インスタグラムの広告にかかる料金は?運用手順から費用感まで詳しく解説

皆さんはInstagramでの広告についてご存知でしょうか?
最低100円から運用可能と手軽に使うことができて、またInstagramは今流行のSNSであることから、広告を検討している企業も多いと思います。

この記事では、インスタグラムで広告を出すために必要な費用や、課金方法、運用方法についてご紹介していきます!
また、広告の配信方法についても説明していくので、ぜひご覧ください。

 

Instagram広告とは?

Facebookと同様の広告システムで、FacebookやInstagramが持っているデータ以外にも、提携しているデータ分析会社のターゲティング情報も活用できるのが特徴です。
居住地や年齢、性別はもちろんのこと、趣味嗜好や職業など、様々なターゲティングが可能です。
配信される広告はユーザーのタイムラインやストーリーに差し込まれて自然に閲覧されるため、効果が期待できます。

また、Instagram広告はセルフサーブ型(配信期間や好みの予算を自ら設定してその条件下で広告を配信できる形式)の広告なので、自分で条件を自由に設定できます。

①認知獲得のための出稿

まず、認知獲得を目的として広告を出稿するケースをみていきます。
認知獲得のためには、多くのターゲットユーザーに認知をしてもらわなければいけないため、ある程度まとまった金額が必要となります。
そのため、どのような施策を行うのかにも金額は変動しますが、数十万円〜数百万円(月額費用)が広告の効果を実感できるおおよその予算でしょう。
広告に割ける予算が少ない場合、誰に認知してもらいたいのかを決め、ターゲットを絞る必要があります。
ターゲットを絞る場合、例えば「大宮に住む女子大学生で、都内の大学に通っている」というように、確実に認知してもらいたいターゲット像を詳細に作り上げましょう。

②コンバージョン獲得のための出稿

キャンペーンへの応募、商品の購入、アプリのインストールなどのコンバージョン獲得を目的にする場合、単価をしっかり決めて広告を配信することで低予算でも確実に成果を出すことができます。
ただし、予算をある程度かける方が、オーガニック流入の可能性や頻度が高まるため、広告効果は最大化しやすくなります。
ここでのオーガニック流入とは、例えば広告を見た人が実際にアプリをインストールした後に友人に勧めることや、キャンペーンに応募したことをSNSに投稿し、その投稿を見た別の人もキャンペーンに参加する…というような広がりによる目的達成を指します。

Instagramの広告費用は?

最低100円から好きな予算内で出稿することができるので、認知を広げることが目的であれば、とにかくお金をかけることもできますし、ターゲットを絞って確実に成果を上げていくことを狙うのであれば、値段帯を抑えて運用することもできます。

認知を広げる際は、どのような施策を行うかにも金額は変わってきますが、数十万円〜数百万円(月額費用)が広告の効果を感じることができる値段帯と言えるでしょう。

一つ一つの広告に値段を抑えて、ターゲットを絞る際、必ず認知をしてもらいたいターゲット層をはっきりさせることが大事です。
そのターゲット層がより明確であればあるほど、成果につながる可能性が高くなります。
ですが、やはりどんなにターゲット層を絞っても、ある程度予算をかける方が、よりオーガニック流入の可能性、頻度が高くなってくるので、広告成果をより感じることができるでしょう。

オーガニック流入とは、広告を見たユーザーがアプリをインストールした後に、他ユーザーに勧めることや、キャンペーンなどの投稿を見た他ユーザーが、キャンペーンに参加するなど1人だけでなく他のユーザーに広げていくことを言います。

このように値段を抑えてのスモールビジネスや、短期間で高額をかけて運用も可能なのが、大きな特徴と言えるでしょう。

Instagramの広告を行うための課金方法

Instagram広告の課金方法にはCPM課金、CPC課金、CPI課金、CPV課金の4種類から選べます。
企業の目的によって使い分けることで、より効率的に課金することができます。

①CPM課金

CPMとはCost Per Milleの略で、広告が1000回表示される毎に課金が発生します。
インプレッション課金とも呼ばれていて、認知やリーチを目的とした広告配信の際に選択しましょう。

②CPC課金

CPCとはCost Per Clickの略で、広告がクリックされる度に課金が発生する方式です。
ウェブサイトへの誘導等を目的とした、広告配信の際に選択しましょう。

③CPI課金

CPIとは、Cost Per Installの略で、アプリがインストールされる度に課金が発生する方式です。
主にスマートフォン向けアプリのインストールを目的とした配信の際に選択しましょう。

④CPV課金

CPVとは、Cost Per Viewの略で、動画が10秒以上再生される度に課金が発生する方式です。
動画広告のみで選択可能な方式であり、認知獲得を目的とした動画キャンペーンの広告出稿の際に選択しましょう。

Instagram広告の運用手順

  • 配信方法を選択する

配信方法は大きく2つに分けることができます。Facebook広告と共通である広告マネージャを使う方法と、Instagramアプリから配信する方法です。
今回は、広告の管理が行いやすいのは広告マネージャの広告出稿手順をご紹介していきます。

