最新インスタグラム戦略!フォロワーを急増させるコンテンツからストーリーズ広告の活用術まで

「他者との差別化」「有名インフルエンサーの起用」インスタグラム戦略で本当に重要な事とは

マーケティングに、インスタグラムなどのSNS媒体を活用することは、もはや「一般常識である」とさえ言えるでしょう。インスタグラムを効果的に使用することができれば、実店舗への来客数を増やしたり、自社ECサイトの売上を増加させることも可能です。しかし、インスタグラムを効果的に使用できない企業も、珍しくありません。企業アカウントを開設しただけで、運用が止まってしまう企業も多いのです。また、店内の様子を公開したり、メニューの一部を掲載するなど、一般人と変わらないコンテンツを発信する企業も少なくありません。このような使用方法では、インスタグラムの強みを発揮できませんし、効果的な活用法とはとても評価できないでしょう。

企業アカウントには、どのような使用方法が求められているのでしょうか。この記事では、マーケティングにインスタグラムを利用する際の戦略のたてかたと、効果的なアカウント運用方法についてご紹介していきます。どういったコンテンツ、運用を行えばいいのか、また近年のユーザーの傾向についても詳しく解説していきましょう。「企業アカウントとして成立していない」「インスタグラム戦略がたてられない」という人は、是非参考にしてみてください。

インスタグラム基礎知識

インスタグラム戦略を考えるうえで重要になるのが、インスタグラムの特徴や傾向など基礎知識を理解することです。基礎知識を正しく理解しておけば、効果的な活用方法が見つかるだけではなく、これまでにない新しい使用方法も発見することができるでしょう。近年、地上波での活躍も目覚ましいYouTuberたちは、YouTubeという媒体の特徴を理解し、そして効果的なコンテンツを発信し続けたことから現在のポジションを獲得しています。こういったことからも、使用する媒体の基本や現状を把握することの重要性が理解できるでしょう。ここからは、インスタグラムの基本的情報から、2021年の現状まで詳しくご紹介していきます。基本知識から、今後どのような活用が望ましいか考えながら読み進めていきましょう。

国内外月間利用者数

  • 日本国内・・・3,300万人(2019年6月時点)
  • 日本国内外・・・10億人(2018年6月時点)

日本国内でのインスタグラム利用者は、3,300万人を突破していると言われています。日本人の3~4人に1人が、インスタグラムを利用しているということです。国外ではさらに利用者が増え、アクティブユーザー数は、10億人以上とも言われています。これだけ利用者の多いインスタグラムですが、国内外どちらも、最も使用されているSNS媒体というわけではありません。国内で最も利用されているのは、LINEです。日本の80%近い人々が、積極的に利用しています。LINEは、SNS(Social Networking Service)としてではなく、連絡ツールとしての認識が強いため、日本で実質一番利用されているSNSは、Twitterだと言えるでしょう。

日本で高い利用率を誇るLINEやTwitterも、世界では主力的SNSではありません。世界で最も利用されているのは、Facebookです。2020年10月時点で、利用者は27億4,000万人となっています。次いで利用されているのが、WhatsAppです。WhatsAppに次ぐ利用者数を抱えるYouTubeも、20億人を突破しています。

男女比率

インスタグラムの男女比は、女性がやや多く57:43となっています。「写真」「動画」「共感」という特徴から、女性人気を集めやすいSNS媒体なのです。また、インスタグラムは、写真だけで投稿が完了するため、手軽さも女性たちを惹きつけています。文字を使うTwitterであれば、言い回しや表現に注意が必要となりますが、インスタグラムではどのような写真を使っても咎められることがありません。文法や思想を否定されるリスクも少ないため、手軽に積極的に使用できるのが、インスタグラムの魅力でしょう。

参考のため、他SNS媒体の男女比もご紹介しましょう。世界利用率NO1のFacebook、日本でシェア率の高いTwitter及びLINEの男女比は上記の通りです。LINEは女性比率が若干高いものの、他媒体はいずれも男性比率が高くなっています。FacebookやTwitterは、写真や動画投稿ではなく、文字でのやり取りが主流となっているため、男性比率が高くなるのも頷けるでしょう。また、Facebookはビジネスツールとして活用されることも多く、男性比率が高い要因だと言えます。実名登録が求められる媒体は、信頼度が高く、ビジネスツールとしても大きな役割を担うことが可能です。そのため、実名登録が必要とされるClubhouseも、ビジネスツールとしての飛躍が期待されます。

