高くなりますし、芸能人で本名と芸名が違う場合は間違いなく芸能人本人であることを証明できるように事務所の書類を用意する方が確実だと言われています。

また、企業の場合は納税申告書や最近の公共料金請求書、会社定款などを用意する必要があります。社長やアカウント運用者の身分証明書を用意しても認証バッジが付与されることはないので、注意しましょう。企業や団体のアカウントの場合は、運用の担当者ではなく「情報を発信する企業として公式かどうか」がインスタグラム公式が認証バッジを付与するための判断基準となります。

これらの本人確認書類の内容が明確に確認できるように写真を撮るかスキャンするかをして提出の準備を整えるようにしましょう。

アプリの設定オプションメニューから取得申請を行い、待つ

本人確認書類を用意することができたら、次はアプリからインスタグラム公式に対して認証バッジを取得するための申請を行うことが必要です。アカウントのホームページの「設定」の中に「アカウント」の項目があるので開き、そこから「認証リクエスト」を選択しましょう。そこにアカウント名と氏名(申請者の本名)、別の名前(芸名や企業名・団体名)を入力する必要があります。

また、認証バッジを取得するためにはアカウントのカテゴリも選択しなければなりません。用意されている選択肢は「News/Media(ニュース・メディア関係)」、「Sports(スポーツ関係)」、「Goverment/Politics(自治体、政府、政治関係)」、「Music(音楽関係)」、「Fashion(ファッション関係)」、「Entertainment(娯楽、趣味関係)」、「Blogger/Influencer(ブロガー、インフルエンサー関係)」、「Business/Brand/Organization(ビジネス、ブランド、組織、団体関係)」、「Other(前述のいずれにも当てはまらないジャンルのアカウント)」となっています。アカウントが主にどのような投稿をしているかを考えながらカテゴリを選択すると良いでしょう。

このカテゴリを選択した後は、「ファイルを選択」から先ほど用意した本人確認書類を添付する必要があります。この時点で書類を撮影してアップロードすることもできますが、この書類が汚れていたり字が小さくて見えないと申請が却下されてしまう可能性が非常に高くなります。撮影してアップロードだとそうした不具合に気付けない可能性が高くなってしまいますので、一度の申請で承認されるためにも事前に本人確認書類を準備して不備がないことを確認してから添付すると良いでしょう。

情報の入力とファイルの添付(アップロード)が終了したら、最後に「送信」ボタンを押すだけで認証バッジの申請処理は完了します。無事に認証された場合、インスタグラム公式から通知が届き、アカウント名の横に認証バッジが表示されるので確認してください。また、冒頭で触れた通りインスタグラムの認証バッジが付与されても特に料金などは請求されません。アカウントの信頼性が高まるだけですので、今まで通りのアカウント運用を続けていくと良いでしょう。

一度却下されても30日経過すれば再申請も可能

インスタグラムの申請画面にも書いてある通り、認証リクエストを送信したからといって認証バッジの付与が確約されるわけではありません。最初に紹介した4つの条件を全て満たしていないアカウントの場合は、認証バッジが付与されることはないでしょう。また、4つの条件を全て満たしている場合でも、入力情報が間違っていたりカテゴリの選択が不適切だったり、添付した本人確認書類が不明瞭な場合は申請が却下される恐れがあります。

しかしながら、一度却下されても申請日から30日経過していれば再度申請することができます。いつまで待ってもインスタグラム公式から通知がなく、さらに認証バッジの付与がされない場合は申請条件を満たしているかを再度確認してみましょう。特に「有名である」という認証条件はその他の「本物である」「独自性がある」「完全である」と比べて明確な指標がないので満たしているか分かりづらいと感じる人も多いのではないでしょうか。

こちらに関しては残念ながらインスタグラム公式からも明確な審査基準は発表されていません。ただし基本的には申請する本人(芸能人やインフルエンサー、もしくは企業自体)が有名であることだけではなくインスタグラム内においてフォロワー数や「いいね」の数が一定の基準を超えている必要があります。書類は絶対に完璧でその他の条件も満たしているのにも関わらず申請が却下されてしまった場合は、30日後にすぐに再申請するのではなく期間をおいてインスタグラム内での知名度を高めてから申請する方が良いかもしれません。

また、書類に関しても自分では完璧な書類に見えても文字がかすれていたり不明瞭だったりすると審査されない場合もあります。本人確認書類として適切な書類を用意しているかはもちろん、アップロードした書類が見やすいものであるかも併せて確認する方が良いでしょう。