  • Instagramアカウントを作成

企業用のInstagramアカウントを作成します。Instagramアカウントは、広告へのリンクを作成する際に必要になります。

  • 広告の目的・ターゲット層を設定する

広告の配信方法が決まり、アカウントも作成できたら、続いて広告の目的やターゲット層の設定を行いましょう。
このターゲット層の設定が、広告のキャンペーン部分となります。
広告を行うにおいて、一番大事な部分と言っていいポイントですが、最初の広告から必ず完璧にターゲティングをすることは不可能ですので、配信開始後から広告マネージャを使い、いつでも変更することができるので、まずは現時点でお考えのターゲット層を設定してみましょう。

設定できる目的・ターゲット層は以下のとおりです。

ブランドの認知度アップ
リーチ
トラフィック(ウェブサイトへのクリック数またはアプリストアへのクリック数)
アプリのインストール
エンゲージメント(投稿のエンゲージメントのみ)
動画の再生数アップ
コンバージョン(ウェブサイトでのコンバージョンまたはアプリ内コンバージョン)

出典:広告マネージャでInstagram広告を作成する

所在地
年齢
性別
言語
利用者層データ、趣味・関心、行動
Facebookデータ(人間関係やイベント)

出典:新しいオーディエンスのリーチについて

次に何を目的として、どのユーザーに広告配信を行うかを決めましょう。

  • 予算と掲載期間の決定

目的・ターゲットと決めてきましたが、広告を出す際に使える予算・掲載期間も決定する必要があります。なお、広告は、広告枠について落札ができれば請求が行われる仕組みですので、設定した予算がすべて消化されないこともあります。

予算の設定方法は大きく2つに分かれます。

1日の予算:掲載期間またはキャンペーンに支払う1日ごとの費用の平均額
通算予算 :掲載期間またはキャンペーンの掲載期間全体で支払う費用の上限額
設定した予算は、配信後に広告マネージャからいつでも変更できます。

  • 紐付けるInstagramアカウントを選択する

予算と掲載期間を設定できたら、作成したInstagramアカウントに紐づけましょう。
広告は、紐づけたアカウントの投稿から配信されます。

  • 広告を作成する

ここまでの手順が終わりましたら、いよいよ広告の作成を行います。
配信側が作成できる箇所は、画像や動画から見出し、キャプション(テキスト)、CTAボタンの内容があります。
広告のフォーマットを選択して、動画や画像を選んでいきましょう。

  • プレビューで確認して配信

広告は、プレビュー機能を使ってどう配信されるのか、誤字脱字や、画像、動画が間違っていないかを確認しながら、制作していきましょう。

途中で下書き保存をすることも可能ですので、一つ一つしっかりと確認しながら作成していきましょう。
上記のチェックが終わりましたら、配信開始ボタンを押すことで、広告運用が始まります。

このように広告配信を開始するまでは、それほど難しくはありません。最初から完璧を目指さず、まずは一度配信まで行ってから、徐々に調整していきましょう。

Instagram広告の種類

Instagram広告には6種類の広告があります。

写真広告、動画広告、カルーセル広告、ストーリーズ広告、コレクション広告、インスタントエクスペリエンス広告から選ぶことが可能で、それぞれの特徴や条件、サイズも違うものになるので、目的に合わせて広告を選びましょう。

写真広告

写真広告は、静止画1枚とキャプション(テキスト)を表示することができます。
タイムライン上に投稿が表示されるので、違和感なく投稿することが可能で、広告の下にCTA(Call To Action)ボタンを設置することができるので、ユーザーを誘導しやすく、クリック率の向上が見込めます。

また、それぞれのバナーの解像度について次のように規定されており、遵守する必要があります。

【共通】
ファイルタイプ: .jpg、.png
最大サイズ: 30MB

【正方形】
最小解像度: 600 x 600ピクセル
最大解像度: 1936 x 1936ピクセル

【横長(長方形)】
最小解像度: 600 x 315ピクセル
最大解像度: 1936 x 1936ピクセル

【縦長】
最小解像度: 600 x 750ピクセル
最大解像度: 1936 x 1936ピクセル

写真広告も一般の投稿と同じ正方形を奨励していて、以下のサイズ感となっています。

画像アスペクト比: 1:1
画像サイズ: 1080 x 1080ピクセル
キャプション: テキストのみ、125文字以内を推奨

画像広告の場合、使用する画像1枚にテキスト要素の割合を20%以内に収める必要があるので、注意しましょう。

動画広告

動画広告は、1本の動画とキャプション(テキスト)を表示することができる広告形式です。動画は「正方形」と「横長(長方形)」が入稿可能となっています。実際に動いていることで、訴求力の上がるもの、たとえばスポーツ用品や、ゲームアプリなどと相性がよいでしょう。
動画広告では1本の動画とキャプション(テキスト)を利用することができます。実際に動いているものを表示できるので、スポーツ用品やゲームアプリと相性が良く訴求力が上がります。