世代別利用者数と男女比

インスタグラムの世代別利用者数と、男女比についてご紹介します。インスタグラムは、「若い世代に人気」というフレーズを、一度は聞いたことがあるでしょう。インスタグラムだけではなく、見ず知らずの相手とコミュニケーションを築くSNS媒体は、交流に抵抗感を持ちにくい若年層に受け入れられやすいと考えられているのです。しかし、数値を確認すると、若年層の利用者数が、圧倒的に多いわけではないことがわかります。10代の利用者数は352万人であり、50代の利用者数426万人よりも少ないのです。数値を確認すると、40代の利用者が最も多いことがわかります。

ではなぜ、インスタグラムは「若年層に人気」というフレーズが誕生したのでしょうか。それは、利用率に注目したためです。世代別の人口と、インスタグラム利用者数を活用し、世代別の利用率を算出することができます。10代(15歳以上)の人口は583万人で、そのうちインスタグラムを利用しているのは352万人です。つまり、10代の約60%がインスタグラムを利用していることになります。40代の場合、人口は1,851万人でありインスタグラムの利用者は618万人です。約33%しかインスタグラムを利用していないことになり、普及率が低いと判断されました。

このような数値から、インスタグラムは若年層に人気を持つSNS媒体という認識が広がったのです。しかし、数値を確認し理解すると、若年層に限定したマーケティング以外でも、インスタグラムが力を発揮できることがわかります。30代以上にも一定の影響力を持っていることがわかりますし、知名度や認知度の向上にも一役買うでしょう。

ストーリーズ利用率

インスタグラムの利用者を急激に増加させたとされるのが、ストーリーズ機能の導入です。ストーリーズ機能リリース以前のSNSは、写真や動画などのデータを長期的に保存することこそがメリットと考えられていました。美しい状態で保管され、いつでも他者と共有できる部分がメリットとされていたのです。しかしストーリーズ機能は、データに制限時間を設けました。データに、24時間で全てが消えてしまうという希少性をもたらし、高い視聴率及び利用率を生み出したのです。

ストーリーズ機能は、インスタグラムを利用する70%以上もの人々が積極的に活用しています。1日に、700万件ものストーリーがシェアされているといったデータもあるほどです。これからのインスタグラムマーケティングでは、ストーリーズ機能の活用方法も重要になってくるでしょう。ストーリーズ機能の他にも、注目するべき機能があります。「リール」や「ハッシュタグフォロー」です。2020年8月に、最大15秒の動画を投稿できる「リール」がリリースされました。人気SNS媒体Tik Tokに変わる存在として、大きな注目を集めています。このように、インスタグラムをはじめSNS媒体には次々に新機能が導入されているのです。マーケティングで効果的に活用するためにも、最新機能とその特徴について随時把握しておきましょう。

商品購入率

商品・サービスを利用する時、各SNSは大きな役割を担います。購入前の情報収集ツールとしてはもちろん、効果的な宣伝により、購入する予定のなかった商品でさえ、消費者に購入を決意させることもあるのです。では実際に、どのSNS媒体が、購買行動を促す際最も影響力を持っているのでしょうか。当然のことながら、利用する世代によって影響力を持つSNS媒体は異なります。

全体(10~60歳)で見た場合、最も影響力を持っているのは、YouTubeです。30%の人々が、YouTube広告・動画等をきっかけに、購入に踏み切っていました。YouTubeの次に影響力を持っているのが、インスタグラムです。世代別にすると、10~20代の間で最も影響力を持っているのがインスタグラムとなっています。半数以上の58%が、インスタグラム投稿をきっかけに、商品・サービスを利用していることがわかりました。意外なのは、50~60代へのインスタグラムの影響力です。購入動機として、最も影響を与えているのが、インスタグラムとなっています。このようなデータから、マーケティングに活用する媒体は、ターゲット層に応じて変える重要性が理解できるでしょう。また、インスタグラムは「若年層向けの媒体」という認識が、デメリットをもたらす固定概念であることもわかります。

企業アカウントをフォローする理由

インスタグラムなどのSNS媒体をマーケティングに活用するためには、消費者をフォロワーとして取り込むことが効率的です。企業が発信したい情報を、直接的に消費者に届けられるようになりますし、コミュニケーションの継続により、ファン層の育成も可能になります。実際に、80%以上の一般ユーザーが何かしらの企業アカウントをフォローし、インスタグラムの投稿をきっかけに、購買行動を起こしているのです。