また、認証バッジを申請する上で覚えておきたいのは認証バッジは一度取得することができても永遠に付与が保証されるわけではなく規約違反によって取り消される可能性もあるということです。4つの条件が明記されているインスタグラム公式のヘルプページにも記載がありますが「認証プロセスで偽の情報や誤解を招きやすい情報を提供した場合、認証バッジは取り消しとなり、さらにアカウント削除の措置を取る場合もあります。」という注釈があります。

すなわち、一度認証バッジを取得しても投稿する情報の信頼性が低いと判断された場合、認証バッジは取り消されてしまい再度申請しなければならない恐れがあります。さらに、認定バッジを取得したアカウントを第三者に売り渡すなどの行為は、認証バッジの取り消しだけではなくインスタグラムアカウント自体を削除される可能性もある行為です。一度インスタグラムの認証バッジを取得できた場合でも油断せず、常に正しい情報を投稿するように心がけておく必要があるでしょう。

インスタグラムの認証バッジを取得するメリット

インスタグラムの認証バッジを取得するのは無料で取得自体は可能であっても、書類を揃えたりインスタグラム公式が明示している4つの条件を満たしたりするなど意外と手間がかかってしまいます。しかしながら、その手間を押してでもインスタグラムの認証バッジには取得した方が良いと考えられるメリットが存在しています。

ここではインスタグラムの認証バッジを取得するメリットを4つ紹介していきます。なぜ取得しなければならないのか、取得することによってマーケティング上でどのように有利になるのかを知っておきましょう。

公式アカウントであることが誰にでもすぐ分かる

インスタグラムの認証バッジを取得する最大のメリットは、言うまでもなくそのアカウントが公式の者であると誰にでもすぐ分かるようになるということです。ほとんどの場合、公式のアカウントはアカウント名に「official」など分かりやすい単語を利用していたり、プロフィール欄に「公式が運用している」という文言を入れていたり、プロフィール画像に本人の顔写真や企業のロゴマークを使っていたりする場合がほとんどです。

しかしながら「official」という単語を使えるのは本人だけではありません。芸能人本人や企業がアカウントを開設する前に、ファンが「official」という単語を使って既にアカウントを作成してしまっている可能性もあります。「公式が発表した情報をまとめて発信するために」という善意でそういったアカウントを作成しているファンもいれば、敢えて間違った情報や炎上しそうなことを投稿するためにアカウントを作成している悪意のある人もいるでしょう。いずれにせよ「official」という文字が入っているアカウントは公式アカウントである可能性が高いと言え、それだけで公式だと判断することはできません。

自己紹介文やプロフィール画像に関しても同様で、そこに「本人が運用しています」と書くのも公式が発信している写真や画像を使うのも手間はかかりません。写真に関しては著作権や肖像権の侵害になりますが、なかなか本人や企業が全てのファンアカウントを把握することはできませんし、一般のユーザーがアカウント名に「official」とあり自己紹介文やプロフィール画像も本人らしきものであるアカウントを偽物だと看破することはほぼ不可能です。

しかし、インスタグラム公式が付与する認証バッジがあれば公式アカウントであることが誰の目にも明らかになります。既に自分ではない誰かが公式らしきアカウントを運用している場合でも、インスタグラム公式の認証バッジを取得することで自分が本物の公式アカウントであることを証明することができます。これだけでもインスタグラムの認証バッジを取得する価値はあると言えるでしょう。

外国人のフォロワーを獲得しやすくなる

さらに海外にも進出している芸能人や企業の場合は、外国人のフォロワーを獲得しやすくなるというメリットも忘れてはいけません。たとえば日本人のユーザーが空いてであれば投稿の際に日本語で公式アカウントである旨を説明し証拠を提示することで、認証バッジがなくても公式アカウントであることを証明することはできるでしょう。しかし、日本語が読めない、あるいは情報程度は読めても難しい日本語は理解できないユーザーに対しては証明することは至難の業になってしまいます。

しかし、インスタグラムが提供している認証バッジは世界共通です。同じようなアカウント名がたくさんある企業や芸能人であっても、認証バッジの有無によって言葉が分からないユーザーでも公式アカウントかどうかを判断することは容易になるでしょう。

インスタグラムを使ったマーケティング戦略において、フォロワーを増やして自らの投稿を多くの人の目に触れさせる機会を増やすことは、そのまま消費行動を促進して売上額をアップさせることにダイレクトに直結します。そうした観点から考えても、外国人のフォロワーを獲得しやすくなるということも見逃せないメリットであると言わざるを得ません。