また、動画について次のように規定されており、遵守する必要があります。

動画アスペクト比: Instagramは1.91:1~4:5の動画アスペクト比に対応しています。
これには、横長(1.91:1)、正方形(1:1)、縦長(4:5)があります。
最小解像度: 600 x 315ピクセル(1.91:1横長) / 600 x 600ピクセル(1:1正方形) / 600 x 750ピクセル(4:5縦長)
長さ(最短): 最小値なし
長さ(最長): 60秒
サポートする動画コーデック: H.264、VP8
サポートする音声コーデック: AAC、Vorbis
最大サイズ: 4GB
フレームレート: 最大30fps
ビットレート: ファイルサイズが1GB以内で、2パスエンコードを使っている限り、ビットレートに上限はありません。それ以外の場合は、1080pなら8Mbps、720pなら4Mbpsとなります。

動画広告の際も、スマートフォンでの閲覧最適化を考え「正方形」での投稿を奨励しております。

アスペクト比: 1:1
動画: H.264圧縮方式、ハイプロファイル推奨、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン
形式: .mp4コンテナ(movアトムが先頭に配置され、編集リストなしであることが望ましい)
オーディオ: ステレオAACオーディオ圧縮、128kbps以上を推奨
キャプション: テキストのみ、125文字以内を推奨

こちらの広告方法でも、動画再生前に表示されるサムネイル画像に占めるテキスト要素の割合を20%以内に収める必要があります。

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数枚の写真、動画とキャプション(テキスト)を表示することができます。枚数が増えることで、より多くの情報を与えることができるので、訴求率も期待できます。

インスタ 広告

画像は正方形にトリミングされるので、最初から正方形のクリエイティブを制作することをおすすめします。
また、カルーセルで表示するそれぞれの画像については次のように規定されており、遵守する必要があります。

カード点数(最小): 2
カード点数(最大): 10
画像アスペクト比: 1:1
最小解像度: 600 x 600ピクセル
ファイルタイプ: .jpg、.png
最大サイズ: 画像1枚につき30MB
キャプション: テキストのみ、最長2,200文字

こちらも正方形で、短いキャプション(テキスト)での入稿を奨励しています。

画像サイズ: 1080 x 1080ピクセル
キャプション: テキストのみ、125文字以内を推奨

カルーセル広告では、今までの広告と違い、入稿する全ての画像について、テキスト要素の割合を20%以内に収める必要があります。
20%をオーバーすると、広告自体のリーチ数に大きな影響を与えるので、投稿する全ての画像をチェックするようにしましょう。

ストーリー広告

ストーリーズ広告は、1枚の画像、もしくは1本の動画を表示することできます。インスタグラムのストーリー上に自然と差し込まれるので、画像や、動画で商品やブランドをアピールできます。
画像・動画共にフルスクリーン対応の9:16にて入稿する必要があります。

インスタ 広告

また、画像や動画それぞれについて次のように規定されており、遵守する必要があります。

アスペクト比: 1:91~4:5
奨励解像度: 1080 x 1920
最小解像度: 600 x 1067
サポートする拡張子: 動画 .mp4、.mov、.gif 画像 .jpg、.png
サポートする動画コーデック: h.264, VP8
サポートする音声コーデック: AAC, Vorbis
最大サイズ: 動画 4GB 画像 30MB
最大表示時間: 最大15秒
画像1枚の表示時間: 3秒

ストーリー広告に画像を入稿する場合、次のことが奨励されています。

推奨画像サイズ:
1,080 x 1,920ピクセル

また、ストーリー広告に動画を入稿する際は、次のことが奨励されています。

奨励アスペクト比9:16
(Facebookでも同様に動画キャンペーンを行う場合は、4:5を奨励)

コレクション広告

コレクション広告は、自社製品を、カタログ形式にして表示できる広告フォーマットです。
メインとなる大きい画像、もしくは動画の下にカタログを表示することができるので、目につきやすく、商品をよりアピールすることができます。

また、コレクション広告で表示する画像については次のように規定されており、遵守する必要があります。

見出し: 25文字以内推奨
テキスト: 90文字以内推奨
Instagramは正方形(1:1)、フル横型/横長(16:9)、スライドショーに対応しています。
1:1よりも縦長のアスペクト比には対応しません。
画像の最小幅: 500ピクセル
画像の最小高さ: 500ピクセル

 

インスタントエクスペリエンス(旧:キャンバス)広告

Facebookインスタントエクスペリエンス広告(キャンパス広告)とは、スマートフォン向けの全画面表示することができる、ランディングページテンプレートです。
広告をタップすると、商品が全画面に表示されるので、インパクトがあり、印象に残るものとなります。

リスティングやバナー画像をタップすると、自社で用意したLP(ランディングページ)や公式 Webサイトに遷移しますが、サイトアクセス時に読み込みが発生します。他サイトへ遷移は、インスタグラムを閲覧していたユーザーからすると面倒に感じる人が多く、離脱率が高い傾向にありました。

それに対してインスタントエクスペリエンス広告はコンテンツの一部のように感じさせることができて、ユーザーに興味を持たせることができるので、離脱率を下げる効果があり、CV率(コンバージョンレート)を改善することができます。

 

まとめ

Instagramは、ますますユーザーが増えており、また使える広告の種類も多いため、新規のファンを増やすにはとても良いプラットフォームです。Instagram広告を運用する際には、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。