では、一般ユーザーは、どのような理由から企業アカウントをフォローしようと考えるのでしょうか。一般ユーザーが企業アカウントをフォローする理由について、まとめました。企業アカウントをフォローする最も多い理由は、セールやキャンペーン情報、クーポン券の取得など、消費者側がお得になる情報を取得するためです。2番目に多い「新商品情報の収集」、3番目の「好きな商品の詳細情報の取得」は、情報収集ツールとして活躍するインスタグラムならではと言えるでしょう。4番目の項目も、情報収集に関する理由であることから、インスタグラムがいかに情報収集ツールとして活躍しているかがわかります。

また、これらのアンケートから、企業アカウントとして重要な要素を見つけることができます。それは、消費者が求める情報を提供するということです。企業が発信したいのは、自社商品・サービスの優れた部分、メリットなどでしょう。しかし消費者が求めているのは、消費者にとって利益となる情報です。商品の細かい説明よりも、消費者がいかに損をしないか、得になるかという情報を欲しています。企業アカウントの運用では、消費者が求める情報はどういったものなのか、消費者が求める情報の中にどうやって企業が発信したい情報を盛り込むかが重要なのです。

フォローを解除する理由

続いて、企業アカウントをフォロー解除する理由について、ご紹介していきましょう。最も多い理由は、「自分にとって関係のない投稿が多いため」です。企業アカウントをフォローしていても、自分にとって無益だと感じた場合、消費者はフォローを解除します。解除する際最も多い理由と、2番目に多い理由は、いずれもアカウントフォローに対する利益が見いだせなくなったという理由です。3番目に多い理由は、企業アカウントでの「投稿が頻繁だから」というものでした。

他者のアカウントから頻繁に投稿されたとしても、消費者本人に損失が発生するわけではありません。しかし、フォローを解除する理由として第3位の割合を占めていることから、消費者のSNS疲れの深刻さが懸念できるでしょう。また、注目すべき部分は、企業アカウントをフォロー解除したことがないという人の割合です。22%もの人々が、フォローを解除したことがないと回答していました。つまり、フォローさせることができれば、その後高い確率で継続的にコミュニケーションをとり続けられるということになります。フォローを解除されなければ、情報を見聞きさせることができますし、継続的なコミュニケーションによって失った興味・購買意欲を高めることも可能です。

マーケティングにおけるインスタグラムの役割

インスタグラムの基礎知識と合わせて、マーケティングにおける役割についても理解しておきましょう。インスタグラムが担っている役割が理解できれば、おのずと戦略や効果的な活用方法を実施することができます。インスタグラムの特徴及び、現代における役割をしっかり理解していきましょう。

提供

インスタグラムの大きな役割の1つは、情報を「提供」することです。動画や写真、文字など様々なツールを活用し、有益な情報を提供することがインスタグラムには求められています。ただし重要なことは、情報が消費者にとって有益であることです。現代は、一般ユーザーであっても、1人で多くの情報を収集することができます。また消費者は、あらゆる場面で、膨大な情報を与えられ続けているのです。地上波テレビの合間に流れるCMだけではなく、通勤途中の電光掲示板、YouTube動画に表示される広告など、常に膨大な情報が与えられています。そのため、情報に対する疲れや嫌悪感が増加しているのです。

インスタグラムには、溢れかえっている情報を整理し、ユーザーそれぞれに適した情報のみを表示させることが求められています。「有益さを感じられない」「無関係な情報ばかり見せられる」と感じた瞬間、ユーザーはインスタグラムのフォローを解除するのです。これからのインスタグラムは、常に消費者の欲求を把握し、情報を取捨選択したのち提供する必要があります。さらに、いかに消費者に「有益だ」と感じさせられるかが重要です。現代の日本において、生活に必要な物はほとんど揃っています。大勢が、既に必要な物を保有している状態なのです。このような状況下で商品・サービスを消費してもらうためには、いかに「必要か」「有益か」を感じさせられるかが重要になります。ただ最新の情報を提供するのではなく、提供する情報の質がますます問われていくでしょう。

選択の手助け

インスタグラムには、あらゆる選択の手助けが求められています。まず、膨大に存在・提供される情報の選択です。それぞれに適した情報、今後必要とされる可能性の高い情報の提供が求められています。それだけではなく、その中からさらに絞り込む、選択の手助けが求められているのです。例えば、「カフェ」という情報を提供する場合、地域や金額、雰囲気などユーザーの好みに合わせて情報を絞り込みます。ある程度絞り込んだ後、「ベスト〇位」「おすすめ〇選」といった形で、さらに情報を絞り込む必要があるのです。