インスタグラム内の検索で上位に表示されやすい

さらにインスタグラムの認証バッジには、インスタグラム内の検索で上位に表示されやすくなるという効果もあります。インスタグラムは基本的に自分のフォローしているアカウントを見るためだけに利用している人がほとんどですが、イベントの前などは女性が男性用のネクタイやメンズコスメの投稿を閲覧したり、男性が女性向けのコスメやジュエリーの投稿を閲覧したりといったこともあるでしょう。

そうした時にはハッシュタグ検索を行う人が大半ですが、ハッシュタグが人気のハッシュタグであればあるほど閲覧数も多い反面、投稿数も多くなってしまうため、閲覧される機会が少なくなってしまう恐れがあります。しかしながら、インスタグラムの認証バッジを取得しておくことで、ハッシュタグ検索を行った際にも検索結果の上位に表示されることができるようになります。

すなわち、競合他社に比べて自社の商品やキャンペーン、サービスを不特定多数のユーザーに対してアピールするチャンスが増えることになります。これはフォロワーを増やす機会にも繋がりますし、フォロワーにならなくても投稿を見たユーザーが企業に興味を持ち購入することに繋げることもできるでしょう。多くのアカウントがあるからこそ、検索結果の上位に表示されるといったことはメリットになるのです。

なりすまし被害を防げる

個人や企業の人気が高くなればなるほど、本人以外の人物がいわゆる「なりすまし」アカウントを作成するリスクは高くなります。単に「公式の情報をまとめて発信したい」という意志の下に作られたファンのアカウントであれば、自己紹介文に「非公式」であることを明記していたり、プロフィール画像も公式アカウントだと誤解されかねないものの利用は避けるなど分かりやすいアカウント運用をしてくれます。こうした非公式アカウントはゲームの攻略情報を発信したり長期にわたって連載している小説の考察などをするものに多くなりますが、非公式アカウントから公式アカウントをフォローするなど、誠意あるアカウント運用をしてくれるのでそれほど実害はありません。

むしろ注意すべきは、悪意を持ってなりすますアカウントを運用しているアンチの方です。こちらは有名人や企業の名前を騙ってフォロワーを増やすことだけを目的としていない場合がほとんどです。むしろマイナスイメージを与える発言や投稿、嘘のキャンペーン情報を投稿することで、本人が企業に対して悪いイメージを与えることを目的としているなど非常に悪意を持った運用をしてきます。

こうしたアンチに対して、公式が過剰に反応してしまうと第三者から「大人げない」や「心が狭い」と批判されてしまうこともあり対応に苦慮することも多いでしょう。しかしながら、インスタグラムの認証する最大のメリットでも既に触れた通り、認証バッジの付与さえ完了すればそうした悪意あるユーザーに対して毅然とした態度を取ることができます。周りの第三者に対してもどちらに正当性があるかを明示することはできるでしょう。

すなわち、インスタグラムの認証バッジを取得して公式アカウントであることを誰の目にも明らかにするということは、なりすましによるマイナスイメージの拡散を防げるばかりではなく、あらかじめ万が一なりすましアカウントが出てきた場合の炎上リスクを下げておくことができるのです。

認証バッジが取れない時に公式アカウントだと明示する方法

非常にメリットがあるインスタグラムの認証バッジですが、残念ながらアカウントを開設してすぐに付与してもらえるわけではありません。フォロワー数が思ったように伸びなければ「有名である」の項目を満たすことはできないので申請しても却下されてしまうこともありますし、場合によっては本人確認書類を揃えることに時間がかかってしまう場合もあるでしょう。

しかしながら、そうしたインスタグラムの認証バッジがない状況においても公式アカウントであることを明示する方法がないわけではありません。では、認証バッジが付与されるまでの期間にはどのように公式アカウントであることを明示すれば良いのでしょうか。3つの方法を紹介していきます。

公式HPからリンクを貼る

当然ながら公式HPの編集ができるのは公式の関係者だけです。そのため、仮にインスタグラムの認証バッジが付与されなくても公式HPからインスタグラムアカウントへのリンクを貼ることで公式が運用しているアカウントであることを明示することができます。これは、なりすまし被害を防ぎたい場合にも、あるいは既になりすまし被害に遭っている場合にも非常に有効な方法です。認証バッジが付与されていなくても「公式HPからのリンクが貼られている」ということで、かなり説得力のある主張ができるようになるでしょう。

さらには、公式HPからのリンクを貼っておくことは認証バッジが付与されるための条件を満たすためにも非常に有効です。公式HPからリンクを貼るだけではなく、目立つ場所に「公式インスタグラムのアカウントはこちら!」というような文言を書いておくことで、インスタグラムでのアカウント開設には気付かなかったものの、公式HPを日常的に閲覧しているユーザーのフォローを促すことができるでしょう。公式HPにリンクを貼ってフォロワーを増やすことができれば、認証バッジが付与される条件の1つである「有名であること」も満たしやすくなります。

実店舗を持っている企業の場合は、企業の入り口の部分やレジの部分に「インスタグラム始めました」というポップを提示し、アカウント名を明記しておくだけでフォロワーを増やすことも可能になります。公式アカウントだと主張するためにもフォロワーを増やすためにも、様々な場面で公式アカウントを紹介していくと良いでしょう。

他の認証バッジを取得しているSNSからリンクを貼る

公式の関係者だけが操作できるのは、公式HPだけではありません。他のSNSも公式のアカウント運用者がいるでしょう。そうしたその他のSNSアカウントが既に認証バッジを取得しているのであれば、その他のSNSからリンクを貼ることで公式のアカウントであることを明示することが可能です。

既にTwitterやFacebookでアカウントを運用していて、最近新規でインスタグラムのアカウントを作成した企業の場合はこの方法を使うことができます。こうすれば、公式HPにリンクを貼ったのと同じように公式アカウントであることが明示できるだけではなく、他のSNSを主に使っているユーザーに対してインスタグラムのアカウントのフォローも促すことができるようになります。認証バッジを取得しているSNSからリンクを貼ることも、公式HPからリンクを貼ることと同じ効果を持っていると考えても良いでしょう。

公式独自の情報を発信し続ける

公式HPからリンクを貼ることや、他の認証バッジを取得しているSNSからのリンクによっても公式アカウントであることを明示することは可能です。しかし、それらはあくまで「ユーザーが公式HPをチェックしている」ことや「ユーザーが他のSNSでもフォローしてくれている」ことが必要になります。それだと取りこぼしてしまうユーザーもいますので、インスタグラム内だけで完結する方法も知っておかなければなりません。

インスタグラム内だけで公式であることを明示するためには、公式同時の情報を発信し続けるようにしましょう。まだどこにも出していない新商品の情報やサービス開始の日程でも良いですし、キャンペーンや実際に使えるクーポンの配信でも構いません。「公式しか知りえない情報」を定期的に発信していくことで、たとえインスタグラムの認証バッジがついていなくても公式アカウントであることを明示することができるでしょう。なりすましアカウントの被害に遭っている場合でも、公式HPや他のSNSよりも先にインスタグラムで情報を発信し、さらにその情報が正しいことを示すことで公式アカウントであることを証明することができます。

特に新商品や新サービス、クーポンといったユーザーが知りたい最新の情報およびお得な情報を発信することで、フォロワーも増やすことが可能です。フォロワーを増やすことができれば、インスタグラムへの申請も通りやすくなるでしょう。公式であることを明示できるだけではなくフォロワーも増やすことができるこちらの手法は、ユーザーに公式サイトやその他のSNSを閲覧する手間をかけさせることもないので非常に使いやすい手法です。しかし一方で、日本語が理解できないユーザーに対しては通用しづらいというデメリットもあります。外国人のフォロワーが多い場合には使いづらいので、あくまでインスタグラムの認証バッジが取得できるまでの一時的な手法として認識しておくようにしましょう。

インスタグラムの認証バッジを取得してフォロワー数を伸ばそう

インスタグラムの認証バッジは申請しても必ず付与されるものではありません。しかしながら、一度申請が通ればめったなことで認証バッジが剥奪されることはないのでアカウント運用の際には忘れずに取得しておきたいものです。インスタグラムの認証バッジを取得することによって今までよりもさらにフォロワーを増やすこともできるので、アカウントを運用している場合は可能な限り早期に認証バッジを取得するようにしましょう。

しかしながら、インスタグラムの認証バッジを取得することでフォロワーを増やすことはできますが、一定数のフォロワーがいなければ認証バッジを取得することはできません。この状況に悩む企業も多いですが、インスタグラムのフォロワーを増やせるのは認証バッジだけではありません。フォロワーを増やしたい企業は、「コラボマーケティング」などインスタグラム運用のプロに相談することでフォロワーを増やすことも可能です。

インスタグラムの運用方法やインフルエンサーの起用、フォロワーの伸び悩みなどインスタグラムアカウントに関することは、プロに相談して悩みを解消してみるのも良いのではないでしょうか。