多すぎる情報は、消費者にストレスを与え、選択する思考力を奪っていきます。そのため、情報を提供する側が、ほとんど絞り込んだ状態で提供しなければなりません。選択の手助けで重要なことは、最終判断はユーザーに委ねるということです。人間は、自分で選択したまたは選択したと思い込んでいる事柄に、強い信頼感を持ちます。仮に、企業側から「絶対にこれにしてください」と商品・サービスを名指しされた場合、嫌悪感が強くなり、名指しされたもの以外を選択したくなってしまうのです。このような心理から、最もいい商品・サービス1つを紹介するのではなく、複数紹介し、ユーザーに最終選択の余地を提供することも重要になります。

拡散

インスタグラムの役割は、質の高い情報発信だけではありません。リーチ力を活かした、情報の拡散も大きな役割です。インスタグラムなどのSNS媒体が活躍する以前、マス広告が圧倒的影響力を保有していました。企業が作成した質の高い広告を、日本全国に届ける役割を担っていたのです。インスタグラムには、以前のマス広告が担っていた拡散が求められています。優れた情報、質の高いコンテンツの作成はもちろん、それらを広く周知させることがマーケティングでは必要です。インスタグラムは、各世代に利用者を有していますし、世代や性別によっては90%以上の影響力を持っている媒体です。さらに、日本国外への影響力も持ち合わせているため、マス広告以上の拡散が期待できるでしょう。

つまり、マーケティングにインスタグラムを活用する場合、質の高いコンテンツ作成に加え、的確に拡散していかなければならないのです。各世代に影響力を持ち、海外へのリーチ力も期待できるインスタグラムですが、ただ運用するだけでは意味がありません。企業をはじめ、多くの人々がインスタグラムを活用し情報を発信しています。その中で、自社の情報を大勢に届ける工夫、戦略が必要なのです。

知名度・認知度の向上

インスタグラムには、知名度・認知度の向上が求められます。そのため、消費者が欲している情報に、企業や商品の情報も盛り込んでいかなければなりません。奇抜さだけを持った広告は、インパクトにより消費者の興味を惹き付けることができます。しかしそれだけでは、一時的な欲求のみしか作り出せないのです。インパクトのみを追求すると、「炎上」という行為に類似し、企業イメージや商品への印象を意図しない方向に誘導してしまう恐れがあります。

インパクトを作り出すだけではなく、知名度・認知度を向上させる企業や商品の情報提供、これらの拡散がインスタグラムに求められる役割なのです。そのため、商品やサービスの使用事例や企業としての活動報告の紹介も必要となります。知名度や認知度を効率的に向上させるため、インフルエンサーの起用もおすすめです。インフルエンサーは、既に多くのフォロワーと信頼関係を形成しているため、訴求力が高く情報の信頼度も有しています。

購入媒体

インスタグラムは、ただの情報収集ツールではありません。情報を集めることはもちろん、その場で購入することもできる購入媒体としての役割も担っているのです。新型コロナウイルスの流行により、購入媒体としての役割はさらに加速しています。インスタグラムを活用したマーケティングでは、その場で購入できる導線の確保も求められているのです。ショッピング機能を活用したり、外部ECサイトへのスムーズな移動の準備も進める必要があるでしょう。

インスタグラムでリリースされたショッピング機能を利用するためには、必要な条件があります。ビジネスプロフィールに移行済みであること、親会社であるFacebookと連携していることなどが条件です。ショッピング機能を利用しない場合、プロフィール欄に外部URLを掲載する方法もあります。URLの記載も悪くはありませんが、インスタグラムは情報を検索し、ヒットした投稿を視聴する媒体です。つまり、プロフィール欄のURLから購入を促す場合、ヒットした投稿からアカウント名をクリックし、プロフィール欄を読みこんだのち外部サイトへ移行するという複数の工程が必要となります。工程が多すぎる(2~3工程)と、離脱率が高まり購買行動に結びつかない可能性が高まってしまうのです。購入媒体としての役割を理解し、購入までの導線を整備する必要があるでしょう。

顧客兼マーケター

インスタグラムで交流する他ユーザーは、自社の顧客であり、マーケターでもあります。インスタグラムでは、誰でも簡単に、多くの情報を発信することが可能です。そのため、気に入った商品・サービスを、積極的に発信する消費者も珍しくありません。マーケティングでは、他ユーザーを顧客として扱うだけではなくマーケターに成長させ、さらなる売上増加を望むことも可能なのです。

顧客兼マーケターを育て上げるためには、商品・サービスの良質さはもちろん、誰もが「素晴らしい」と感じる情報の作成が必要となります。インスタグラムユーザーは、他者に評価される可能性の高い情報を積極的に発信するため、高評価しやすい優れた情報が必要となるのです。写真や動画、文字などあらゆるツールが使用できるインスタグラムでは、大勢が「発信したい」と思える情報を提供しなければなりません。バイラルマーケティングが発生する環境を整えることが、インスタグラムを運用する企業に求められているのです。

インスタグラムのメリットを活かす効果的な戦略

それではここから、インスタグラムのメリットを活かす効果的な戦略のたて方と、実施する際のポイントについて解説していきましょう。戦略をたてる時、それらを実施する時どちらも、インスタグラムの特徴や役割を常に念頭に置いておく必要があります。

KGI・KPIの設定

戦略で最も重要であり、最初に行うべきことは、KGI(Key Goal Indicator)及びKPI(Key Performance Indicator)の設定です。KGIは、マーケティング戦略における最終目標であり、結果を意味しています。KPIは、KGIを達成するために必要な、過程を意味する指標です。多くの場合、KGIは「売上〇%アップ」「前年比〇〇%増加」などでしょう。

KGI及びKPIの設定が重要な理由は、戦略や行動が大きく変わるためです。売上率をKGIに設定した場合、KPIでは「フォロワーの増加」「インプレッション数の〇%上昇」などになります。しかし、KGIやKPIの設定が曖昧な場合、または共有できていなかった場合、フォロワー獲得に注力し「炎上」まがいな広告を掲載したり、フォロワー買い、相互フォローを実施するなど、売上に結びつかない行動をとってしまう恐れがあるのです。最終目標と、通過目標の設定は、戦略の道筋を共有したり軌道修正する際にも非常に重要となります。インスタグラムを利用したマーケティングでも、他マーケティングであっても、KGIを設定し、KGIを達成するために必要となるKPIを複数設定し、メンバー全員と共有しましょう。

ターゲット層とペルソナの設定

インスタグラムを活用したマーケティングでは、より詳細なターゲット層の把握とペルソナの設定が必要です。インスタグラムなどのSNS媒体は、ユーザーの情報、アカウントへのアクセス層が数値として把握できます。つまり、これまで難しかったターゲット層を数値として把握することが可能になるのです。算出したターゲット層を元に、ペルソナの設定を行います。詳細にペルソナを設定することにより、効果を発揮する情報発信、広告の作成を行うことが可能になるのです。インスタグラムでは、情報発信や広告の結果が数値として表示されます。つまり、感情や雰囲気など曖昧なものではなく、数値として進捗の把握ができ、効率的なマーケティングが可能となるのです。

また、上記でも解説したように、各SNS媒体にはユーザーの特徴があります。より具体的なペルソナを設定することにより、使用する媒体の選択、併用するべき媒体や情報の選択も容易となるため、スムーズにマーケティングを進めることが可能となるのです。ペルソナの設定は、フォロー解除のリスクも軽減させることができるため、アカウントを質の高い状態のまま維持することも向上させることもできます。ターゲット層の把握及びペルソナの設定は、他あらゆるマーケティングの基本だと言えますが、インスタグラムなどのSNS媒体を利用するマーケティングではより重要になることを理解しておきましょう。

流行の把握

インスタグラムなどのSNS媒体は、目まぐるしく流行が変化します。数秒単位で情報が行き来し、発信された情報に対して多くのアンサーが瞬時に送られるためです。そのため、常に最新の流行を把握しておく必要があります。流行の把握は、マーケティングを効果的に進められるだけではなく、炎上などのデメリットや、誤解による風評被害等のリスクを排除することもできるのです。また、インパクトによる瞬間的な注目を集めたり、市場開拓や知名度・認知度の向上にも繋げられるでしょう。後項で解説しますが、露出の度合いにも影響するため、流行には敏感になっておく必要があります。

的確なコンテンツ

インスタグラムを活用したマーケティングでは、的確なコンテンツの発信が必要です。そのためにも、ターゲット層及びペルソナの設定を活用します。的確なコンテンツとは、自社が発信したい情報ではありません。設立までにかかった費用や内装におけるこだわりなど、利用する消費者にとっては興味のない情報です。オーナーや友人、身内などが楽しんでいる姿など、みじんも興味がないでしょう。

インスタグラムを活用し、効果的なマーケティングを実施したいのであれば、消費者が知りたいと思っている情報を的確に提供しなければなりません。営業時間やメニュー、発生する金額など、消費者にとって有益なコンテンツの発信が必要です。そして発信するコンテンツには、統一性が必要となります。毎回異なる加工を施した写真を掲載したり、世界観の異なる投稿は、ブランディングとしても不成立です。複数人でアカウントを運用する場合は、特に注意しましょう。投稿に統一性をもたせるためにも、ペルソナの設定と共有、KPIの定期的な確認を行う必要があります。

露出

SNSは拡散力を持っていますが、現代では発信される情報が多すぎるあまり、拡散力を発揮する間もなく情報が埋もれてしまいます。そのため、作成した情報の露出度を、どのようにして高めていくか考える必要があるのです。露出度を高める方法としては、「炎上」や「インパクト」が有効だと言えるでしょう。しかしこれらにはデメリットも発生するため、活用には注意が必要です。

デメリットを減らし露出を増やす方法としては、流行の活用がおすすめできます。投稿に随時流行を取り入れることで、流行を窓口に、大勢に情報を届けることが可能です。「〇〇してみた」「〇〇な人と繋がりたい」などがいい例でしょう。爆発的流行を見せる事柄を投稿に取り入れることにより、商品やサービスを検索していなかった層に情報を露出させることができます。インスタグラムやYouTubeなどのSNS媒体は、独自のアルゴリズムにより、関連情報として自動的にユーザーに情報を届ける仕組みとなっているため、視聴する可能性を高めることが可能になるのです。

柔軟で迅速な軌道修正

インスタグラムだけではなく、SNS媒体の世界は、目まぐるしく変化していきます。昨日評価されていた事柄が、今日になって大きな批判を集めることも十分に考えられる世界なのです。そのため、柔軟で迅速な軌道修正及びそれらを可能とする体制が必要になります。SNSを活用したマーケティングでは、様々な情報を数値化し、共有することも容易です。そのため、軌道修正しなければならない部分も、どのような行動が必要かなども瞬時に判断することができます。柔軟で迅速な軌道修正を行える環境を作りつつ、KPI・KGIに沿った戦略を行っていきましょう。

起用するインフルエンサーの質

埋もれてしまう情報を、的確にユーザーに届けるため、インフルエンサーの起用も非常に重要です。インフルエンサーは、既にフォロワーと信頼関係を形成しています。良質なインフルエンサーを起用することにより、形成された信頼関係をマーケティングに活用することが可能になるのです。また、インフルエンサーは訴求力を持った情報作成に特化しています。消費者の気持ちを動かしたり、誘導する情報作成に長けているのです。そのため、企業が作成する以上の効果を持った情報を作成することができるため、より効果的なマーケティングが可能になるでしょう。

しかしこういった効果を得るためには、優れたインフルエンサーを選定する必要があります。インフルエンサーの中には、フォロワーを購入したり、違法な手段により影響力を水増ししている人もいるのです。以前は影響力を持っていたが、宣伝やスパム行為、情報の質の低下により影響力を失っているインフルエンサーも珍しくありません。良質なインフルエンサーを起用し、マーケティング効果を高めるためにも、マッチングプラットフォームの「トリドリマーケティング(旧コラボマーケティング)」を活用してみましょう。多くの提携実績を持つ優れたインフルエンサーが在籍しているだけではなく、トリドリマーケティングが保有するインフルエンサーマーケティングの知識や技術を活用することができます。インフルエンサーの採用にかかる時間やコストを削減し、消費者に提供する商品・サービスに注力することが可能です。

最新機能・最新戦略を実施しインスタグラムのポテンシャルを最大限に活用していこう!

インスタグラムには、日々新しいサービス・機能が導入されています。それらを把握し、深く理解することにより、マーケティングも優位に進められるようになるでしょう。しかし、最新情報だけに囚われるのではなく、インスタグラムの基本的情報や、これまで力を発揮してきたインフルエンサーの存在も忘れてはいけません。流行が変化しても、力を発揮できる存在は変わらず大きなメリットを生み出すことができるのです。流行に流されず効果的なマーケティングを実施するためにも、優れたパートナーを選択していきましょう。インフルエンサーの起用に迷った時、大きな不安を抱えていたり、リスクを最小限に減らしたい場合は、企業とインフルエンサーを繋ぐ「トリドリマーケティング」を利用してみてください。最新機能・最新戦略を駆使し、大きな利益を獲得していきましょう。